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小さなしあわせさがして…

忍者屋敷のような重要文化財「二條陣屋」

2017年06月03日 | 関西旅行
昨夜、元気にグアム旅行から帰りました。
ブログ友との旅行記が終わったらグアム旅をUPの予定。

3日目は、おごと温泉から京都へ。
この日は、二条城近くにある二條陣屋に見学の予約を入れておきました。

二條陣屋は十数年前に行ったことがあり2度目の訪問。
お寺や神社巡りも3日目になると、飽きるでしょう。ぜひブログ友をお連れしたかったんです。




「二條陣屋(重要文化財・小川家住宅)」は、江戸時代に参勤交代の行き帰りに立ち寄る大名たちの宿泊所として使われていました。
繊細優美な数奇屋式建築には、大名の身辺警護のための落とし階段や武者溜りなど不意の敵に備えた造りや、大火の多かったこの時代、防火建築としても工夫がされています。
防火建築・陣屋風建築・数寄屋建築の3点から、民家としては全国で2番目に国の重要文化財に指定されました。

なお、二條陣屋は写真撮影は許されていません。
今回はたびねすの取材を兼ねて撮影の許可を頂いています。



先ずは玄関先のお部屋で簡単なレクチャーを受けて、見学が始まります。
ボランティアの方や、小川家の方々が50分ほどかけて案内をしてくださいます。
最初に案内をしてくれるのが、主客の泊まる大広間で、他の武士との謁見や食事、就寝をしたところ。
床の間・附書院・違い棚などの書院造りとなっています。
違い棚の下、楓の一枚板は家が一軒買えるほどの高価な物とか。

天井の左を見ると、一か所天井板がないところがあります。
下から見上げると明かり取りの窓にしか見えないようになっていますが、実はこの天井裏には武者溜りがあり、そこから室内の様子をうかがい、何か危険が迫ればそこから下に飛び降りることもできるような仕掛。



こちらが2階の武者溜りで、様子をうかがっていたのでしょう。



大広間から庭を眺めたところ。



これは国内最古といわれる陶板浴槽で、外で焚いた湯を開いた穴から竹筒で流し込む給湯式。
浴槽に接して炭釜を入れる保温槽があり、間には仕切り板が設けられ、保温槽に回る湯量を変えることにより、温度調節をする仕組みになっています。
この時代にしてはなかなかのもの。



春日の間は、元々は春日神社の神官であったことから、奈良を意識した数寄屋造り。
庭には春日社を祀り、中央部には長方形の井戸が見えますが、大火が続いたことから、いざ火災になったときは重要書類や貴重品を唐櫃(からびつ)に入れて、沈めるように工夫されていました。




上り口が来訪者にわからないように、普段は階段を吊り上げて、茶壷棚に見せかけている隠し階段。写真は隠し階段を下したところで、こちらから2階へ上ることもできます。



この隠し階段は、2階からは普段は床のように塞いでいますが、実は引き戸になってこのように開ければ階下へ降りられます。2階から階下へ逃げる時に、引き戸の下に隠れることもできたり、追っ手に階段があるように見せかけて、足を踏み外させるような仕掛けにもなっています。



2階の廊下の先には、京町家に多く見られる虫籠窓(むしこまど)が見えます。
内側には、飛び火の侵入を防ぐようにしてあったり、軒下にはフックのようなものが張り巡されていて、火事の時は井戸で濡らしたむしろを引っ掛けて屋敷に火が回らないような仕組みにもなっています。



赤壁の間にも障子の隣に見える、戸はいかにもそこに秘密があるように見えますが、実は何も仕掛けがありませんが
そこで時間稼ぎをすることができたりします。

二條陣屋には、その他お能の間や、お茶室が7か所もあります。



戦国時代は織田家・豊臣家にも仕え、秀吉の茶人として5本の指にも入っていました。
この茶室は、建物でいうと3階部分になります。
部屋の左奥には階段があり、非常時に屋根伝いに逃げることもできるようになっています。

二條陣屋は、なかなか面白いでしょう。
京都観光にお勧めのスポットです。

次回は、京都スイーツ、お土産などのご紹介の予定です。



近江八幡「日牟禮ビレッジ&ラ・コリーナ」たねやワールド全開!

