ときどき森へ・・・sora日和

~ by 凪 ~
ハンドルネーム変えました。

茶きん鮨と浅草松屋

2010-06-01 05:59:37 | パン・お菓子・お食事 ♪


3歳から中学の初めまで坂東流の日本舞踊のお稽古をしていました。
終わりの頃は行ったり行かなかったり、 こんな感じで、お師匠さんから男役やっておくれ!と、呼び出しがかかると、えー と、仕方なく行っていたような・・・結局、名取になるのがイヤだったから。。。逃げた 

祖母の道楽・・・
サラリーマンの父の収入ではちと大変だったようで、母はやめさせるのに必死でした。が・・・サボろうと企んで公園の石造りの大きな滑り台の下に、友達に囲われて隠れていると、引きずり出されしょっぴかれていました。
あまり好きではなかったけれど、おさらい会ではきれいなお着物を着せてもらえるから、 ありんこ程は気に入っていたと思います。

その”おさらい会”は   浅草松屋の大ホール  むかぁ~し昔・・・あったのです。
デパートの上のほうに、 花道のある立派な大ホール  が。
気がついた時にはなくなっていましたけれど。

この花道からはたぶん・・・一度だけ出たことがありました。
黒子さんにホイッ!と押され、のれんをくぐって出た時、父は”感動して泣いちゃったよ~”と。
この父は子供の事になると感動してよく泣く人でした。が、私の結婚式では泣かなかったのです。  

そしてこの花道は子供にはちと長く、なかなか舞台にたどりつけず最後は小走りで舞台まで・・・八㍉で映した時、ここばかり見て大笑いされていましたね~

おさらい会はそれはそれは華やかなものでした。

最後にはそろって手ぬぐいを客席に投げていましたから、バレーを習っていた友達はそれをやりたくてバレーをやめて踊りやる!とゴネていました。私は舞台で大きな花束をもらえるバレーの方が良かったから、二人して取り替えてもいいか?なんて子供みたいなこと言っていました。って・・・子供でしたね。 

役どころのきれいなおべべを着せてもらいお化粧をしてかつらをつけてもらうと、外に出ちゃダメだからね、じっとしていなさい!と言われていたのにこっそり楽屋から出て廊下に現れては まぁ!かわいい~♪と言ってもらって喜んでいました。
一緒にお稽古していたひとつお姉さんのH子ちゃんは、○ャニー○事務所で活躍している坊ちゃんのおばさんになっていますね。有名人が甥っ子ってどんななんだろう・・・?それはいいとして~。

来てくださったお客様たちにお弁当とお土産をお持ち帰りいただくのが常でした。それぞれ御ひいきのお店がありますからお弁当はいろいろ。

客席に散らばっているお客様を探して、ご挨拶しながら母と配って回りました。
上手になったね~、よかったよ~ 褒められてご満悦!になっている私の隣で母が・・・電信柱が動いていただけですから~と。

 いったい何の話をしているのかと・・・やっとたどり着きましたね。。。道中長うございました。

私のお客様にはいつもこの  京樽の茶きん鮨  が箱に入ったものでした。

いっときここはつぶれちゃったの?どうでしょう?なんてこともありましたが何処かの傘下に入りましたね。
だからまたいつでも 茶きん鮨 が食べられるという事で めでた~い 


 そしてその 浅草松屋の屋上遊園地 は 昨日 5/31 閉園しました。

ここと、花やしきで大きくなった私は・・・

 日本で最も古い  屋上遊園地  と言われていたそうです。開園は1931年。

子供の頃は東武電車や都電に乗って、しょっちゅう遊びに来ていました。ちょっと大きくなってからはお散歩がてら、松屋行くか?行く行く~!

乗り物がたくさんあって楽しかったのです。くるくる回って屋上から飛び出してしまいそうなものや、カタカタとおみくじをお盆にのせて、最後はお盆を傾けてポロッとするからくり人形みたいなもの。。。

わが息子たちも何度か行っているのに なんと  覚えていない・・・
み~んな思い出になっちゃいましたね。だから松屋の  屋上遊園地  にも  



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