ブザー・ビート ～崖っぷちのヒーロー～ 第８話

第８話

『行かないで』





直輝と莉子はキス。

今度は逆に押し倒す？直輝。

倒れた莉子をお姫様だっこして部屋へ。


きゃ～！！ (＞艸＜*)

お姫様だっこよ～。

山Pにお姫様だっこされてみたいわ～(笑)


「俺、白河さんのこと好きになった。」


「私も。私も好き。もう離れたくない。」


そしてまたキスをする。


そこへ麻衣たちの足音が聞こえ、焦る莉子。

慌てて直輝を自分の部屋へ隠す。


莉子の誕生日パーティーが再開。

直輝はずっと莉子の部屋。



莉子は麻衣と秀治が眠っているのを確認し部屋へ戻る。

直輝が莉子のベッドで眠ってて、

直輝の寝顔を見つめ、顔を触る莉子。

莉子の手を直輝が掴んだ！！


「莉子。とか呼んでみた。」


「じゃあ、直輝。とか呼んでみた。」


見つめ合い、莉子の髪に触れる直輝は、

莉子を後ろから抱き寄せた。



翌朝、麻衣たちはコンビニに行ったらしく留守。

散らかった部屋を見て、

「俺、ここ片付けた方がいい？」と言う直輝。

「いいよ。」と断る莉子。


川崎からのプレゼントが目に入る２人。

莉子はちゃんと好きな人がいると言ったと言う。


「俺も、川崎さん帰って来たらちゃんと言うよ。

莉子と付き合いたいって。」


そして２人は抱き合う。


「だから、それまでケジメっていうか、

あんまり近づきすぎないようにしよう。

周りにもあんまり気づかれない方がいいと思うし。」


じゃあ、どうすればいいの？と聞く莉子に、

電話もあるし、公園でも会えると。


「心配？」


「ううん。幸せすぎて、どうしていいか分かんない。」



秀治と麻衣は仲良く手をつないで歩いてる。


「ホントに僕でいいんですか？」


「あ～、いいのかなぁ？

だってほら、私の理想の男性像とはかなり違うでしょ。

すご～く頼りないし、一生音楽続けさせてくれそうな

収入も明らかにないし。」


「はい。仰る通りです。」



そして麻衣と秀治は直輝と莉子が手を振ってるのを目撃。


「あ、またメアド聞くの忘れた。」と呟く直輝。


すると莉子がメアドを書いて紙ヒコーキを飛ばす。


「耳良すぎ。ありがと。」


「どうゆうこと？

聞かなきゃ。急いで聞き出さなきゃ。」と麻衣。



しおんの携帯が鳴り、代々木からなのに気づく菜月。


「私、悪いことしたって思ってませんから。

だって菜月先輩だって上矢さんいるのに

代々木さんと付き合ってたじゃないですか。

だから私、菜月先輩には悪いなんて全然思いません。」


「あっそう。」


仕事中に、しかも周りに人がいるのに、

何男のことで言い争いしてんだよ(-_-;)



莉子にバイト先から電話が。

この間、クレームをつけた八尾は店のお得意さんらしく、

しかもお客さんの前であそこまで言われると、

もう莉子に演奏してもらう訳にはいかないと・・・

莉子はバイトをクビになった。



直輝がいつもの公園へ行くと、

莉子がバイオリンの練習をしていた。


「今ね、音だけで直輝って分かったよ。」


莉子に早く試合を観てもらいたいと言う直輝。

忙しくなるし作ってあげる時間なくなるかもしれないからと、

フレンチトーストのレシピを書いて来て渡す。


莉子は直輝の携帯を見て、

「あの時、バスの中で直輝の携帯拾ったの私だよ。

あの時私たち、一瞬だけど会ってた。」


「そっか。」


「うん。」


「そうだったんだ・・・

でもいいや。今こうやって会ってるし、

こうやって５分でも１０分でも、

ちょっと会うだけでも、スゲエ元気出るし。」


そんな２人をタクシーの中から見てる菜月。


怖っ！！ ∑(゜Д゜;)

