ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
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本・小路幸也 「空を見上げる古い歌を口ずさむ」

2012-02-23 06:00:34 | 図書館本 読書備忘録 
                      図書館本 

          空を見上げる古い歌を口ずさむ (講談社文庫)

 内容(「BOOK」データベースより)
みんなの顔が“のっぺらぼう”に見える―。息子がそう言ったとき、僕は20年前に姿を消した兄に連絡を取った。家族みんなで暮らした懐かしいパルプ町。桜咲く“サクラバ”や六角交番、タンカス山など、あの町で起こった不思議な事件の真相を兄が語り始める。懐かしさがこみ上げるメフィスト賞受賞作。

 顔がのっぺらぼうに見える・・・? 

そんなことから始まるお話。舞台は旭川市パルプ町・・・パルプ町? ほんとーありました。社宅の風景がとてもいいのね。
昔近所にH立の工場があった。ちょっと離れたところに社宅があってまったく同じ家がずらーっと並んでいた。あれが大きくなって町になっているところのお話ね。

これはホラーファンタジーのようだけれど、今の世の中に警鐘を鳴らしているのかも?なすごいお話。

始まりはどういうこと? と、読んでいたけれど・・・残り少なくなってきた頃からひき付けられました。

特殊な能力?を持つ「稀人」の彰君のまわりが”のっぺらぼう”だらけならね・・・

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