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まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

デート~恋とはどんなものかしら~ 第7話

2015-03-04 22:00:13 | ドラマ


第7話

『親の気持ちを子は知らず!? 母の終活決め手は結婚!!』





体調を崩した巧母・留美は依子の紹介で受診し

胃潰瘍の診断を受け手術することになった。

依子は自分の母・小夜子のことを思い出す。

胃潰瘍と言われたが実は胃癌で、しかも末期だった。

巧から聞いた留美の症状が小夜子と似ていた。

その時の心境を父に確認する依子。

父はなかなか受け入れられなかったと。


「お父さんときたら、ショックで右往左往するばっかりでね。

何にもしてあげられなかった。 情けないよ。 後悔ばっかりだ。

やっぱり生きてる間にしてあげられることはしてあげないとね。」



依子は留美から呼び出されホントに巧と結婚するのかと確認された。

そんな留美の行動に依子は胃癌と確信する。



一方、巧も母の行動や物悲しげな表情が引っかかる。

宗太郎は葬儀屋から出て来た留美を目撃。

佳織は美術教室を引き継いで欲しいと頼まれる。



そんなこともあってか、

依子の部屋に全員集合し緊急ミーティングが開かれた。


「思い残すことはないと仰いました。

これは死に直面している人物が使う表現のはずです。」


深刻になる依子たちを前に、考えすぎだとフィクションだと巧。


「私の母も胃潰瘍と偽りました。

留美さんとまったく同じ症状でした。

検査では発見されにくい場所にあり判明した時には手遅れでした。

一応、手術はしましたが、手の施しようはなく間もなく亡くなりました。

これはフィクションではなく現実です。

認めるしかありません。

留美さんは人生の終末を迎える準備を しています。

合理的結論は1つ。 留美さんは末期癌です。」


最期の時間を留美が穏やかに過ごすためにも、

騙されたフリを続けるしかないと。

依子は各々のやるべきことを割り振っていく。

そして依子はというと・・・


「これは私が作成した結婚に関する契約条件の草案です。

これに合意してくださるなら結婚をしても構いません。

私が留美さんにしてあげられることがあるとすれば、これです。」



巧と依子の結婚話がこんなところから進んで行く。

手術までの時間、結婚契約書の条件をすり合せて行く2人。



留美のお見舞いに行った依子は

死んだと思っていた巧の父・努が生きていたことを知る。

巧にも確認すると努は教育評論家で結構知名度もあり、

TVにも出ていたことがあるし、著作も何冊かあるとのこと。

13年前に巧の引きこもりが始まり家庭は大荒れ。

努が留美を突き飛ばしたことから

巧と大喧嘩になり警察沙汰にまでなったことも。

その後、家を出てた努とは絶縁状態。

今ではどこでどうしているのか分からないという。



その後、依子がネット検索してみると現状が判明。

何をして生きているかは分からないが、

本や映画のレビューが主なブログ『世捨て人の晴耕雨読』を書いていた。

それを知った巧は衝撃。

依子の脅迫を受け、留美のことを伝えるために会いに行くことに。



努の住んでいるところはボロアパートだった。

13年ぶりに会った息子だったが特に何事もなく・・・

努に挨拶する依子を他所に、巧は部屋の観察。

台所には歯ブラシ2本、布団には枕が2つ、

洗濯物の中には派手なブラジャーが!!


「本日、伺ったのは奥さまの留美さんのことでお伝えしたいことが・・・」


「言わなくていい! こんな奴に何も言う必要はない!!」


依子を引っ張ってアパートを出る巧。


「女と暮らしている。 若い女とよろしくやってるんだ。

母さんはずっと1人で・・・ずっと・・・

あいつを母さんには会わせない。 絶対だ!!」


「分かりました。」



鷲尾は依子を呼び出し、自分の気持ちを伝えた。

が、依子は気づいてなかったよう。


「だってそんな通達受けてませんから。」


「あっ・・・あぁ・・・とっ、とにかくそうなんです。

自分は依子さんとお付き合いがしたいんです。」


「困りましたね。

今、谷口さんとの契約内容を詰めているところなので・・・」


「分かってます。 だからもし・・・

もし、明日までに谷口さんとの契約が

合意に達しなかったら自分にチャンスを下さい。

駄目なら、依子さんのこときっぱり諦めます。 それだけです。」



留美の手術の朝、巧と依子の結婚の契約は合意に達し、

調印も無事に終了した。

手術前に留美に報告することに。



病室へ行った依子は留美が家族写真を大事にしてることを知る。

思うところがあった依子は努を病院に連れて来た。

激怒する巧に、努は土下座して会わせてくれと頼む。

それを見た宗太郎と佳織は会わせてやれば?と。


「こいつのこういうところがもう大っ嫌いなんだよ!!

