団塊の世代のつぶやき

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プレス深絞り紙容器

2010年11月18日 | 日本再生

  

タバコやガムのポイ捨て、缶やペットボトルと伴に多いのがコンビニ弁当などのプラスチック容器です。これは回収していてもペットボトルと同じように場をとるので回収するためのレジ袋がすぐに一杯になってしまいます。缶やペットボトル用のゴミ箱などもあれを入れられると少しで一杯になってしまい缶やペットボトルあふれてしまいます。ゴミ箱の蓋に注意書きをしていても相変わらず捨てる人がいます。
  マクドナルドなどは紙製に代えています、かといって、利用者はそれもポイ捨てするので同じと言えば同じなのですが、それでもプラスチック容器よりは潰しが利くだけ容量が小さくなります。
  兎に角、あの弁当の容器だけは何とかならないものかと思います。良さそうなものができたようです。

  日刊工業新聞より

  プレス深絞り加工で弁当容器などの紙容器を成形!

プラ製容器より環境負荷軽減で地球に優しい―

   蔵前産業(前橋市、橋本勝社長、027・261・3552)は、プレスの深絞り加工で弁当容器など紙容器を成形する技術を確立した。自社開発のサーボプレス機による熱間成形で、複雑な3次元形状の容器に成形。蓋(ふた)には凹凸を付けることで意匠性を加えられる。プラスチック製容器よりも廃棄時の環境負荷やリサイクルの負担が軽減できる。金型の外販で一部実績があり、来年には食品業界向けに成形機の外販を始める。

 一枚の平たんな紙から立体形状の容器に成形した。プレス深絞り加工の際、容器の側面になる部分が伸ばされる。従来、延性に乏しい紙ではこの部分が容易に切れてしまうという課題があった。同社はプレス機の動作制御や金型の構造について10年以上かけて改善を重ね、課題を解決した。…以下略

  参考:ぐんまの1社1技術 -蔵前産業株式会社

  これは良いかもしれませんね。第3393回で取り上げたリサイクル紙容器「ホッかる」も良いのですが、後でフィルムを剥がすのが面倒な気がします。その点、これはそんな手間も要らないようです。
  いずれにしても最後はコストの問題でしょうね。プラスチック容器に対抗するにはかなりのコストダウンが必要な気がします。是非、そのあたりを克服して出回ってもらいたいものです。

成功してもらいたい!