「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」
浦和医大法医学教室の光崎藤次郎教授への脅迫文がネットに書き込まれた。
日本の解剖率の低さを訴えるテレビ番組での、
問題の九割はカネで解決できるという彼の発言が発端だった。
挑発などなかったかのように、いつもの冷静さで解剖する光崎。
一方、助教の真琴は光崎の過去に手がかりを求めると、
ある因縁が浮上し……。
シリーズ第4弾は今回は短編連作集。
自然死に見える殺人か・・・
こうも解剖率が低いと実際もあるんじゃないかと考えると怖いよね。
解剖ってやっぱり大事。
解剖が全てではないかもしれないけど、
自分なら何も分からないままよりは解剖することによって
判明することもあるならやってほしい。
光崎教授の過去が明らかになった今作だけど、
若いころから信念はブレずにいるのでさすがだなと。
それで恨まれるたり誤解されたりすることもあるだろうけど、
変わらずにいるというのは凄いことだと思う。
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