2017年05月27日 | 関西旅行
一番楽しみにしていたのが、ここ!
日牟禮八幡宮の参道の両側には、近江八幡で創業した和洋菓子の「たねや」グループのシンボルゾーンの「日牟禮ヴィレッジ」があります。先ずはランチから。



混雑が予想されるので、早目のランチは、日牟禮茶屋で。
さすが境内の中なので、お店の前には注連縄が巻かれたご神木がど~んと。



まだお店は混んでいなかったので、1階でも2階でもOKということで、2階の囲炉裏の部屋へ。



ランチのたねや膳は4種類。
私たちが食べたのは、1620円の近江の餅米を使ったおこわ・汁物・香物と近江のおばんざい3品のついたもの。
バームクーヘン豚の生姜焼、近江名物の刺身赤こんにゃく、筍のよもぎ味噌掛など。
滋賀はバームクーヘンを食べて育った豚ちゃんが多いみたいですね。クラブハリエのバームなのかしら。
食前と食後にはたねやの和菓子が出てきます。
食後は写真の近江のもち米を使い粒餡を包んで焼き上げた熱々のつぶら餅。

美味しくて大満足!



こちらがたねやの中心となる老舗の風格が溢れる「日牟禮乃舍」です。
さきほどのつぶら餅も目の前で作っています。



道の反対側には、がらっと雰囲気が違ったクラブハリエ。
その中には日牟禮カフェもあって、季節の花が咲くガーデンも眺めながら洋菓子が頂けます。
奥に見える2階建ての建物は近江を愛したウイリアム・メレル・ヴォーリズが、1936年に建築された旧忠田邸を補修改築した日牟禮カフェの特別室もあります。
アンティークなお部屋が4つ。前日までに予約すればひとり500円で貸し切りができます。

日牟禮ヴィレッジを後にして、バスで5分で行かれるラ・コリーナに、歩いて行くことにしました。



少し遠回りをしましたが、無事到着!



目の前の広がるこの景色!屋根の芝生が青々しています。

見たかったの、来て見たかったのここに!



吹き抜けの店内は、1階がバームクーヘンと洋菓子、和菓子が所狭しと並びます。
横目で見ながら2階のカフェへ。



優しいウッディなテーブルと椅子。
窓からは、広い庭が見えます。



たくさん歩いて喉もカラカラ。



待っていました焼きたてバームクーヘン!
ここでしか食べられないんですよ。
ふわふわ!バームクーヘンというよりもシフォンケーキのようです。
大満足!



