内容紹介
これは愛だろうか?新直木賞作家、受賞後初の長篇小説。ともに結婚している男女が、むさぼるように求めあう愛欲の一年を見事な文体で描く、著者の最高傑作。不穏な空気がサスペンスを呼ぶ。そして、静かな官能があふれてくる。「大貫知子は、物欲しげに俺を見た。それがあの女に対する、俺の最初の印象だった」「晩鳥。荒地に生えた一本の木みたいな男。孤独に晒されているのではなくて、孤独に守られているような男」巧緻な構成で編み上げられた至高の恋愛小説。
読書備忘録
まず、言いたいのは、表紙に騙されてはいけません。
次は、狂っている?それ誰に聞いているのでしょうね?
いろんな人がいて当たり前だけれど、そっすか?それでいいんすか?そんな毎日って楽しいっすか?
そんな感じ!
だからと言ってつまらないってことではなく、なんだなんだ!どしたどした!
それは犯罪ではないですか?やらせておいていいんですか?
それはなんとかハラスメントではないですか?言わせておいていいんですか?
おいおいと ? が、次々と現れては・・・消えないの。
案外面白く読んだみたい。備忘録楽しく書いておりますから・・・サスペンスありました?
私たち夫婦・・・あちらがどちらかで何かをしているかどうかは知らないけれど、死ぬまで知らなければ害はなし!って、当たり前のことを言っておりますが、たまに事件は起きます。お皿の1枚や2枚が欠片になるくらいで、そこんところに関してはわりとつまらない夫婦なんだわ。このまま死んでいければいいわ!と感想を述べたところで、墓場まで持っていくつもりが、お酒なんか入ってうっかりペロッとしゃべっちゃったのを、そう言えばさぁ、本人もういないからいいだろうと、べらべらしゃべっちゃう輩がどうかすっといるわけで、墓場まで持って行かなかったのね?修羅場化した現場は今思えば勉強になった。まだ若かったからギョッ!として見ていただけだったけれど、今ならバッカだなぁー・・・と楽しめる。
★★★☆☆