なんでいるの？



莉子のバイト先の本屋に訪ねて来た菜月。

菜月が急に夕食に誘ったらしい。

そんな菜月を麻衣は不審そうな眼で見る。

菜月が麻衣に愛想よく笑う。


「なんだかやっぱりムカつく。」と麻衣。


ホントね。

ムカつくわね（ー'`ー;）



莉子と食事する菜月。


「川崎さんがいないから、

もしかしたら割と夜は暇なのかと思って。

寂しいでしょ？

川崎さん、割と忙しいから。」


と言う菜月に曖昧な返事しか出来ない莉子。


「同い年なんでしょ？

直輝がね、そう言ってた。」


「白河さんて、直輝と友だちなんだよね？

直輝って、なんでも私に話してくれるから。」


ちょ～ムカつく！！ ヽ(｀□´)ノ

別れたくせに、

さも自分の男ですみたいに話すのやめろよ！！


菜月の直樹話は止まらず、

大学時代に知り合ったとか、聞いてもないのに話して、


「入社して仲良くなりたいなって思ってたら、

向こうから告白されて、

運命かなってすっごい嬉しかった♪」


あと、直輝の手が好きで触り方が優しいとか、

泊りに来るとお風呂まで掃除してくれて、

メールもマメだしなどなど。


○ね！！ と思ってしまった・・・(‐∀‐；)

最低の女だ！！

別れたくせになんなんだよ！！



公園を通りかかった直輝は秀治と麻衣を見かける。


「このシュートが入ったら、僕と付き合って下さい。

確かに収入はないけど、

だけど、ちゃんと麻衣さんの彼氏として

認めて欲しいんです。」


「いいよ。」


シュートが決まり大喜びの２人。

それを見て直輝が呟く。


「っていうか、プロなんだから当たり前だろ。」


そんな２人に小さく拍手をする直輝。



代々木の練習を見てる菜月。

上手くいかなくて不機嫌な代々木を鼻で笑う菜月。


「私、最初からあなたのプレー、

あんまり好きじゃなかったなぁと思って。

下品で乱暴で自分のテクニックを見せびらかしたいだけの

自己満足なバスケ。」


そしてしおんとのことも知ってるわよ的なことを言う。

嫉妬してくれないのかと言う代々木に、


「ごめんなさい。

私、そこまで好きじゃなかったみたい。

あなたのこと。」


そして更に追い討ちをかける菜月。


「インカレで直輝に負けた年に留学したんだね。

そんなに悔しかった？

直輝に負けたのが。

だからうちに入ったし、私にも・・・

あなたのプレーはアークスで浮いてる。

これじゃまた直輝に負けるかもよ。」


「ふざけんなよ！」とキレる代々木に、

全く動じない菜月。


「子供ねぇ。もっと考え方、変えた方がいいよ。　

勝ちたいんなら。」



直輝から電話があり、

明日、実家の山梨に帰ると話す莉子。


「じゃあ、俺も行こうかな。」


「ホント？」と嬉しそうに言う莉子。


けど、練習あるから無理だと直輝。

「そうだよね。」と寂しそうに言う莉子。


「ちょっと会えなくなるね。」


「でも大丈夫。電話もメールもあるし。
　
どうした？」


バスに乗る前に会えるか聞く莉子。

明日会う約束をする。



直輝に菜月から電話があるも、直輝は出ない。

菜月は携帯を見つめるが直輝からはかかってこない。



直輝に教えてもらったレシピを見て、

フレンチトーストを作り始める莉子。

外は雨。


傘がなく、雨宿りをしてる菜月。

莉子はフレンチトーストを持って待ち合わせの公園へ。



菜月に傘を差しかける直輝。

菜月に傘を渡そうとする直輝に、

「いい。」と言う菜月。

直輝が傘を置いて帰ろうとする、


「ねえ。大丈夫なの？ 右足。」


「もしかして、昨日の電話もそうだった？」


もう大丈夫だと言う直輝。


「もう友だちでも恋人でもないけど、

あたしは仲間だと思ってるから。」


そう言い、クシャミをする菜月に

自分のタオルをかける直輝。


「風邪ひくよ。」


「こんなことしないで。

別れた女に、こんな中途半端に優しいことしないで。」


「仲間なんだろ？

俺もそう思ってるし。あいつと何かあったの？」


「関係ないから。直輝には。」


「うん。でも菜月は自分で思ってる程、強くないからさ。

じゃあ行くわ。」


歩き出した直輝に後ろから抱きつく菜月。


「行かないで。」


時間になっても来ない直輝に電話する莉子。

しかし留守電だった。



「行かないで。お願い。

ごめん。ひとりにしないで。」


菜月の手に自分の手を重ねる直輝。

公園では雨の中待ち続ける莉子が・・・




直輝！！

さっさとその女の手を振り払いなさい！！

ダメよ！！

その手の女は隙を見せると、

まだ行けると思っちゃうから！！

早く振り払うのよ～！！ o((＞ω＜o))((o＞ω＜))o



しかしホント、ムカつく女だわ（ー'`ー;）

折角のラブラブを引っ掻き回すなっつーの。



ってか、前半の山Pに萌え死にしそうでした。

かっこいいわ～。

山P、インフルに罹っちゃったみたいね。

早く良くなりますように～(*-人-)☆

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