ラ コリーナ近江八幡は、八幡山から連なる丘に森や池・小川を作り、自然の流れに寄り添いながら、長い年月をかけて手がける壮大な構想。
未だ未完成なんですよ。



こちらはカステラショップで、栗の木を100本以上を使った店内は、ぬくもりが感じられます。
限定の焼きたて八幡カステラも食べられます。

美味しいものに大満足の一行は、今夜もおごと温泉へ宿泊します。
次回は、ひと足先にたびねすに記事をUPしましたが、重要文化財にて忍者屋敷!?を紹介します。

【たびねす】に京都の記事をUPしました。
落とし階段に武者溜り!京都「二條陣屋」はまるで忍者屋敷




古い商家や町並みを楽しむ「八幡堀めぐり」

2017年05月25日 | 関西旅行
2日目は、近江八幡へと電車で向かいます。
近江八幡は、豊臣秀吉の甥、豊臣秀次が築いた城下町で、近江商人発祥の地です。



こちらは近江商人を代表する豪商の屋敷や、白壁の土蔵など商家の町並みが残されている新町通り。
国の伝統的建造物保存地区に指定されています。



まるでタイムスリップしたような気分になります。
さらに進むと、琵琶湖水運の要として活躍した八幡堀が見えてきます。



この運河を荷船は行き来していた名残の水路です。



このような和舟に乗って八幡堀を巡りました。



菖蒲が美しく咲く堀を35分間、1000円です。



木々が木陰をつくり、吹く風は爽やか~気持ちがいいです。



水路は穏やかで、揺れることもありません。




春には桜・夏は柳・秋は紅葉・冬は雪景色と四季折々の風情も楽しむことができます。
昔のままの景色が残されていることから、時代劇のロケ地にもなっています。
NHK朝ドラ「あさが来た」では大坂中之島の水辺という設定で、この 八幡堀が使われました。
たしか、主人公のあさの姉(宮崎あおい)が、船にのって嫁入りだったと思います。



こちらは、近江商人の氏神様「日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)」
旅の安全と、商売繁盛をお願いしました。
次回は、一番のお楽しみたねやの複合施設「日牟禮ヴィレッジ」でランチ&「ラコリーナ」でスイーツ。
「たねや」ワールドをご紹介します。

京都観光にお勧めの「おごと温泉湯元館」でまったり~

2017年05月22日 | 関西旅行
京都旅行が決まった時に、お宿は悩みました。
当初7名ということで奇数、ホテルタイプだと7人が一緒の部屋にはなれないことと
なかなかトリプルもないので、ひとりがエキストラベットになってしまう。
それと京都旅行は、歩くことが多いので、夜はゆっくり足を伸ばしたいし、温泉だったらなおさらいいと。
京都で温泉旅館というと、結構なお値段だし、数か月前にすでに予約もいっぱい。
調べてみると、滋賀県のおごと温泉がなんと京都駅から、JR湖西線で20分なんです。
それに2食付いてもお手頃価格ということで、「おごと温泉湯元館」に決めました。

おごと温泉駅に到着後、電話をすればすぐに迎えにきてくれました。
おごと温泉というと、昔は男性が楽しむところというイメージがありますが、今は違います。



開放感のあるエントランスが、迎えてくれました。



お部屋は二間続きの和室と、3畳くらいの着替えたりお化粧のできる間がありました。
ウェルカムスイーツは、その場で蒸しあがるお饅頭に、琵琶湖産の佃煮。

夜には紅茶と、また違ったお菓子を用意してくれます。

温泉に浸かって汗を流して、夕食タイム。



広い食事処に5人、ゆっくり食べられます。



近江の幸が溢れんばかりのお食事です。
タイミングがよくお料理が運ばれてきます。
旬の美味お料理が、美しい器に盛られていて、うっとり~
このお宿のウリは近江牛、それも格付けA4等級以上の認定近江牛なんですよ。
サイコロステーキで頂きます。




こちらは近江牛とバームクーヘン豚のしゃぶしゃぶ。
バームクーヘン豚って何!?
バームクーヘンを食べて育った豚だそうです。

大満足のお料理の後は、温泉。
5か所7種類のお風呂の湯巡りができる嬉しいお宿。



こちらは緑が溢れる露天風呂「湯幻逍遙(とうげんしょうよう)」。



湯幻逍遙(とうげんしょうよう)の岩をくぐるとこちらの温泉に繋がっていて、寝湯もあります。




琵琶湖一望の11階にある最上階露天風呂「月心の湯」は、開放感がたっぷり!
夜景も美しく、満天の星空も拝めます。



比叡山を望むことができる8階の眺望大浴場「山望の湯」。
露天風呂も完備。



まだまだある温泉。
こちらは回遊大浴場。
足つぼに刺激を受けながら歩く歩行浴(ステップバス)は、ストレス解消・水虫・冷房病にも効果あり。
腰痛や関節炎に効果があるヘルツバス(周波浴)は、ピリピリと電気が走ります。
結構スリルがあってキャ~キャ~叫んじゃいました。

