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小さなしあわせさがして…

熊野三山悠久の古道を歩く 熊野本宮大社

2013年05月25日 | 関西旅行

紀伊山地は、古代国家の置かれた奈良の南に位置することから

平安時代に広まった仏教とともに、貴族による熊野三山への参詣が始まりました。

熊野本宮大社・熊野速玉神社・熊野那智大社を称して熊野三山と呼ばれています。

旅の二日目は、高野山から、龍神スカイラインで熊野へと向かいます。

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こんな山を越えて、かなり急な、峠越えの路がずっと続きます。

ツアーでよかった!

レンタカーだったら、運転手さん大変だったと思います。

途中のドライブインで、お昼のお弁当を詰め込んで、

バスはひたすら走り続けます。

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そして熊野三山へ、

最初に訪れたのが、熊野本宮大社。

熊野三山の中心でもあり、全国3000社余りある熊野神社の総本宮です。

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熊野権現の奉納の幟(のぼり)のたなびく参道を進むと

杉木立からの木漏れ日も美しい石段の数は158段。

このくらいなら、一気に登れるぞ~って、まだまだ元気がいっぱい!

石段は、上りは右側を、下りは左側を歩くのが作法で、

中央は、神さまのお通りになるところです。

神殿に進む前に、石段中腹にある祓戸大神にお参りをして身を清めます。

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神門までやってきました。

大きな皇室の菊花紋章、十六八重表菊。

熊野は、皇室とも深いかかわりがあったようです。

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神門の中は、撮影禁止なので

残念ながらここまで。

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ここには、お宮が4つ並んでいて、

参拝するにはこのような順番にしなくてはいけません。

この図をしっかり頭に叩き込んだはずなのに

あれ~!?と悩む4人。

ちゃんとお参りができたかどうかは、神のみぞ知るってことですね。

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神門の外側にある拝殿には、八咫烏(やたがらす)が鎮座しています。

ここの神社のシンボルマークのようです。

八咫烏のやたとは、大きく広いという意味があって

天・地・人を表わす3本の足があります。

導きの神として崇められています。

故事に習い、ボールをゴールに導かれるようにと

日本のサッカーでもシンボルマークにされていますね。

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こんなポストもありましたよ。

本物のポストで、ちゃんとお手紙が届きます。

michiさんが、お手紙を書いて出してました、届いたかな?

ブログで見せてね(笑)

次は、熊野速玉神社へと向かいます


和歌山祈りの旅 宿坊に泊まる!

2013年05月22日 | 関西旅行

和歌山の旅は、

宿坊に泊まることも楽しみのひとつでした。

初体験、わくわくです。

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今回のツアーで宿泊したのは、高野山 金剛峯寺の目の前にある天徳院

二代将軍の徳川秀忠の二女珠姫の戒名から

天徳院と名づけられ、菩提寺となっています。

その他、五代将軍綱吉の母、桂昌院からの

赤穂四十七義士のお位牌も祀られているそうです。

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ゆるキャラの高野くんもお出迎えです。

私たちは、このお玄関の2階がお部屋でした。

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お玄関を入ると、

綺麗に磨き上げられた、廊下が伸びていて

廊下からは、見事な庭園も見ることができます。

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お坊さんがお部屋まで、キャリーバックを運んでくれて

私たちが通されたのは、二間続きの58番のお部屋。

畳が真新しくて、久しぶりに嗅いだ畳の香りで、癒されます。

さすが宿坊、障子だけで、鍵などはないのです。

鍵の閉じ込めの心配もなく、忘れっぽい私にはピッタリ!?