全部芝居がかってんだ!

必要以上にぼろいアパートに住んで

エアコン付いてるのに石油ストーブ使って

ケーキでも羊羹でも用意出来るのに落花生出してやがんだぞ!

挫折した自分に酔ってるだけなんだ!

何が苦しみを背負った13年だ!

ホントの世捨て人はな、ブログなんかやったりしないんだよ!

『パシフィック・リム』に35点とか付けてんじゃねえよ!」


「何点なら良かったんだ?」


「そういうこと言ってんじゃないんだよ!

あんたはエセ世捨て人だって言ってんだよ!!」


「なんか・・・スゲェそっくりだな、この2人。」


「この世捨て人にして、この高等遊民ありだな。」


「こんな奴と一緒にすんな!!

あんたが若い女とよろしくやってる間、

母さんがどれだけ苦労したと思ってんだよ! 1人でどんだけ・・・」


「あなたのせいでしょう!!

彼が教育学者としての道を捨てたのも、夫婦関係が壊れたのも、

留美さんが1人で苦労し続けてきたのも、

元はといえば全てあなたが原因じゃないですか!

あなたの方こそ面会を拒否する資格はありません。」


「フッ・・・偉そうに。 人の家族を修復しようとしてんのか?

そういうのをな、善意の押し付けっていうんだよ!」


「私は末期癌で間もなく死を迎える妻に夫を会わせない権利など

誰にもないと言ってるんです!!」


「死を迎えるとか言うな!!」


「努さんを留美さんに会わせるならここにサインをして下さい。

会わせないならこの場で破きます。」


巧は婚姻届を引ったくり、ビリビリに破いた。


「君はまるで・・・母が死ぬのを待ち望んでるかのようだよ。」


「なんですって?」


「なんでもかんでもテキパキやりやがって!

イキイキしちゃってるじゃないか! 悲しくないのかよ!」


「私はただ悲しんで呆然としているのは時間の無駄なのでやるべき―」


「悲しくて呆然として、やるべきこともできなくて、

ただただ途方に暮れてばかり!

それが人間だよ! 大切な人の死ってそうやって迎えるもんだろ!

その方が母さんだってよっぽど嬉しいはずだよ。

ねぇ、母さん。 おっ、おおお~母さん!」


「聞いてたのか・・・」


「さっきから末期癌とか死を迎えるとかなんなのよ。

誰か死んじゃうの?」


胃潰瘍だと言う留美と、隠さなくていいと言う巧。

そこに清掃のおばさんが現れ、破いた婚姻届を掃き集めゴミ箱へ。

依子との結婚なくなったからと報告する巧。

まだ結婚なんかしないと、もっと長生きして寄生させてと(‐∀‐;)


「???・・・私は死なないと思うけど・・・」


「谷口さん、お時間ですよ。 行きましょう。」


「はい。 ねぇ、私って胃潰瘍よね?」


「はい。胃潰瘍ですよ。」


それでも留美が本当の事を言ってないと思ってる面々。

しかし手術が速攻終わり・・・


「・・・・・あのさぁ、みんな薄々思ってるだろうけど・・・

これってやっぱ胃潰瘍じゃね?」


「胃潰瘍だな。」


「末期癌って言い出したのは誰なんだ!」


全員が依子をジーっと見つめる。

見られた依子は背後を見る。


「君だよ!」



手術後、留美が努と楽しそうに話す姿を見て巧たちは違和感を感じる。


「13年ぶり感が2人から全く感じられないのは俺だけ?」


「私も。」


「つまり・・・努さんのアパートに通っている女性・・・・というのは。」


留美だった(笑)

4~5年前に電車でバッタリ会って、

その後なんとなくアパートに行くようになったと。


「13年絶縁してたの僕だけか! 末期癌より衝撃だよ!!」



病室では眠った留美を間に微妙な空気の巧と努。


「母さんから色々聞いてたよ。

働きたくないから稼ぎのある女性と結婚する・・・

不埒だ。 不埒だが・・・それもまた生き方だ。

ただ1つ言っておく。

妻を支えて家庭を守る・・・・きっと外で働く方が楽だぞ。」


 
巧は自分が破いた婚姻届をゴミ箱から拾い、貼り合わせ、

サインをして依子のところへ。





母さんと父さんが会っていたとはね(‐∀‐;)


確かに末期癌より衝撃かも。


巧と依子の結婚はどうなるのかね~?


鷲尾が依子にガツガツいってるけど・・・


依子はどうするんだろう。





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