温泉に大満足して、就寝。
翌朝も温泉に浸かり、朝食。



滋賀伝統のえび豆や、琵琶湖産の鮎の一夜干しなど、どれも美味しく頂きました。
特に美味しかったのが、サラダのドレッシング。
料理長特製のコーンのドレッシングで、こんなの食べたことがないと、みんなでお買い上げ。

送迎時間よりも早く出発したかったのでタクシー2台分のつもりでお願いしたら、なんと1台。
ジャンボタクシーでなくても、運転席の隣に2名乗れる広めのタクシーは滋賀でも京都でも5人OKでした。
海外だと、小ぶりのタクシーが多いので、5人乗ると本来は違反だし、乗るのにかなり苦労するんですが、さすが日本!

おごと温泉駅から山科にいったん戻り、JR東海道線で近江八幡へ向かいます。

※湯元館では浴場の写真は本来はNGです。
たびねすの取材を兼ねているため了解を得ています。

【たびねす】京都駅から20分!京都観光にお勧め「おごと温泉湯元館」は多彩な湯巡りが自慢

レンタサイクルで巡る「愛宕念仏寺~化野念仏寺」

2017年05月20日 | 関西旅行
清凉寺からさらに奥へと進みます。
少しずつ坂道になっていくので、化野念仏寺の駐輪場に自転車をおいて愛宕念仏寺を目指します。



途中には嵯峨鳥居本(さがとりいもと)があり、その周りには瓦屋根の町家風民家と、茅葺きの農家が見られることから、1979年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されました。

ここまで来ると市内の喧騒感はまったく感じられずとても静かです。



愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)の仁王門が見えてきました。
この先には清滝トンネルが見えます。
昼間でもなんだか気持ちが悪いな~と思っていたら、なかなかの心霊スポットとか。



愛宕念仏寺は比叡山の僧、千観内供(せんかんないぐ)によって復興されました。
重要文化財に指定された本堂には、御本尊の厄除け千手観音が安置されています。
こじんまりとした境内には、優しいお顔の観音様を手で触れて拝めば、心身の痛みを癒してくださる「ふれ愛観音堂」があります。
みなさまに触れられてピッカピカ!



所狭しと羅漢様が並び、その数は1200体。
昭和56年から10年間かけて、1200人の一般の参拝者の手によって彫られた「千二百羅漢」。
眠そうな顔や抱き合っていたり、杯を交わしていたり、笑っていたりとどれも愛嬌があって癒されます。
愛染橋を渡り階段を上がれば、金色に輝く「虚空菩薩」が上から見守ります。



多宝塔もあります。



帰りに、鐘の音律によって仏の心を自然界に伝える三宝の鐘を叩きました。

ここから化野念仏寺へと下ります。



化野念仏寺は、1200年ほど前に弘法大師が開創されたと伝えられています。
化野念仏寺の境内に祀る八千体余りの石仏・石塔は、あだし野一帯に葬られた人々のお墓。
ひとつふたつと石を積み上げた河原のように見えることから、西院の河原といわれています。



竹林の道もとても美しいです。



嵐山の竹林の小径に行きたかったのですが、そこまでたどり着くのも大変なくらいの人混みだったので、諦めていましたが、ここでこんな美しい竹林に出会えるなんて、それに人もまばら。
しっかり写真に収まりました。



竹林の道を上って行くと、六面体地蔵があります。
地獄・餓鬼・畜生・修羅・人道・天道の6つの世界を六道といいます。
この六面体地蔵を、天道から人道へと時計回りに、お水をかけながらお参りします。
水によって罪障を洗い流します。
その時は、「オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ」と唱えるのですが、これがなかなか覚えられず、四苦八苦。