この日は、トラピックスとクラブツーリズムのお客様で満室でした。

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これが夕食です。

体に優しい精進料理の数々。

旬のお野菜や穀類、豆類、干物や海藻など

殺生をしない食物を使われています。

名物の胡麻豆腐、黒豆煮、八寸、熱々の精進揚げなど…

思ったよりも、味が濃く、美味しく頂きました。

これから、まぁーちゃんのスイーツを食べる私たちには、

ヘルシーな食事でよかったです(笑)

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宿坊に泊まって何が心配かというと

やはりトイレとお風呂。

トイレは、和式を覚悟していましたが、意外にもウォシュレットで快適。

お風呂は3か所あって、この日は女性が多いので2か所が女性用。

ご覧のとおり、とても綺麗で、シャンプーはありましたよ。

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アメニティはないものの、清潔な洗面台。

勿論、ドライヤーもないので、持参しました。

ここには、鏡がありますが、お部屋には小さな鏡が一つ、

朝、顔を洗う洗面所は、お湯は出ますが、鏡がないの。

これだけが、少し不便でした。

歯磨き粉が顔に付いていても気が付かなかった人も一人いたしね(笑)

食事の間に、お布団も綺麗に、敷いてくださってました。

てっきり自分で敷くと思っていたので、荷物を運んでくれたりと、

宿坊なのにサービス満天なんですね。

食べて、飲んで、喋って、夜は更けていきます。

いつもなら、明日は帰るんだよねって、寂しくなりますが

今回の旅は、まだ明日も明後日もあるから嬉しい。

でも、明日は早朝のお勤めに出るので、おやすみなさい!

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一夜明けて、顔が寒くて目が覚めました。

高野山は、900メートルの山の上、朝晩は、冬のように冷え込みます。

慌てて、ヒ―タ―をオンにしました。

高野山、唯一の重要文化財の庭園を見ながら、本堂へと向かいます。

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向いに見えるのが本堂。

本堂は残念ながら、撮影がNG。

ここで、30分ほどの、勤行です。

さすが年齢層が高いツアーなので、自由参加といっても

お堂の中は、ぎっしりです。

どこかで見たことのある光景、お経と…

主人の実家と同じ、真言宗だったんだわとここで気づく私。

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朝のお勤めが済んで、

朝食も美味しく完食!

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新緑の美しいお庭に見惚れて

意外にも快適な宿坊体験に満足して、8時に出発です。

熊野へとバスは走ります

そこからが、私たちにとっては本当の苦行だったのかも!?


和歌山祈りの旅 金剛峯寺でオフ会

2013年05月19日 | 関西旅行

奥之院巡りのあとは、安いツアーではお約束の

お土産やさんでショッピングタイム。

ガイドさんお勧めの胡麻豆腐を買ってからは、心ここにあらず…

だって、あの方が高野山にもうおみえになっているのだもの。

少しでも、早くバスに乗って、出発を急がなくちゃ!

そして、今宵のお宿は、宿坊です。

その話は、また後でということで、荷物を部屋に置いて、

あの方の待つ駐車場に飛び出していく私たち。

この日お会いするブロ友さんは、まぁーちゃん

実際にお会いするブロ友さん、30人目です。

和歌山で、美味しい美味しいスイーツとランチのお店

うえすとこーすと」を御夫妻でされています。

最近は、テレビや雑誌にも取り上げられていて、人気のお店なんですよ。

宿坊の前にある金剛峯寺の正門前で記念撮影。

今回は、みんないい笑顔なので、写真もいっぱい載せちゃいました!

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会った瞬間から、初めてとは思えない ほどの

マシンガントークがさく裂!

そうだった、まぁーちゃんもB 型だったんだわ(笑)

私と同じ匂いがするわ~(爆)

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高野山は、標高900メートルのところにあり

紀伊山地の霊場と参拝道で、世界遺産に認定されています。

その中に寺院が117あり、その半数に宿坊もあります。

一山(いっさん)境内地と言って、この総本山金剛峯寺は、高野山全体を指し

高野山の至る所がお寺の境内とされています。

屋根は、檜の皮を何枚も重ねた檜皮葺(ひわだぶき)で、

左の屋根の上をよく見てみると、天水桶がのっています。

昔は、火事で寺院が消失することも多く、このように火事に備えて

桶に水を張って屋根の上にのせていたのですね。

いっちゃんさんから、伺った話では、いったん火事を出すと

高野山から降りなくてはいけないという、

厳しい決まりが昔はあったようです。

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いっちゃんさんも一緒に、

みんな笑顔が弾けます!

