まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ガリレオ 第6話

2013-05-21 23:12:50 | ドラマ

第6話

『密室る(とじる)』





山歩きのイベントに参加した美砂。

食事の時間になっても同じく参加者の

篠田真希が部屋から出て来ない。

美砂はイベントを主催した野木祐子と共に外へ。

窓から声をかけるもやはり返事がない。

また後で声をかけようと言い、食事に戻る。


翌日、篠田が川で遺体となって発見された。



美砂は湯川の研究室へ。

パソコンで野木祐子を検索し湯川に見せる。

野木はNTC製作所の研究員で、

美砂は野木が篠田を殺したのではないかと言う。


「山歩きのイベントを自分で企画し、

それに参加した女友達を谷底に突き落とした。

しかもこれはある意味密室殺人でもあるんです。

亡くなったのは33歳の女性。

警察は自殺だとみています。

でも私は彼女が殺したと思っています。

科学的な根拠があるんです。」


湯川は事件よりも野木が美人というところに食いついた。



イベントで泊まっていたペンションにやって来た湯川と美砂。

生憎一部屋しか空いてなかった。

焦る美砂に対し、湯川は問題ないと。


「僕から見れば、君はつまり、美人じゃない。

女とも思ってない。 それ以前に君は刑事だ。」


事件当日の様子と科学的根拠を話す美砂。

ペンションに最初に着いたのは美砂。

次に篠田が到着するが寝不足だからと部屋で休むことに。

その後、OLの女性2人が到着。

そして最後に野木がやって来た。

食事の時間に篠田を呼びに行くも返答なし。

この時点では廊下のドアも窓も鍵がかかっていて、

篠田が室内にいたのは間違いない。

食事の後、窓が開いたが篠田の姿はなく、

翌日、遺体が川で発見された。

地元警察は現場の状況から自殺だとみているが、

美砂は野木を疑っていた。

食事の後、野木が最初にお風呂に入った。

その間の20分間は姿を消していたことに。

野木は湯船に浸かって寝そうになったと言っていた。

なのに、次に美砂が入った時、腕に気泡がついた。

お風呂に入って体に泡がつくのは最初に入った人だけ。

水には大量の空気が溶け込んでいる。

その水を沸かすことで溶け込んだ空気が

泡となって出てこようとする。

それを過飽和という。


「最初に風呂に入った時、体に沢山の気泡がつくのは、

それまで辛うじて水に溶けていた空気が

刺激によって一気に放出されるからだ。

君が入るより前に野木祐子が風呂に入っていたとしたら、

過飽和の状態は既に終わっていて、

君の体に気泡がつくことはあり得ない。」


お風呂に入っていた20分の間に野木は窓から抜け出し、

篠田を部屋から連れ出して谷底に突き落とした。

そしてまた窓から入り、自分たちの前に現れたんだと美砂。


早速検証をする湯川と美砂。

ペンションから現場の吊り橋まで行き、

突き落として20分以内に戻って来れるのか・・・


どう頑張っても無理。


「やはり20分で篠田真希さんを殺して

戻って来ることは不可能だ。」


「じゃあ私の体についてた泡は?

過飽和の現象はどう説明するんですか?」


「野木さんは風呂に浸からなかったんだろう。」


「じゃあ、どうして彼女は嘘を?」


「それと科学的な根拠とは無関係の問題だ。

しかし目のつけどころは悪くなかった。

文系の君にしては上出来だ。」


「先生はおかしいと思わなかったんですか?」


「君はどうしても野木祐子を犯人にしたいのか?」


「質問してるのは私です。」


「まさか非論理的な刑事の勘?」


「いいえ。 女の勘。」


「更に非論理的だ。」


今度は彼女自身に会わせてくれと言い、

湯川は近くにある友人の別荘へ行くと部屋を出て行った。



美砂は湯川を連れ野木の研究室に。

湯川に会えて嬉しそうな野木。


「有名なの? 先生。」


「科学の世界で湯川先生の名前を知らない人はいません。
 
私たちにとって憧れの存在です。」


「ありがとうございます。

こちらこそお会い出来て光栄です。」


湯川と野木は専門的な話で盛り上がってるが、

美砂はさっぱり分からない。

そして話は篠田のことに。

篠田は部下というより仲間だったと話す野木。

湯川は篠田は他殺で野木を疑ってると言ってしまう。


「一つだけ質問をさせて下さい。

事件の夜、最初に風呂に入ったのはあなたですよね?

