まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ガリレオ 第10話

2013-06-18 23:45:54 | ドラマ

第10話

『最終章・聖女の救済-前編-』





美砂が湯川の研究室に来て、

いつものことながら勝手に事件について話し始める。


被害者の会社社長・真柴義之。

事件当日、自宅で仕事をしていた真柴は、

朝のテレビ電話での会議までは元気だったが、

夕方の会議の際に連絡が取れず、

北海道に帰省していた妻・綾音に電話。

綾音が警備会社に連絡し、警備会社の人が

自宅に確認しに行くとダイニングで倒れていた。


真柴が飲んでいたコーヒーから亜ヒ酸が検出されたことから、

計画殺人の可能性があると。

その日の午後、死亡推定時刻前後に、

紫の傘を差した女性が真柴の家を訪ねて来ていた。

女性の顔は傘で隠れていて分からなかった。


湯川は傘の女性を探せばいいだけだと、

物理とは関係ないと言うが、

美砂が湯川にも関係があると強引に話を進める。


真柴綾音、旧姓三田綾音は湯川の中学の同級生だと。


真柴の葬儀会場に現れた湯川は、20数年振りに綾音と再会。

物理とは全く関係ないけど捜査協力をすることになった湯川は、

そのことを綾音に告げる。



綾音は真柴が亡くなった時は北海道にいてアリバイはある。

午前中、テレビ会議で社員と会話する姿を目撃されている真柴。

その時のコーヒーを飲んでいたが大丈夫だった。

が、午後に飲んだコーヒーに亜ヒ酸が入っていた。

その間に綾音が毒を入れることは不可能。



湯川は美砂と綾音の家へ。

そこでバラの花が咲いていて気になった湯川は、

誰が育てているのかと聞くと、自分が育てていると綾音。

その後、家の中で色々検証。



綾音には子供がおらず、

『ひまわり会』という子供たちの施設を手伝っていたよう。

その会の先生である晴美に綾音がどんな人かを聞く美砂。

綾音が真柴と結婚したのは妊娠したからだった。

けど、女性から背後から自転車でぶつかられ流産。

晴美はその女はワザとぶつかったのではないかと、

犯人は真柴の前の彼女かもと言う。



前の彼女は津久井ということが判明。

どうやら綾音と同時期に付き合っていたようで、

綾音に子供が出来たから別れたとのこと。

が、その後、津久井は1年前に亡くなっていたことが判明。



綾音は1年以内に子供が出来なかったら、

離婚するという約束を真柴としていた。



一方、湯川の研究室を訪ねて来た綾音。

湯川に子供たちに何か実験を見せて欲しいと言う綾音。

しかし子供が苦手な湯川には無理。

でも栗林に説得され、実験をすることに。



湯川が子供たちに実験を披露。

電子ポットにミネラルウォーターを沸かし、ビーカーに注ぐ。

勿論、色は透明。

また同じことをするが、2回目は色が赤。

そして3回目は色が紫に。

子供たちは興味津々。

それを見ていた綾音や晴美も驚きを隠せない。


湯川は実験の種明かし。

厚さの違うゼラチンでポットの上部に赤と青の絵の具を固めて、

熱で順番に溶けるようにしていた。

最初に沸騰させた時はゼラチンが溶けずに透明のお湯が、

2回目の時は赤い絵の具のゼラチンが溶けて赤いお湯。

そして3回目は青い絵の具のゼラチンが溶けて、

赤と青の絵の具が混ざり合って紫のお湯になった。

分かりやすく説明したが当然子供たちにはさっぱり分からない。



綾音は中学の時、湯川を好きだったと。

アプローチしたが全然気づいてくれなかったと言う。

教会の日曜礼拝に誘って振られたそう。


「あの時、湯川君こう言ったのよ。

ガリレオ・ガリレイが唱えた地動説を未だに認めていない宗教を

僕は受け入れる訳にはいかない。 ビックリしちゃった。」


「それは正しい理屈だ。

ローマカトリック教会がガリレオに謝罪したのは1992年。

そして地動説を公式に認めたのは、なんと2008年だ。

ガリレオが死んでから350年もの時間がかかってしまった。」


「でもガリレオは救済されたわ。 時間はかかったけど。

救済には時間がかかるの。」


「救済?」


「どうして子供たちにあの実験を見せたの?」


