保津川下りの船頭さん

うわさの船頭「はっちん」が保津川下りの最新情報や、京都・亀岡の観光案内など、とっておきの情報をお届けします。

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保津川下りパークアンドライドで賢い京都散策を!

2016-05-04 08:09:50 | 保津川下り案内
GWの賢い京都散策の仕方を教えましょう。

GWの京都は人も車もいっぱい!その中でも車の渋滞ほど時間の無駄を感じることはないですね。

そこで!無駄な時間を掛けることなく、休日を有意義に使える行程の提案です。
私たち保津川下りをお使い下さい。
私たち保津川下り乗船場には100台を超える無料駐車場を持っています。ここに車を停めて保津川下りで京都市内へGO! 

例えば、昨日の様に朝8時に亀岡の保津川下り乗船場から出航すれば、10時までには嵯峨嵐山へ着くのです!
それから嵯峨野散策をするもよし。また、JRや嵐電、阪急に乗って京都の各観光地を回るものよし。
駐車場は終日無料で停めて頂いて構いませんので、お戻り時間は自由です。

夜の京都も体験できますよ。お戻りはJR山陰本線・嵯峨野線です。在来線なので終電は午前0時まで走っています。

京都駅から亀岡駅までは約30分。東山や河原町地域との中継駅となる二条駅なら25分ほど。
太秦や嵯峨嵐山からですと10~13分です。
JR亀岡駅に着いてからは北口を出て、駐車場までは徒歩6~8分という駅近なのです。

お車で保津川下りへお越しの客様は第二外環状線、京滋バイパスまたは名神高速道路で、大山崎JCから京都縦貫道路へ。
高速道路を使えば大阪中心部までは1時間内の範囲。

混雑する京都のGWは保津川下りを利用すれば渋滞知らずで京都を!

京都散策への時間もたっぷり取れて、駐車場代も浮かせることができる、いいことずくめ!!

ぜひ、お試し下さいね。
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角倉了以翁と田辺朔郎氏 ~もうひとつの京都物語~

2016-04-03 12:37:14 | 船頭の目・・・雑感・雑記
1000年の古都として日本人に愛される都市・京都。しかし、その長い歴史の間には、幾度も衰退の危機に直面することがありました。
近世江戸幕府が開かれた時や明治維新後の東京遷都時もそうでした。この危機を救ったのは河川整備でした。
そしてそこには2人の志高き人物の活躍がありました。その2人とは角倉了以と田辺朔郎。

では、この二人にどのような共通点があるのか?田辺朔郎・・・東京工部大学校(後の東京帝国大学工学部)を卒業したばかりの 24 才の技師。

明治政府による東京遷都で、朝廷という精神的支柱すら失い、京都は政治的・経済的に苦境のどん底にありました。
古都の復興と発展のためには抜本的な基盤整備の断行が緊急の課題でありました。その主事業計画こそが、京都と大津(滋賀)の境で
難所といわれた逢坂山と日ノ岡間を 隧道で貫通させて近江との舟運を開くという琵琶湖疏水計画でした。

当時の京都府知事・北垣国道は、朔郎の卒論「びわ湖疏水工事計画」に惚れ込み、工事全体の責任技師として抜擢したのです。
しかし、土木工事費予算として125 万円を要する疏水工事。当時の京都府の年間予算額でも 50~60 万円程度で、
国家全体の 土木工事費予算が約 100 万円と いう時代です。まさに桁外れの大プロジェクトです。
指導的立場にあった外国人技師たちも「今の日本の技術力では無理だ」といわれ、
かの福沢諭吉も『京都の風光明媚な景観を壊すだけで、害有って益無し。』と酷評しました。

しかし、知事は「京都復興」という不退転の決意で、この若き技師の朔郎に賭けたのです。

近世・江戸初期、政治の中心が江戸に、経済の中心が大坂へ移り衰退の一途を辿る都京都を復興させるため、
一族や地域住民の反対を押し切り、保津川と高瀬川開削に挑み、救った角倉了以。
その子素庵とともに夢見ていた計画こそ、まさにこの琵琶湖疎水計画だったのです。

世紀の大事業といわれた琵琶湖疎水計画は明治 23 年 4 月 9 日の開通式に天皇・皇后両陛下の臨席を賜り完成します。

そして疎水は舟運だけでなく、今後の主エネルギーとなる「電気」を水力で発電する事業を可能にし、
また市民の生活用水も確保する近代の生活基盤整備へとつながっていきます。

まさに了以が保津川から丹波の木材資源を舟で運ぶことで、都の人々の火力エネルギーを供給し、
都の物価安定に貢献したことともオーバーラップするのです。

朔朗が完成させた琵琶湖疎水は100 年以上経った今も京都の人々の生活基盤を支える施設として重要な役割を果たしています。

朔郎は後年京都で没しますが、その時の戒名に「水力院釈了以大居士」と付けてほしいと希望したのです。

生涯抱いた角倉了以への強い憧れを感じずにはいられません。

角倉了以の志を知り、その思いを受け継いだ田辺朔郎氏。


思想という‘志’は時代を超えて受けつがれるものだということがわかります。

人は生きて、何を残すか?