その時、あなたは湯船に浸かりましたか?」


「いいえ。 浸かっていません。

あの時はシャワーを浴びただけです。」


「そうですか。」


「嘘。 お風呂で寝そうになったって言いましたよね?」


「言ってません。 そんなこと。

それが篠田さんのことと何の関係があるんですか?

私が疑われる理由になるんですか?」


「しらばっくれないで!」



野木に詫びを入れ、引き上げて行く湯川。


「先生、彼女を信じるんですか?」


「風呂場から抜け出して、

20分で殺害を実行することは不可能だ。

その上、湯船に浸かってないと言われれば

彼女を疑う理由がなくなる。」


「あれは嘘だって。

見てて分かんなかったの?

一瞬 固まってたじゃない。」


「人間観察には興味はない。

そして事件捜査に協力するほど僕は暇ではない。」


「どうして簡単に騙されんの? 彼女が美人だから?」


「それは全く別の話だ。」


それでも刑事の勘と女の勘で野木が怪しいと。

それは実に非論理的。

でも一人の女性が亡くなってる。

真実はハッキリさせたいと、一人で聞き込みを続けると美砂。



一人で聞き込みをする美砂だが、

山梨県警から事件に首を突っ込んでいると苦情が来たようで、

太田川から注意される。


そこに湯川から電話が。

野木が店で次々と高価な服などを買っているのを目撃し、

こんな行動を取るのはどういう時なのかと。


「恐らく自分の1ヶ月の収入を優に超える額を

惜しげもなく使うんだ。 喜々とした表情で。」


「えっ? 目的を果たした自分へのご褒美?」


「自分へのご褒美・・・」


「えっ? 捜査に協力してくれるんですか?」


「協力する訳じゃない。 真実をハッキリさせたいだけだ。」


野木が今までどんな研究をして来たのか調べてくれと湯川。

美砂はもう調べてると。



野木の研究資料を見ている湯川。


野木は努力型、篠田は天才肌の研究者だった美砂。

最近、野木は思うように研究の成果が上がらず、

仕事に行き詰まりを感じていた。

そんな時、篠田先を越されてしまい、

このままじゃ自分は必要とされなくなり、

管理職に回されるというプレッシャーもあったよう。


湯川が何かに閃き、計算をし始める。

そして1週間後の夜に研究室に来るよう美砂に言った。



言われた通り、湯川の研究室にやって来た美砂。

湯川に声をかけるも、返事もないし様子もおかしい。

すると後ろから湯川に声をかけられ驚く美砂。


湯川はホログラムを見せてくれたのだ。

野木が嘗て研究していたコヒーレンスとはホログラムのこと。

つまり立体映像に応用される技術だと。

このホログラムを使えば篠田の部屋を密室に見せることが出来、

彼女自身のアリバイも立証することが出来る。



美砂は野木のところへ。

そして湯川が立てた仮説を話す。


あの日、篠田は野木がお風呂に入っていた20分の間ではなく、

もっと前に殺されていた。

野木がペンションに到着する前に篠田に電話をかけ、

誰にも気づかれないように吊り橋まで来るようにと。

やって来た篠田を吊り橋から突き落とした。

その後、ペンションに着いた野木は中に入らず、

篠田の部屋に向かい、まず用意して来たサンダルを

部屋の外に置き、窓にホログラムシールで細工した。

そして何食わぬ顔でみんなの前に現れ、

部屋に篠田を呼びに行った。


「あれはお芝居だった。

そしてわざわざ私と窓を確認しに行った。
 
あの時、確かに鍵は締まっていました。

だから当然篠田さんは部屋の中にいると私は思った。

あれはホログラムだったんですね。」



湯川が美砂に説明していた。


「見る人間の立ち位置と光を当てる角度によって、

何もない空間に立体映像を作り出すことが出来るんだ。

野木祐子はこれと同じ方法を使ったんだ。」


「どういうこと?」


「鍵が締められているように見える

ホログラムシールが貼られていたんだ。

そしてその映像が完全に立体的に見えるためには