「僕が今最も興味のあることを題材にしただけだ。」


「それは私の夫が亡くなった事件?」


「ああ。」


「あの電気ポットの実験は

事前に仕込まれていた絵の具が時間が経って

水に溶け出したってことよね?」


「その通り。」


「つまり絵の具を夫を殺した毒物と置き換えると―」


「犯人がヤカンにヒ素を仕込んだのは

君のご主人がテレビ会議で

元気な姿を見せていた午前10時すぎから

連絡が取れなくなった午後4時すぎまでの間。

警察はそう考えている。

しかし本当にそう決めつけていいのだろうか?

ヒ素がそれ以前に仕込まれていた可能性はないのか?

僕が最初に立てた仮説はあのゼラチンを使ったトリックだ。

しかし犯人はあの方法を使ってはいない。

何故ならゼラチンの成分が必ずヤカンに残ってしまうからだ。

ではどうしたら2杯目のコーヒーだけに

ヒ素が溶けだす仕掛けが出来るのか?」


「私がそんな仕掛けをしたって? 私を疑ってるの?

私が夫を殺す理由がないわ。」


「僕は犯人にも犯行動機にも全く興味はない。 ただ・・・」


「ただ?」


「あれは確か中学3年のクリスマス直前だった。

君が僕を日曜礼拝に誘った時こんな話をしたんだ。

私はバラの花が嫌いだ。

どんなに奇麗な花でも棘がある花は好きにはなれないと。

そう言ったんだ。

ところが今は君の家には沢山のバラが咲いている。」


「今は好きになったのよ。」


「棘だらけの花を?」


「それが私を疑う理由になるの?」


「ならない。

バラは嫌いだったが夫が好きだから今は自分も 好きになった。

そういうこともあるだろう。

だが僕たち科学者は

目の前で起こっている事象に違和感を感じたら

その違和感の正体を突き止めたくなる。

その根本を疑ってみたくなるんだ。

妻が愛する夫を殺されて悲しみに暮れている。

その構図さえも。 根本から。」


十字架を見つめる湯川。


「美しい。 この十字架の縦横の比率はほぼ黄金比に等しい。

もし美しい完全犯罪というものが存在するのなら、

その美しさはこの十字架に近いのかもしれない。」



綾音の家のベランダで栽培されていた

バラの1鉢だけが枯れていた・・・





うわっ!! ∑(゜Д゜;)


設定変えられた~。


草薙と内海じゃないから多少は致し方ないと思ってたけど、


湯川と綾音が同級生って設定だけはやめて欲しかった!!


萎えるぅ・・・(´Д`;)


子供たちに向けた実験も微妙。


そしてやっぱり天海祐希は綾音のイメージじゃないなぁ・・・


ま、最終回どうなるか見届けましょう。





【ガリレオ】

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第7章 第8章 第9章 最終章

ガリレオΦ(エピソードゼロ)


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第8話 第9話


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2 コメント

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>祐美さん (マカ)
2013-06-19 22:10:10
>綾音役は入院前から天海祐希で決まってたそうです。

そうなんですか~。
天海祐希は嫌いじゃないのですが、
綾音は合わないと思いました。
是非文庫を買って読んでみて下さい。

チラシ2種類あるんですか。
黒っぽいのは知ってます。
ってか、凄いチラシ貰ってますね(笑)
返信する
そうなんだ・・・ (祐美)
2013-06-19 21:51:13
入院してて退院後の復帰作とか言われてるようだけど、
綾音役は入院前から天海祐希で決まってたそうです。
早く文庫買わないと!

映画のチラシは2種類あって(黒っぽい湯川先生のどアップのんとメガネかけた青っぽいのん)
私は、両方とも50部近く持ってます(笑)
映画館行くたんびにもらってたら、いっぱいになった(笑)
返信する

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