お参りも済んですっかり喉も乾き、足も疲れたので、次はスイーツタイム。



予定をしていた寿楽庵へ。
自転車を置いて一番に勇んで進んでいくと、嵯峨野らしい草庵という触れ込みでしたが、なんだか寂れ感がたっぷり。
思わず後ずさりする私…
門も傾き、建物もかなり朽ちている感じで、みんなでどうする?って話をしていると、優しげな女将さんが、「おこしやす」とはんなり声をかけられ、恐る恐る店内へ。
お客も誰もいないし、不安な私たち。

ひとまず、わらび餅と抹茶のセットを注文!
待てど暮らせど、なかなか出てこないし、なんだかお餅をこねているような音が…
30分ほど待つと、いかにも美味しそうなわらび餅が出てきました。
注文をしてから作って下さるので、わらび餅は出来たてで美味しいし、宇治の高級な抹茶も合います。
建物で判断をしてはいけないと思いました。大正解!

建物は140年近く経っているとかで、レトロな建物に多い歪んだ窓ガラスも。



庭の先には、瀬戸内寂聴さんの寂庵が見えます。
美味しい和菓子で大満足し、嵐山で自転車を返して、今宵のお宿はおごと温泉です。



京都駅から湖西線で20分。



忍びトレインで、向かいます。
次回は温泉三昧!近江牛に大満足のお宿の紹介です。



恒例ブロ友旅行・京都~近江八幡~京都

2017年05月18日 | 関西旅行
ただいま~!
14日~16日まで、4年越しで行きたかった京都~近江八幡の旅を実現してきました。
仲良し7人の予定でしたが、わんこちゃんの具合が悪かったりと、参加5名。
寂しかったけれど、楽しんできましたよ。
しばらくは旅行記にお付き合いくださいね。

京都駅について、先ずは京都タワーサンドで、キャリーバックを預けます。
キャリーバックを京都市内の宿泊先に、届けてくれるサービスがあるのは知っていましたが、
今回の宿泊先は滋賀県の雄琴温泉、それでも宿泊先まで800円で届けてくれる嬉しいサービス。
身も軽くなったところで、JRに乗って嵐山へ。
今回は嵯峨野を巡るので、レンタサイクルです。



6年ぶりの嵐山です。
渡月橋も、嵐山も物凄い人混み、少し疲れます。



11時に早めのランチは「豆腐料理・松ヶ枝」。



店内から眺めるお庭も京都らしい。



湯豆腐は2130円の雅のコース。
先付は、生麩・湯葉・ジュンサイ。ひとしなは筍を炊いたもの。
豆乳スープ。
どれも優しいお味で美味しい!



国産大豆と京の水が生きた豆乳を使った手作り豆腐は、 香りのよいそば豆腐と宇治の抹茶を加えた抹茶豆腐。
見た目も綺麗。
あとは、そばの実ちりめんご飯、京のおつけもの。



ランチに大満足の5人。
今年は、ももママさん・こうさん・ケイさんヒイさん・私の5人旅。



自転車に乗って、嵯峨野へGO!
先ずは清凉寺(嵯峨釈迦堂)へ。こちらは、京都府指定文化財の仁王門。



清凉寺は「源氏物語」の光源氏が造営した「嵯峨の御堂」と目される寺院。
清凉寺の本尊釈迦如来像が多くの人々から信仰を集めていました。
こちらは釈迦堂で、清凉寺本尊三国伝来生身釈迦如来像(国宝)を安置する本堂となっています。



本堂の奥の扉を開くと長い渡り廊下が続きます。




渡り廊下からは、弁天堂を見ることができます。
その奥には大方丈と庭園。



混雑もなくゆっくりと拝観できました。
皆であぶり餅をシェアして、次に向かいます。

【たびねす】に新しい記事を投稿しました。
東京「厄除け祖師・堀之内妙法寺」は境内に足を踏み入れるだけでもご利益あり!