美人さんとイケメンさんのお似合いの御夫妻で、

血液型がA型とB型のカップルですが、とっても仲がいいの(笑)

羨ましくなっちゃうくらいね。

ここから、いっちゃんさんの運転する車に乗り

根本大堂へ向います。

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薬師如来を祀り、

弘法大師さまが創建された金堂へ。

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朱塗りの鮮やかな根本大堂。

夜にはライトアップもあります。

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大塔の鐘は、1547年完成。

今でも、定時には鐘が撞かれます。

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大師さまがお住まいだったといわれる御影堂が

夕日に染まります。

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左が、御社で、地主神を祀り、

右が山王院で、地主神を山王として礼拝する場所。

寺院の中に、鳥居があるのも、珍しいですね。

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六角経堂です。

お堂から出ている、持ち手を持って廻します。

6人力を合わせて、せ~の!と掛け声をかけて廻しますが

これがなかなか重くて大変。。。

いっちゃんさんにコツを教えて貰ったのですが、とても一回では無理。

何度か休みながら、無事ひとまわり。

これで、お経を一回読んだという御利益を得られました。

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廻せたよ!って、大満足の私たち!

まだまだ話足りない私たちは、宿坊へ。

ここで、まぁーちゃんからの沢山の差し入れが

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クッキーの詰め合わせに、ガドーショコラ、

苺のシフォンケーキに、まだまだあるよ~

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笹巻きあんぷと苺丸ごとロールケーキ。

笹巻きあんぷは、よもぎの生麩の中に、餡子が入っています。

ロールケーキは、苺の香りが食欲をそそります。

どれも美味しくて、食後の宴会が盛り上がりました。

それに、ちゃんと4頭分に切ってくれていて、

紙皿フォークまで用意をしてくれていました。

さすが、まぁーちゃんの気配りは凄い!って、みんなで感心した次第です。

ありがとう、嬉しかったです!

食事時間も近づいてきて、まだまだ別れたくないけれど

ここでおひらきとなりました。

旅先でのオフ会は、北海道、九州に続いて3度目となりました。

ツアーだと、時間が読めなくてドキドキですが、

無事お会いできた時の嬉しさは倍増です。

ブログのおかげで、日本中に友達が広がっていくんですね。

次回は、宿坊のご紹介します


和歌山祈りの旅 高野山「奥之院巡り」 

2013年05月16日 | 関西旅行

GW明けは、毎年恒例のブログ友とのオフ旅です。

数えてみれば、もう7年目となりました。

7年目にして初めて、飛行機を使い、1泊から2泊3日にランクUP!   

しかし、いつもは仲良し7人組みで、お出かけしていますが

今年は、諸事情があり、こうさん、michiさん、ヒイさんと4人旅となりました。

和歌山県の高野山~熊野古道を中心のツアー旅です。

しばらく、旅行記が続きますがお付き合いくださいね。

羽田空港から、伊丹空港へ。

飛行時間はなんと45分!

伊丹空港から、大阪市内を高速道路から眺めて、高野山へとバスは走ります。

今回は、阪急交通社トラピックスの

「熊野三山めぐり・熊野古道と那智の滝 南紀白浜・高野山・奥之院散策」

なかなか渋い旅なので、年齢層は高く、総勢29人のツアーとなりました。

岸和田SAでお昼の休憩をして、高野山奥之院へ

ここからは、専門ガイドさんと一緒に参拝です。

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高野山の信仰の中心で、

弘法大師さまが、御入定(ごにゅうじょう)されている聖地です。

樹齢千年を超える高野杉並木が続きます。

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この辺りは、日本有名企業の社墓や慰霊碑・供養塔が建ち並びます。

