作品紹介・あらすじ
「おいしいごはんが食べられますように」で芥川賞を受賞した高瀬隼子さんの次なる挑戦。ゲームセンターで働く長井朝陽の日常は、「早見夕日」のペンネームで書いた小説が文学賞を受賞し出版されてから軋みはじめる。兼業作家であることが職場にバレて周囲の朝陽への接し方が微妙に変化し、それとともに執筆中の小説と現実の境界があいまいになっていき……職場や友人関係における繊細な心の動きを描く筆致がさえわたるサスペンスフルな表題作に、早見夕日が芥川賞を受賞してからの顛末を描く「明日、ここは静か」を併録。
読書備忘録
面白いんだか面白く無いんだか、良くよくわからなかった。
ゲームセンターには幽霊がいる。そっか、そこにも!
劇場には居るってねー!コンサート途中で誰もいないトイレに行ったら居た。って書いていた人いましたよね。ってことを思い出した。なんでそういうこと言われるんだろう?トイレって・・・
お母さんからは・・・「家にいればいるほど嫌いになるんだけど、家を出て行くと、電車や階段で足は大丈夫かしらって心配になって、心配を重ねてると好きになるのよね」って。足を怪我したお父さんの事!ふーん、そう言う事もあるかもしれない。紙切れ一枚と思っていても夫婦だからね。
入り込んで読んでいたら、あ、それは小説のことだった。とか、ちょっと混乱しながら読みました。