10月4日の学習記録。
今日も通勤の往きと帰りの電車の中で、『Pass 単』のPart 3 とイディオムのリスニング。
昼飯でグラタンを食いながら、Pass 単の(読んだのが )5 周目でも覚えていない単語を書き出した単語帳を眺める。。
ここまでは、何の変哲もない、ルーティンです。ふと自分はどれくらいの時間を英語学習に割り当てられるのだろう、と考えました。
かなり昔、牛尾治朗氏(ウシオ電機の元会長で、経団連などの要職を歴任。)が、松下政経塾で、講演をした時の講演録を読んだことがあります。
松下政経塾といえば、『午前 6 時全員起床。』とか『集団的合宿生活』とか、幕末の松下村塾とは似て非なるもので、自由気ままな、ナンパな僕にとっては、金太郎アメ的な生活がドン引きの教育施設ですが、この塾の出身者は、前原現外相や、原口元総務相など、政界の進出が著しいです。
それはさておき、牛尾氏は、『この塾の卒業生は大半が勤め人になるんだろうが、サラリーマン(サラリーウーマン)でも、仕事時間と生活に必要な時間(睡眠や食事、入浴などを除く)を除いても、 1 年間で、2000 時間は確保出来るはず。1000 時間あれば、たいていのことは、傍目から見て上手い、と言われるようになる。ゴルフでも 1000 時間やればシングルになれる。1 年で 2つ のことに挑戦しなさい。』と、軽くおっしやいます。
まあ、確かに 1000 時間やれば、たいていのことは相当上手になりますので、同感はします。問題はどうその時間を捻出するかですが、牛尾氏や政経塾の卒業生と違ってナンパな僕は、2000 時間など到底ムリで、1 年間で1000 時間が限界です。
具体的には、大甘で通勤の往復の 2 時間(帰りは眠りこけていることも多いですが)も勘定に入れて、それ以外の昼飯時や家に帰ってからのごそごそしている合計が 1 時間。ということで平日は一日 3 時間。土日はせいぜいがんばって一日 4時間。で、一週間で、3 X 5 +4 X 2 =23 時間 1年 52週間で 1,196 時間。どうせ20 %ぐらいは、野暮用や冠婚葬祭や付き合いなどで、さぼるので、せいぜい1 年 1000 時間が上限です。
個人的には、この1000 時間というのは、TOEIC で言えば、900 点~860点前後かと思います。こんなサイトもあります。(出所はあやしく、最低でも医学部に 6 年通わなければ取れない、医師の国家試験と英検 1 級が難易度が同じ、というのは、ちょっと違うと思いますが。ちなみに英検 1 級の難易度は、歯科医師国家試験よりも高い(?)とのことです。やはり英検 1 級は難しいんですね。英検 1 級はその取得までの労苦に比べて、(金銭的にも)報われることが少ない資格と思いますが、1 級を持っている人はもっと自慢してもいいと思います。)
個人的には英検 1 級は、単語が難しく、ライティングもスピーキングもあるので、2000 時間ぐらい要するのではないかと思います。
他のスキル、たとえば魚釣り名人とかアルペン・スキーなどは持って生まれた才能や素質も必要かと思いますが、こと英語に関しては、効率的な方法論もあるものの、結局はやった時間に比例、収斂する結構フェアなスキルだと思います。やったか、やっていないか、だけで、あまり才能とか、素質には影響されないと思います。(とはいえ、同時通訳ほどにもなると、明らかに才能や素質も必要かと思いますが。)
僕の場合は、まともにやり直し英語に取り組みだしてから、正確に時間単位でカウントしたことはありませんが、来月11月で丸 2 年。TOEIC でなんとか 900 点をクリアしたのが、約 1 年前。(そこからのはかばかしい進捗はなく、停滞ぎみですが。)ということで、奇妙に、というか当り前のようにかけた時間と符合しています。符合ついでに、そろそろ英検 1 級も視界に入ってこなければならないのですが。。。ちなみに牛尾氏のやり方では、英検 1 級は1 年で取れてしまいますが、そのような根性は、ナンパな僕には到底ありません。(ついでに、どうせなら政経塾の卒業生の前原サンにも牛尾さんのやり方で、尖閣問題で中国に言われっぱなしではなく、2000 時間ぐらいかけて粘り強く交渉してもらいたいものですが。)
家に帰ってから、『英検 1 級 語彙・イディオム問題 500 』の模擬テスト 第3 回 25 問をやってみました。
結果は 18 / 25 でした。なかなか視界には入ってきません。