これは、福助足袋の福助人形。

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日産自動車。

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コーヒーカップは、上島珈琲。

その他、ソニー・シャープなどもありましたが

ロケットが空に向かって建つ、ロケットの明和産業のが印象的でした。

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歩き進むと、

少しづつ風景も変わってきます。

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この辺りは、数々の戦国大名や

歴史上の人物の墓が並んでいて

豊臣家、徳川家、織田信長も眠っていますが

名もない無縁仏もたくさんあります。

高野山は、宗派や階級に関係なく誰でもが眠ることができるそうです。

弘法大師さまの、誰にでも平等の精神ですね。

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ここは、徳川家康の次男の結城秀康の石廟です。

家康に嫌われ、豊臣家に養子に出され、

その後結城家に養子に出されますが、関ヶ原の合戦で活躍をして

家康から認めてもらうことができたそうです。

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五輪の塔もたくさん見かけます。

古代インドにおいて宇宙の構成要素・元素と考えられた

五大(空・風・火・水・地)を象徴しています。

仏教のいう五大要素でもあるそうです。

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御廟橋の手前にあるお地蔵様は

水向地蔵(みずむけじぞう)です。

地蔵菩薩や、不動明王・観音菩薩など

いくつものお地蔵さまが並んでいます。

好きなお地蔵さまの足元にお水を3回注ぎましょう。

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玉川にかかる御廟橋(みみょうのはし)。

ここからは、撮影禁止、脱帽です。

身が引き締まる思いです。

奥には燈籠堂が見えます。

この橋は、36枚の橋板でできていて、

それぞれに諸仏諸菩薩の象徴、種子(しゅじ)というものが

梵字で板裏に彫られているので、杖をつくことも禁止されています。

厳粛な気持ちで渡り、燈籠堂へ。

燈籠堂は、2万以上の献燈が灯り、読経が堂内に響き幻想的です。

「消えずの燈明」とよばれ、絶えることなく燃え続けている

貧女の燈と、白河法皇が献じた白河燈とも見ることができます。

燈籠堂の裏手地下には、弘法大師さまの霊を祀る大師御廟があります。

ここで即身仏となられました。

数珠にさわり南無大師遍照金剛と3度唱え、

具合の悪いところや気になるところを触れて祈願します。

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一の橋まで戻る途中に

なんと八重咲きの桜に出会えました。

今年最後の桜ですね。

奥之院巡りの後は、今宵のお宿の宿坊へと向かいます。

宿坊では、念願のあの方と初対面です。

オフ会の様子と宿坊初体験は、次回に続きます


京都旅は、石塀小路で締めくくり

2010年12月19日 | 関西旅行

京都でお世話になったホテルは、

      三井ガーデンホテル 京都四条

    

          

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お部屋は、狭いですが、

    今年リニューアルされたばかりで

       とっても綺麗で、水周りもピカピカでした。

やはりここも、大浴場があり、、マッサージ機も無料でした。

ここで、おおボケをやってしまいました。

大浴場にみんなで入った後、今回は、一人一枚ずつカードキーを頂いたので

それぞれ、着替えが終わると、バラバラに部屋に帰りました。

先に帰ったはずの二人が、キーが開かないって、戻ってきました。

509に行ったんだけど、開かないうえに、知らない人が出てきたよ。

もう一人は、なぜか部屋番号を逆さに憶えて、9階へ。

二人とも、どこをピッとやっても開かないんだけど…と

大浴場に残っていた私と、もう一人も、おかしいな5階は合っているのに。

って話していたら、ひとりだけ、しっかりものがいました。

昨日までは、5階だったけれど、今日からは4階だよと。

一同、え~っ!?