伝統を受け継ぐ私たちもこのことをしっかり心に修めて、歩んでいかねばなりません。

先人たちの情熱と偉業により守り続けられた古都・京都。

その奥深さこそが世界中から訪れる人々の心をとらえて離さない魅力の一つだと感じるのです。
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角倉了以翁が410年ぶりに保津川を下る!!

2016-03-07 13:17:11 | 保津川下り案内
角倉了以翁、410年ぶりに保津川を下る!

3月10日(木)に開催される保津川下り春のイベント「保津舟の日」で、
保津川下りの創業者でる角倉了以翁の像が舟に乗って嵐山まで下ります。

当日、了以翁は、保津川下りの出発点亀岡から、保津川下りの一番船にお乗りになり、
保津峡の急流を下り、終着点・嵐山にある元角倉屋敷跡の「花のいえ」まで、
お帰りいただくというものです。

今年、保津川下りが開業して410年の節目の年。
了以翁に先陣を切って頂き、我々船頭が後に続きます。


戦国時代から江戸初期というと、激動の410年前、庶民の生活基盤となる物資を安定的に京都に届け、
都と丹波の経済発展に寄与された了以翁。
また、息子素庵とともに、世界に誇れる商家訓や最先端の和算、京の文化人たちと作成した出版技術など
様々な業種でも、偉大な功績の残す了以翁。

その心を心とし、開削時の精神に立ち返って今シーズンの開幕を迎えたいと思います。

お時間のある方はぜひ、3月10日9時からのイベントにお越し下さい。


保津川下り春イベント「保津舟の日」

8時30分 神事
9時イベント開始

10時30分 角倉了以船が出航!!
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保津川の木造船は今・・・

2016-01-18 14:19:23 | 船頭の目・・・雑感・雑記
今から10年前。保津川が開削されて400年目の年でした。

ざまざまな記念事業が実施される中、今は見ることができなくなった
保津川伝統の木造船建造計画が行われました。

保津川の木造船最後の船大工さんや宮大工さんの協力のもと、その木造船は完成しました。

川になじむ重量感とこだまするように響く櫂の音。FRP船では味わうことができない乗り心地でした。

木造船建造は、船の制作過程はもちろん操船方法や感覚の違いを知る機会となり、
60年前に無くした曳舟の技術を蘇らせることに成功しました。

しかし、その後、木造船の目立った用途もなく、遊船の造船場の舟置き場から動くことはなくなりました。

保津川下りの船は川面を流れてこそ、その魅力を発揮するもの。

その活躍の場を得ることなく、朽ち果てていく木造船。

風化が進み、もう二度と保津川の急流を流れることはないでしょう。

でも、その姿を永遠にとどめる為に展示保管できる環境があれば・・・
と当たっているのですが、今のところは見つかっていません。

水運として京都を支えた保津の木造船です。


最後の船大工さんの作でもあり、何とか残していきたいものです。


写真は10年前、完成を記念して保津川を下った時のもの。
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保津峡の紅葉が見頃となりました!

2015-11-16 08:15:46 | 保津川下り案内
今年も保津峡の紅葉が見頃となりました。

紅葉の名所が多い京都ですが、自然の荒々しさと艷やかさを兼ね備えた紅葉こそ、
保津峡の紅葉風景です!!

一枚の葉っぱに緑、黄緑 黄、朱、赤の五色が入る色とりどりの紅葉に
燃えるような真紅の紅葉とが野趣にとんだ風景を醸し出します。

この風景は保津峡のモミジ、カエデたちが‘いのち’の炎を燃やしきるように
赤く彩られます。

若々しいまぶしい新緑の葉とから厳しい自然と対峙する時期を耐え抜き、
今、力強く色づく保津峡の紅葉。

多忙な日常を暫し忘れ、大自然が演出する四季の移ろいに
その身をゆだねてみてはいかがでしょう?

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京都の紅葉名所へは保津川下りで行こう!

2015-11-15 09:01:38 | 保津川下り案内
鮮やかな紅葉美で錦絵巻に彩られる秋の京都。

そんな京都を悩ますのが車の大渋滞です・・・
もともと狭い道が多い京都。駐車場も十分に整備されているとはいえず、街中は
ニッチもサッチもいかない停止状態へ!
京都へ押し寄せる車は行き場を無くし右往左往・・・公共のバスや観光バスすら動けない状態です。
せっかく京都へ来たのだから、名所旧跡をいろいろ回りたい!という思いで京都を訪れる方も多いと思います。
しかし!!大渋滞に巻き込まれ、目的の名所をいくらも回れなかった・・・という残念な結果に。

そこで提案! 京都の名所へは保津川下りで行こう!!