光の当て方が重要なんだ。」



野木はお風呂に入り、

ホログラムシールを剥がすために外へ出た。


「緻密に計算された犯行でした。

でも唯一の誤算は、文系の私に水の過飽和という

妙な知識があったということ。

今言ったのはあくまでも湯川先生の仮説です。

如何ですか? 野木さん。」


「やっぱり悪いことは出来ないわね。

きっと私がどうして篠田さんを殺したのかも

分かってるんでしょ? 刑事さんは。」


「そ・・・それは自白と取ってよろしいですか?」


「どうせ騙し通せるはずはない。

私は篠田さんを・・・私を上司だと慕ってくれてた
 
若くて優秀な研究者を殺してしまいました。

あの子がいなくなれば楽になれると思ったのに。

逆だった。 楽になるどころか・・・」



美砂は湯川のもと元へ。

野木が自白し、殺害手段と トリックは湯川の仮説通りで、

殺害動機は自分の推理通りだったと。

あの買い物はどうやらストレス発散だったよう。


「彼女は自分を責め続けていたんですよ。

自分へのご褒美なんかじゃない。

彼女は根っからの悪人じゃありません。

良かったですね。 先生。」


「自分へのご褒美と言ったのは君の方だ。」


「言ってません。」


「言ったじゃないか。」


「言ったのは先生でしょ。」


「君は根に持ってるのか?」


「はあ?」


「僕が君のことを美人じゃないと言ったことに対して。」


「別に。 可愛いって言われることあるもん。」


「それは良かったな。

だがしかし、可愛いと美人は別物だ。

全く違うカテゴリーなんだ。

美人かどうかは顔の長さ、そう。

目と口の距離が顔の長さの36%。

両目の間隔が顔の幅の46%の割合で

顔面に配置されているかどうかという、

黄金比率と呼ばれる数値的根拠が存在するんだ。

しかし可愛いには数値的根拠は存在しない。

つまり、可愛いとは限りなく非論理的な

感覚的主観でしかないということなんだ。」


「主・・・主観で結構。

可愛いって言われて何が悪いの?

メチャメチャ嬉しいです。」


「ああ。 だから良かったじゃないか。

僕は数値的根拠のない感覚的主観である可愛いには

全く興味がないと言ってるんだ。 分かったら帰ってくれ。」


思わず声を上げて泣き出す美砂。





やはり・・・実にイラつく(ー'`ー;)


あのキャラ、鬱陶しいよね。


付き合いたくないタイプだわ。


ラストの湯川にやり込められているのは面白かったけど。


しかし事件はイマイチ。


もうちょっと面白い事件が見たいなぁ。


ホント福山さんだけのために見てるドラマだわ(笑)





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2 コメント

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まあまあ (祐美)
2013-05-25 21:27:37
確かに、ましゃ見たさに見てるドラマなのかも(笑)

最近、真夏の方程式の文庫を買いました。
けど、ガリレオの苦悩をまだ読み切れてない・・・

あと、ましゃ表紙の雑誌を、また何冊か買ってしまったわ(笑)
ましゃが載ってる雑誌は、表紙になってるのんか、写真がかっこよくて気に入ったのんしか買いませんね(笑)
返信する
>祐美さん (マカ)
2013-05-25 21:50:35
このドラマはましゃのためのドラマです!!
視聴率がいいのもましゃのお陰。
ましゃじゃなければとっくに見るのやめてます(笑)

「ガリレオの苦悩」まだ読みきれてないのですね。
頑張って読みきって下さい!!

ましゃ表紙の雑誌、今日も本屋さんで見かけました。
ちょっと気になりましたが、
今日は大量に本を買ってしまったので・・・
次回チラッと立ち読みしてみます。
返信する

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