五人中一人しか部屋の番号を憶えていなかったなんてね。

そんな笑い話の絶えない私たちの旅ですが

高台寺拝観と、掌美術館を見学したあとは、

京都で、大好きなところ

    

               石塀小路

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     高台寺の参道から繋がる石塀小路。

                  この雰囲気が好き

  

              

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     いちげんさん、

          お断りのようなお宿があったり

                普通のお宅もあったりと

           どんな造りになっているか、気になるところですね。

    

              玉半    

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   シーズンオフなら、お高くない金額設定なので

         一度は、こんなお宿に泊まってみたいですね。

    

           

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   こんなレンガも似合います。

                紅葉も見おさめです。

    

           

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     よく見ると、

         家の1階が通り抜けの道になっています。

             反対側からみると、この上には、2階がのっています。

以前、石塀小路を歩いた時は

夜でしたが、昼間は雰囲気がまた違って、よかったです。

   

       

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      八坂の塔も見えました。

   

        

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朝の散歩で、すっかりお腹も空いてきたので

石塀小路からほど近い、前田珈琲で、モーニング。

さすがに、4日目になると、パンも恋しくなりますね。

クロックムッシュをチョイス、美味しかったです。

この後、11時にホテルをチェックアウトをして

京都駅に向かいます。  

      

              

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伊勢丹で、こんなお土産を購入。

大好きな、満月の阿闍梨餅、もち米を使っているのでモチモチとした食感と

つぶあんが美味しい。

抹茶クリーム入りの都路里のつじりの里、

西尾の八つ橋、秋限定の、焼き芋と、栗餡の2種入り。

どれも、好評でした。

ランチは、點心茶室。

個室でゆっくりと、美味しい中華を頂きました。

    

            ハニージンジャ―

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新幹線まで時間があるので、FLAGS Cafe

旅の余韻に浸ります。

ハニージンジャ―は、生姜もたっぷりで、

からだも温まるし、これはおススメ、東京でも、これは飲みたいです。

    

          

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京都タワーも、名残惜しく

             お別れです。

毎年6人で行っていた旅行、一人が入院中で、参加できず、

私も、病気が見つかったりと、どうなることかと、思いました。

5人は、寂しかったのですが、無事に旅ができました。

来年は、6人揃って、健康で旅をしたいと思います。

姉さん、伊丹の姉さん、Aちゃん、Iさん、たくさん笑わせてくれてありがとう。

病気のことも、忘れられて、楽しかったです。

長い旅行記にお付き合いくださった皆様、ありがとう!

で…来年は、どこに行く!?(笑)

     


高台寺で、ゆっくりと貸切拝観

2010年12月16日 | 関西旅行

紅葉の京都といえば、混雑が当たり前ですね。

写真を写すのにも、人の頭を入れないようにするのは、至難の業です。

今回の旅は、近畿日本ツーリストにお願いしたのですが

近ツリ限定で、朝の高台寺、貸切拝観(200名)というのがあり

朝の8時に、タクシーでホテルまでお迎えに来てくれて

拝観料も込みで1000円という安さなので、申し込みました。

     

           

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   朝の高台寺

         空気もキュンとしまっていて、爽やかです。

高台寺といえば、豊臣秀吉没後、秀吉の妻である

北の政所(ねね)が秀吉を弔うために開創したお寺です。

当時、徳川家康が、多大の財政援助を行ったので、壮麗を極めていたそうです。

   

               マニ車

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     山小屋さんのところで

            よく見かけたマニ車です。

マントラが刻まれていて、これを時計回りに回すことで

回転させた数だけ、お経をあげたのと同じ功徳があると言われています。

開門を待つ間に、回してみました。

    

               

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        霊山観音も、朝日を浴びて、神々しいです。

     

               観月台、開山堂

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     200名限定とのことでしたが、

        この日は数十名だったので、とっても静か… 

                鳥のさえずりが、境内に響きます。

    

                方丈前庭

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          凛とした美しさを感じます

   

        

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           紅葉も、見頃です。

    

               霊屋(重文)

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        秀吉とねねが祀られています。

     

             

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 通称「五七桐」と呼ばれる豊臣家の家紋に加え

                                                 菊のご紋が描かれています。

 

        

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     竹林も見事、

         朝日がきらきらと降り注ぎます

             歩いているのは、私たちだけ…

                          静かです。

    