和歌山旅最終章 三段壁神秘の洞窟

2013年06月12日 | 関西旅行

長い旅行記にお付き合いくださりありがとうございました。

一緒に旅をしたブロ友はとっくに和歌山旅行の旅日記を終えて

ハワイ・長野へと次なる旅に出かけていますが

私は、やっと今回で最終章となりました。

楽しかったオフ旅最終日は、

和歌山観光のメッカでもある白浜へ。

美しい海岸線をバスは、走ります。

お天気がいいので、海の色もスカイブルー☆

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着いたと同時にランチです。

シラス丼ぶりに、まぐろのお刺身付き。

名物が食べられて満足した後は、ここで2時間近くのフリ―タイム。

先ずは、名勝である三段壁を見にいかないとね。

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海に続く道の途中には、アロエ公園。

12000株もあり、11月~2月までは、一斉に花が咲くようです。

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何も下調べなしで、ここ三段壁に来ましたが

なかなかの絶景です。

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お天気が良くてよかった!

海だってキラキラ☆

三段壁とは、屏風のように直立する

高さ50~60メートルの絶壁。

その絶壁の奥深くには、三段壁洞窟があります。

源平の戦いの頃、熊野水軍の船隠しの場があったところです。

せっかくなので、見学してみました。

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エレベーターでいっきに、36メートル降りると

海蝕洞窟内には、探訪遊歩道があります。

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堂内には、水の神様である

弁天様、牟婁大弁財天(むろべんざいてん)をお祀りしています。

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左右に十六童子を従えて鎮座しています。

幸福や、子孫をもたらす神様。

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内部は、薄暗くて、怪奇な空気も漂います。

時折、波の砕け散る音が堂内に鳴り響き

私は、わくわくしていますが、怖がっていたもの約2名(笑)

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潮吹き岩。

大きな波がくると、勢いよく潮を吹き上げます。

しっとりと涼しんだところで、再び地上へ。

先程の三段壁を眺めていると、なんだか岩の上を歩く人が…

自殺志願者!?かと思いましたが、どうやら誰でも歩けるらしいとのことで

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じゃ~ん!

絶壁ぎりぎり近くまで来ましたよ。

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先程の洞窟も左に見える

絶景スポットです。

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ほんのすぐ先は、絶壁ですよ~

怖いね~っていいながらも、スマイル。

怖がりのヒイさんもピースしているし(笑)

景色には、勝てないですね。

あっという間に、自由時間が過ぎて、

梅干しショッピングに向かいます。

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車窓からは、美しい景色が広がります。

円月島(えんげつとう)は、島の中央に円月形の海蝕洞がぽっかり開いていて、

ここに後ろの灯台が見えるところが、絶景ポイントです。

ばっちり灯台が映り、ラッキー☆

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最後の訪問先は、梅干しのなかたへ。

梅干しショッピングって聞いただけで、

バスから降りたくない気持ちで一杯でした。

正直、マスクも持参していました。

ところが、とっても綺麗な工場とお店で

新しい建物なので、梅干しよりも木の香が漂い、

お留守番の旦那さまに梅干しのお土産も気持ちよく買えました。

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でも、梅干しの試食はご遠慮をして

私は、こちらへ。

下戸でも、梅酒は少し飲めますよ~

いくつか試飲して、ほろ酔い気分で最高!

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夕方には、伊丹空港に到着。

飛行機までは、しばらく時間があるので

大阪にきたら、これでしょ!

551蓬莱の豚まんと炒飯をシェアして食べました。

美味しかったので、出来ればお土産に買っていきたかったけれど

重いので、断念しました。

2泊3日の和歌山旅。

走るように忙しかったけれど、見所がたくさんでした。

こうさん、michiさん、ヒイさん、楽しい旅をありがとう。

いつもは、人数が多いのに今回初めての4人旅。

寂しかったというのが本音ですが、

それでも濃密な4人だったし!?

