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★習近平、極秘に中央銀行と外国為替委員会を訪問

2023年11月04日 | 中国

 

習皇帝が今頃になって経済施策の失敗を反省したのでしょうか。極秘で中央銀行と外国為替委員会を訪問したのだそうです。
  李克強の死も関係がありそうに思えます。

  宮崎さんが取り上げてくれています。いよいよ習皇帝のChinaへの幕引きが始まるのでしょうか。期待します。

  「宮崎正弘の国際情勢解題」より  令和五年(2023)11月1日(水曜日) 通巻第7983号 

 政治局常務委員が総出で、「最高財務会議」を開催していた。 
  虚しく謳われた『質の高い金融』って何だ?

 10月30日、31日、国際的には「香山フォーラム」開催中で、ちょうど同じ時期に中国共産党は政治局常務委員七名が総出で、「最高財務会議」を開催していた。 
テーマは「監督強化、質の高い発展確保」だった。

 この「中央金融工作会議」は、「金融監督を包括的に強化し、金融システムを改善し、金融サービスを最適化し、リスクを予防・解決し、中国の特色ある金融発展の道を探り、『質の高い金融』の発展を促進する」と唱えた。
『質の高い金融』って何だ?

 抽象的なリテラシーが並んだ。
「世界的な課題やリスクにもかかわらず、金融業界の安定的かつ健全な発展を確保する。金融は国家経済の生命線であり、国家の中核競争力の重要な要素であ る。『金融大国』の構築、金融監督の強化、金融システムの改善、金融サービスの最適化、リスクの防止」などの言葉が飛び交った。

 いま中国が喫緊に必要とする改革案はなにも提示されず、また不動産デベロッパーの破産、ローンの支払い停止運動、碧桂園、恒大集団などへの抗議活動が続いているが、なすすべもなく警備強化に血道を上げるのみ。

 さらには個人の預金をしらべあげ、「不動産を買え」と強制している。地方銀行は不良債権の山、社会融資総額はじつに7000兆円を越える。

 外資は逃げた。
 中国は米国債をおよそ5000億ドル、市場で売却した模様で、外貨準備は事実上、底をついている。中国関連企業は10月31日の株式市場で総崩れとなっており、たとえば村田製作所、オムロン、TOTOなどは業績を激減させた。

 打つ手はない。
経済改革に挑んだ李克強ら共産主義青年団に冷や飯を食わせてきたツケがまわった。安徽省合肥の旧宅前に数万の花束が供えられた映像をみただけでも、中国の民衆が何を考えているかが分かるだろう。


  「宮崎正弘の国際情勢解題」より   令和五年(2023)10月26日(木曜日)  通巻第7975号

  習近平、極秘に中央銀行と外国為替委員会を訪問

 習近平が就任から11年、初めて中央銀行を訪問したことが分かった。サウスチャイナモーニングポストが伝えた(10月25日、電子版)。
 9月に中国から750億ドルのドルが海外へ流出し、不動産不況などで、中国経済が瀕死の状態にあることを、どうやら習近平は認識できたらしい。

 それで中銀と同時に外国為替委員会の訪問が行われた。この 極秘訪問には劉鶴前副首相を伴った。
 引退したはずの劉鶴が経済問題では顧問格で各会議に参加しているとの情報がある。

  ここまで追い詰められた経済に今更どんな手を討手も手遅れでしょう。早く崩壊を見たいものです。
  やはり、今年中にその終わりを見れることを待ちます。


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