              臥龍池

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高台寺は、7年前に、夜のライトアップに行きましたが

その時は、この池がこんなに小さいとは思いませんでした。

水面に紅葉が映し出され、幻想的で感動しましたが

日中は、少しがっかりでした。

それでも、人気の紅葉スポットが、

こんなに静かにゆっくりと拝観できてよかったです。

次回は、京都最終回、石塀小路、おみやげなどの予定です


とっておきの紅葉 南禅寺~永観堂

2010年12月13日 | 関西旅行

祇園から、白川沿いをぶらぶら歩きながら、南禅寺へ。

     

              南禅寺

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        立派な三門がみえてきました。

    

            

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    三門の外から、

         眺める紅葉も、見事です。

    

               絶景かな 

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    三門の上に登り、

        石川五右衛門の気分になってみました。

                       ほんと、絶景です。

この三門の、かなり急なうえに、凄い人で

登るのも一苦労でした。

     

             水道橋               Img_6012

 琵琶湖疏水の

       京都市内に向けて引かれた水路のあと。

             古代ローマの水道橋を手本に造られています。

      

               

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    方丈(国宝)も見学、

        庭園もさることながら、なんといっても

                    124面にわたる、障壁画、

狩野派による水呑みの虎など

障壁画好きには、見ごたえが充分でした。

     

                  永観堂

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もみじの永観堂と呼ばれています。

   今までみた紅葉で、多分ここが一番綺麗。

      

             

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    もみじの色が、とにかく鮮やか

           散り紅葉も風情があります。

     

               赤の絨毯

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                黄色の絨毯

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      これは、ため息がでるほどの美しさ

    

           

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永観堂は、紅葉だけではなく

    ここでも、狩野派や長谷川等伯の障壁画がみれますし

           みかえり阿弥陀さまも、お参りできました。

    

          

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永観堂のお参りのあとは

     にしんそばを頂き、温まったところで

             哲学の道を歩きます。

    

            

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      哲学の道も、紅葉が見頃です。

          疏水に映す、紅葉も美しい。

     

              法然院

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   ここに着いたときが、丁度4時でした。

        門を閉めるところをギリギリセーフで、拝観できました。

趣きをもつ、茅葺で数奇屋造りの山門、これがみたかったのです。   

           

     

              白砂壇(びゃくさだん)

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  両側に白い盛り砂があります。

      水を表わす砂壇の間を通ることは、

        心身を清めて浄域に入ることを意味しているそうです。

旅の3日目は、京都の紅葉を堪能しました。

次回は、貸し切りで拝観の高台寺へ 

 

 


奈良から京都へ 祇園白川散歩

2010年12月11日 | 関西旅行

奈良での二日間は、迫力ある仏像に圧倒、美しい姿にも、うっとりしたり

パワースポットで癒され、あっという間に過ぎました。

今回奈良のお泊まりは、

    

          ホテルアジ―ル・奈良

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お宿選びって、難しいですよね。

やはり、女友達だと、できれば、和室にみんなでお布団敷いて

温泉に浸かってが理想ですが、

このベストシーズンに、そんなお宿は、とんでも高いので、ここにしました。

    

         

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  フロントの脇には、

      こんな囲炉裏や暖炉があったりして

                癒しの空間もバッチリです。

    

        

Photo

    こんな和モダンのホテルですが、

            決め手は、大浴場です。

やはり、日本人ですから、浴槽の中でからだを洗ったりするのは

どうも、落ち着かないし、疲れがとれませんよね。

温泉じゃなくても、大きなお風呂は、みんなで入れるし

とにかく、温まるし、疲れがとれます。

たくさん歩いても、まったく足も痛くなりませんでした。

   

        

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お部屋もツインでこの広さ。

5人だったので、ひと部屋は、このようにエキストラベッドも入れても

こんなにゆったり~

今回の旅は、一人が前日まで、産休だったのと(笑)、

手術待ちの私もいたりしたので、なるべくゆとりを持った旅にしようと

夜は、極力出歩かず、夕食は5時ごろに食べて、

入浴は6時半に、7時過ぎにはお部屋に集まり

パジャマパーティ状態でした。

ホテルにも満足して、3日目は、朝9時の近鉄特急で京都へ。

ホテルに荷物を預けて、四条河原町へ

    