京都縦貫道路が名神や京滋バイパスとつながり、京阪神・滋賀・奈良もとても早くアクセスできる様になりました。

縦貫道路で亀岡・篠インターで降りれば、保津川下りの乗船場すぐそこ。
しかも保津川下りの駐車場は100台駐車可能で終日無料でお停めいただけます。

朝9時までに保津川下りの乗り場へお越し下さり、駐車場に車を停めて舟下り。約1時間40分の船旅で
11時までには名勝・嵐山に着くことが可能です。

そこから嵯峨・嵐山の名所各地を回るもよし、JRや嵐電という公共交通機関を使い京都市内の
紅葉名所各地へ足を延ばすもよし!
渋滞知らずで移動でき、秋の京都で時間を有効に使い満喫できること間違いなしです!

帰りは京都駅、二条、花園、太秦、嵯峨嵐山という観光名所をカバーするJR山陰線・嵯峨野線で
亀岡までお帰りいただければ15~30分内で移動できます。
もちろん、駐車場は24時間開放しています。

少しの早起きと計画性で時間のロス、費用のロスを無くした賢い秋の京都観光ルートが出来上がりです。

ぜひ、混雑、渋滞を避け、自然と文化の色香を感じてみてはいかがでしょうか?




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川舟でいく、深まる保津川の秋風景。

2015-11-02 09:04:36 | 保津川下り案内
朝晩の寒暖の差が激しくなってきた今日この頃。
保津峡の山葉も日に日に赤みをおびて秋の深まりを醸し出してきました。

この時期の‘保津川の朝’は最高に魅力的!

朝のうちは亀岡名物(?)ともいわれる深い霧が立ち込め、しばらくすると眩しい陽光が、
真っ青な空が霧雲をかき分ける様に顔を覗かせます。

眩しい日の光は、保津川の水面を激しく照らし。川面がキラキラと銀色に光ります。

急流で跳ね上がる波は大きな白龍の背の様にうねり、狭く激しい瀬に吸い込まれていきます。
その背に乗って流れる保津川の川舟一船。

峡谷の木々の葉も新緑のように鮮やかに映し出され、眩しく輝く緑の中にほのかに色づくもみじ葉が目にとまります。

燃えたぎる錦絵の世界はもうすぐ近くに感じられます。

秋たける保津川。朝日の輝く中、自然の趣を感じ取りながらの秋の船旅。

いかがでしょうか?
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京都大学東南アジア研究所・設立50周年記念サイトが開設されました。

2015-10-10 18:41:09 | 京都大学
私がお世話になっている京都大学東南アジア研究所が今年、創立50周年を迎えます。

記念してサイトが開設されましたのでご覧頂ければ嬉しく思います。

企業運営にどっぷり浸かる日常の中、学術的な視点と刺激与えてくれ、好奇心を沸き立たせてくれる大切な場所です。

保津川下りの東南アジアへの道はここからはじまる!かもしれません~


記念サイトホームページ アドレス

http://www.cseas.kyoto-u.ac.jp/2015/10/20151009-2/
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保津川下りがトリップアドバイザーでエクセレンス認証!

2015-06-21 16:53:01 | 保津川下り案内
この度、保津川下りが世界最大の旅行サイト・トリップアドバイザーで
旅行者が選ぶCertificate of Excellence(エクセレンス認証)2015を受賞いたしました!

同サイトにて安定した高評価の口コミを得ている施設だけが獲得できる賞で、
保津川下りを「業界で最高の施設」に利用者の皆さんが選んでいただいたことを
光栄に感じております。これからもこの賞に恥じない「おもてなし」と
楽しみ満載の舟下りをご提供して参りたいと存じます。

今後とも保津川下りへのご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

Hozugawakudari has been awarded a 2015 Certificate of Excellence by Trip Advisor,
the world's largest travel site!
Only establishments that consistently earn high evaluations in the
user comments on the Trip Advisor site are eligible to win the award,
and Hozugawakudari is honored to be chosen by these users as "The Industry's Best Facility."
In the future, in order to live up to this prize we would like to continue to
offer boat trips loaded with hospitality and fun.
We hope that you will honor Hozugawakudari with your continued patronage.
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日文研から角倉研究の本を出版します!

2015-06-15 18:04:28 | 角倉プロジェクト・世界遺産事業
いよいよ日文研で進めていた「角倉一族の研究」をまとめた本が出版されます!
森洋久国際日本文化研究センター准教授編集のもと思文閣出版から
6月内に刊行される予定です。
近世における角倉一族の業績を俯瞰的に検討し、多彩な分野の研究者の論与で考察する、
まさに角倉研究の集大成本です。
不詳私も執筆者として名を連ねております。
学術書なので少しお値段はしますが、ご興味のある方はぜひ、お買い求め下されば嬉しい思います。

この本をきっかけに日本産業史に角倉一族の業績が正当に評価され、多くの日本人に
知っていただける契機になればこんなに嬉しいことはありません。

日本文化研究の最高機関である国際日本文化研究センターの取り組みに心から感謝いたします。
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