今まで以上に、気持ちが近づいたって感じがしました。

来年こそは、7人揃ってね。

それと、今回の旅に花を添えてくれた、まぁーちゃんに会えたことも感動でした。

旅行の計画まで一緒にしてくださって、当日参加できなかったケイさん。

お世話になった方、皆さま、ありがとうございました。

最後に、今回の旅は阪急交通社トラピックスで34970円でした。


本州最南端 串本温泉でまったり~

2013年06月08日 | 関西旅行

旅行記も長くなりましたが、この記事を入れてあと2回の予定です。

どうぞお付き合いくださいね。

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熊野三山を参拝の後は、

今宵のお宿は南紀串本ロイヤルホテルです。

本来は、浦島ハーバービューホテルでしたが、

夕食がバイキングは嫌よねって、ランクアップしました。

2980円でランクアップできるので、他にも何人もいらっしゃると思っていいたら

なんと私たち4人だけで、同じツアーのおじさんたちから

ロイヤルのお嬢さんって、呼ばれました(笑)

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お部屋は、勿論オーシャンビュー

橋杭岩を見降ろすことができる

窓も2方向にあるコーナーの広いお部屋でした。

できれば、和室だったらもっとよかったのに…

でもそこは気を取り直して、恒例の寝床を決めるジャンケン大会。

昨夜も負けたし、やっぱりこの日も負け組。。。と思ったら

勝ち組のヒイさんとmichiさんが海が見える窓際がいいってことで

なんとエクストラベットの方を選んでくれたので

私とこうさんは、広いベットへ。

先ずは、今日の疲れを取る為に温泉へ。

浴衣に着替えて、お食事処へと思ったら、

披露宴会場のような広いお部屋で、夕食です。

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いっきに並べられています。

写真映すのには、全部並んでいるのはいいけれど

やはり一品づつ運ばれてくるのが理想です。

でもそこは、リーズナブルなツアーですから、贅沢は申しません。

お味は、可もなく不可もなくでした。

食事のあとは、お部屋に帰って、

食べたり飲んだり、お喋りタイム

賑やかに夜は更けて…

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5時17分、日本の朝日百選に選ばれている朝日です。

早起きは三文の徳ですね。

ゴールドを流したような美しさ。

でも、この朝日を写真に収めて、まだまだまったりと…

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7時過ぎには、先程のゴールドから、

今度はシルバーを流したように変わりました。

美しさに感動☆

希望者のみ、潮岬に行くオプショナルツアーがありましたが

私たちは、最終日は、のんびりと温泉に浸かりたいねということで

出発は10時半になりました。

他のツアーの方々も8時に集合とかで、その時間が過ぎると

ホテルはどこもガラッと空いてきてラッキー☆

温泉もひとっ子ひとりいなくなりました。

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海も見降ろせる、露天風呂で

泉質は、カルシウム・ナトリウム-塩化物温泉

効能は、神経痛・婦人病・筋肉痛・冷え性・疲労回復。

少し、お湯は塩辛い感じですが、お肌はスベスベになります。

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今年も、お約束の温泉集合写真もバッチリでした。

この美しいおみ足はどなたでしょうか?(笑)

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このホテルのいいところは、

シャンプーの種類が多いということ。

私は、馬油にしました。

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朝食は、ビュッフェ。

ほとんど人がいないので、のんびりと食べられました。

3日ぶりのコーヒーも美味しかった!

ゆっくりと、身支度をして、バスを待ちます。

次回は、旅行記最終章 海と洞窟へと


熊野三山悠久の古道を歩く 那智の滝~熊野那智大社

2013年06月03日 | 関西旅行

熊野速玉神社を参拝の後は、

滝自体が御神体という神聖な那智の滝へ。

Img_2323

滝を祀る、飛龍(ひろう)神社は、

熊野那智大社の別宮です。

ここから、石段を下って行くと滝つぼまで行けます。

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が、しかし

2年前の台風の爪後がここにも。

滝つぼが 埋まってしまっているんです。

現在クレーンが入り復旧中となっています。

滝とクレーンのコラボは、なかなか見ることもできないので

ここは、前向きにラッキーということで。

一段の滝としては落差日本1位を誇っていて、

華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑の一つとして数えられています。

Img_2311

御神体である滝にお参りして

帰りの石段は、133段の上りです。

ここから、バスに乗って本日最後の参拝地である

熊野那智大社へ。

最後は、467段上った先にあります。

往復で、934段!