               四条大橋

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7年振りの京都。

この景色をみると、京都に来たんだ~って感じますね。

このメンバーとの旅行の始まりは、7年前の京都からなんです。

その旅があまりに楽しくて、それに味をしめて

毎年11月に旅行に行くようになりました。

   

       

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本当は、南禅寺に直行の筈でしたが

10時のおやつが食べたいって、声が上がり、急遽、祇園白川へ。

前から、ここは歩いてみたかったところ…

    

          

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   京都を感じさせる、すてきな景色に出会えて

           もう、5人とも、うっとり状態

   

       

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       ぎをん 小森で、おやつタイムです。

    

        

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   町屋の建物を改装した、

              情緒たっぷりの店内です。

廊下が、とても、素敵な雰囲気だったので

写真に写したかったのですが、撮影禁止のようで、残念でした。

それでも、窓を開けてみると、白川が足元に流れ、紅葉が簾に映し出され

それはそれは、美しい日本の秋を感じさせてくれました。

     

                

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    小森あんみつです。

         蜜は、抹茶をチョイス。

             京都の味を、堪能しました。

パワーも注入したところで、白川沿いを、南禅寺へと向かいます。

     

                一本橋  

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   白川にかかる、

         こんな小さな橋を発見!

             かなり狭くて、渡るのもドキドキ

                  それでも、バンザイ

    

            

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       橋のたもとには、

            このようないわれが書かれてました。

阿闍梨修行で、千日回峰行を終えた行者が、京の町に

入洛する時に、最初に渡る橋で、行者橋、阿闍梨橋と呼ばれているそうです。

次回は、南禅寺の紅葉をお届けします


江原さんおススメのパワースポット、大神神社へ

2010年12月08日 | 関西旅行

室生寺のあとは、談山神社の紅葉と

当初は計画していましたが、京都でも紅葉をみるので、

以前から、行ってみたかった、三輪にある、大神神社(おおみわ)神社へと

私の、健康と、入院中の友人の一日も早い回復を祈りに向かいました。

    

                二の鳥居

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ここに着いたのが、2時過ぎだったので

まずは、腹ごしらえということで、三輪といえばそうめん!です。

TVの、やりすぎコージ―でも、パワーフードと紹介されてました。

    

              

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二の鳥居のすぐそばの、森正へ。

この立派な門は、近松門左衛門の冥途の飛脚で、忠兵衛と梅川が一泊した

三輪茶屋に登場する門です。

麻のれんも風情があっていいですね。

   

         

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のれんをくぐると、こんな立派なお庭が見渡せます。

お店というか、半分庭のようなところに、木のテーブルがあり、

寒いので、火も焚かれています。

なんだか、時代劇に出てきそうな雰囲気です。

    

          

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寒かったので、温かい「にうめん」800円を頂きました。

シンプルですが、そうめんも、腰があるし

お出汁も美味しくて、大満足。

からだも、すっかり温まり元気いっぱい!

    

              大神神社  拝殿

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      三輪山を御神体として

           大物主神をお祀りしています。

               日本最古の神社です。

本殿 は設けず拝殿の奥に

ある三ツ鳥居を通し、

三輪山を拝するという神社です。

三輪山は、御神体そのものなので、禁足地であり、

山内の一木一草に至るまで、神宿るものとして、一切斧(おの)をいれていません。

     

              

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     このような鳥居は、初めてみました。

   

              巳の神杉

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         御神木のようです。

根元に、蛇が住んでいたので、そうよばれ

蛇は、古来より三輪の神の化身としてされていました。

卵がお供えされてました。

拝殿に参拝のあとは、三ツ鳥居を探しましたが、見つかりません。

神社の方に伺ってみると、申し出くだされば

真正面からはご覧いただけませんが、横からは、拝見できますよと

教えて頂いたので、お願いして、参拝させて頂くことにしました。

神官の方に、お祓いして頂いてから、説明、ご案内いただきました。

御神体である三輪山と拝殿の間に佇む、三ツ鳥居。

初めて見るものでした。

とても、厳かな気持ちになりました。

撮影は禁止なので、どんなものかご覧になりたい方は

神社のHPに模型の写真(←クリック)が載っています。

三ツ鳥居をご参拝したあとは、境内の中にある、狭井神社へ。

   

              久すり道

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くすり道を歩いていきます。

日本の有名な製薬メーカー各社の協力のもと、造られた道です。

道の両側には、薬草が植えられています。

    

             狭井神社

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   病気を鎮める神社として 

          古くから信仰されています。

   

          薬井戸

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ご神水がこんこんと湧いています。

この霊泉は、万病に効くと古くからいわれ

飲用のカップもずらっと並んでいて、誰でも飲むことができます。

まさにパワーウォーターです。

私も並々とそそぎ、飲み干しました。

    

        

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禁足地である、三輪山ですが、申し込めば、

狭井神社からだけ、三輪山へ、参拝できます。

とは、言っても、いろいろ制約があるようです。

    

                三輪山

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       この山が、御神体そのものです。

    

            

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       展望台から、大鳥居を眺めます。

    

        

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     知恵の神様の久延彦神社に立ち寄り

   

            

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   私たちは、知恵も大事だけれど

       もっと大事なのは、こっちかも~

           最後は、ぼけ封じ地蔵尊をお参りしました。

     

                

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桜井線は、万葉まほろば線とも呼ばれ

  こんな素敵な車両も走っています。

     万葉の四季のラッピングだそうです。

大神神社で、たくさんのパワー頂いて、

帰りも、まほろば線に揺られて、奈良駅まで帰りました。

次回は、いよいよ京都入りです。

 


女人高野 室生寺

2010年12月05日 | 関西旅行

奈良2日目は、朝9時に、JR奈良駅から

桜井線、近鉄線、バスと乗リついで、室生寺まで足をのばしました。

門前に着くと、なんだか美味しげなものを発見! 

    

                 

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よもぎの焼き餅です。

このよもぎのお団子状態みてください↑

生よもぎ100%ですって!食べても納得、美味しかったで~す。

    

              室生寺

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 奈良時代の末に創建された真言宗の古刹です。

     高野山が女人禁制だったのに対して、

         室生寺は、女性を受け入れたことから

                女人高野と呼ばれています。

    

              

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         室生川に、枝垂れるもみじ

                 裏側からでも、美しい

   

          

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   紅葉も、見頃です。

     風が吹くと、はらはらと…はらはらと…

           石段を登って行きましょう。

    

              弥勒堂

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    厨子入りの弥勒菩薩立像(重文)

          釈迦如来像(国宝)を参拝。

    

               金堂 (国宝)

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    平安初期の金堂は、

          五間の単層寄棟造りコケラ葺き。

内陣には、釈迦如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像、文殊菩薩像

十一面観音の像がずらっと並びます。

その前方には、運慶作の十二神将像が一列に並びます。

十二神将像は、50年振りに、全部お揃いになったそうです。

国宝、重文の仏像に感動☆

    

            五重塔    

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総高16.1メートル。

   屋外に建つ五重塔では、最少。

平安初期に建立された、五重塔でしたが

平成10年に台風により、大損傷、平成12年に、修復されたものです。

JRのCMで、ここからのアングル、行きたかったところでした。

    

            

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   五重塔をみた後は、

             奥の院へ。

原生林に囲まれた、胸突きの石段を登ります。

ほんと、貧血を治しておいてよかったです。

かなり急でキツイし、登っても登っても、石段が続きます。

勤政殿さんの、コメントに納得した次第でした。

奥の院に着いた時は、息はあがるし、ヘトヘトで写真すら写し忘れてました。

下りは、膝が笑いそうでした。

室生寺を堪能したあとは、三輪駅へ、

江原啓之さんのお勧めのパワースポットに続きます