ここは、タフマンを飲んで頑張ります!

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意外にもあっという間に、上ってこれました。

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こんなに、山の上まで…

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朱塗りの美しい社殿。

新緑の緑に朱が映えます。

ここにも、八咫烏が。

那智の滝を祀る古代信仰から始まったとされる那智大社は、

神武天皇が那智の山が光り輝くのを見て、

滝を探り当てたといわれています。

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境内の中には、樹齢800年を超える

平重盛お手植えの 大楠の木があり

ここで護摩木に願い事を書いて、胎内くぐりをします。

一瞬、去年の善光寺のお戒壇巡りが頭に過りましたが

ここは、暗闇ではなかったので、ホッとしました。

1

4人の願い事を書いた護摩木を並べて、

参拝しました。

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那智山青岸渡寺(せいがんとじ)。

隣接する那智大社と、神仏習合の修験道場となっていました。

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三重塔と那智の滝。

旅行パンフレットでも、必ず載っていますね。

ここからなら、目障りなクレーンも見えないし

滝の上の注連縄は、はっきりと見ることが出来ます。

上り下りと934段、不整脈も、もろともせず、

足の痛みもなくお参りできたことは、タフマンのおかげ!?

いえいえ、神の御守護のおかげですね。

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頑張った御褒美は、これ!

紀州名物の備長炭入りのソフトクリーム。

旅に出たら、一度は食べたいご当地ソフトです。

糖分も補給して、今宵のお宿の串本温泉へ向います


熊野三山悠久の古道を歩く 熊野速玉大社~大門坂

2013年05月30日 | 関西旅行

熊野本宮大社をあとにして、

次は熊野速玉大社へ。

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車中からは崖崩れの跡も見れます。

数年前の台風の爪後が、あちこちに残されていて

どれほどの台風だったかが、想像できました。

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朱塗りの美しい

熊野速玉大社に到着。

ここは石段もなく、本当によかった!

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御祭神は、熊野速玉大神(いざなぎのみこと)・

熊野夫須美大神(いざなみのみこと)を主神に、

十二柱の神々を祀り新宮十二社大権現となっています。

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神門には全国熊野神社 総本宮と書かれています。

ここにも皇室の菊の御紋章。

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新緑に美しく浮かび上がる

朱塗りの社殿。

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熊野は、過去・現世・来世にわたって

お救いくださる神々のいらっしゃる聖地だそうです。

再びバスに乗り、大門坂へ

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大門坂は、那智大社への参道で、

ここが熊野古道の定番スポットです。

熊野は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として

ユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されています。

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どのパンフレットにも必ず載っている

大門坂の石畳です。

苔むした石段と杉木立で、

空気もひんやりと気持ちはいいのですが

石畳で、歩きづらいし、これがなかなか辛い。

でも杖があってよかった、使いづらいって人もいたけれど

私は、少し楽になった感じがしました。

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夫婦杉から少し歩くと、多富気王子(たふけおうじ)が見えてきました。

王子と聞くと、白馬にのった王子様のイメージですが、

王子とは、参詣途上で儀礼を行う場所で

熊野の中辺路(なかへち)には、そんな王子が多数あることから

九十九王子(くじゅうくおうじ)と呼ばれています。

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この大門坂は、熊野那智大社へと続いていますが

私たちは、途中までいいところだけ歩いて

バスで那智の瀧へと向かいます(さすがツアー)。

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熊野古道はいかがですか~

まだまだ少し元気が残る私たち…

添乗員からここまでは序の口です。

歩く練習ですよって、言われて青くなる私でした。

次回は、那智の瀧~那智大社へ