ザ・クイズショウ 第八話

第八話

『墜落事故の謎と真相全てはここから始まった！』




神山は昔のことを思い出していた。

本間と美咲と一緒に学生生活を送っていた。

本間に縋りつく神山。


「俺と本間さんと美咲が一緒にいて、

美咲はいつも笑っていました。

美咲は事故で死んだんですか？

それとも俺が・・・違いますよね？

俺がそんなことするはずありませんよね？」


そんな神山を突き飛ばし、次のゲストを見せる本間。

それを見て驚く神山。



前回の放送事故の責任を取らされ、解雇が決定した冴島。


本間、美咲、神山が一緒に映ってる写真を見てしまう高杉。

美咲は幼なじみだと本間。



本間は案内人に今までのお礼を言う。


「戻ってくるつもりはないのですか？」

「今までのことは感謝しています。
　
あなたにも。父にも。」



冴島は美野里の登校に付き添っていた。

そこへ案内人がやって来てクイズショウへ招待する。



クイズショウが始まる。

冴島の夢は銀河テレビへの復帰。



第１問～３問めまではなんなくクリア。

冴島はシナイ湖小型飛行機墜落事故で、

報道大賞をもらっていた。



第４問。

８年前離婚した元夫は？


局長である田所。

スタッフは驚き、本間は楽しそう。



第５問。

シナイ湖小型飛行機墜落事故で唯一の死亡者は誰？

新田美咲。


神山の様子がおかしくなる。

「やっぱり・・・何も覚えてないのね。」と、

神山の様子から察する冴島。



第６問。

シナイ湖小型飛行機事故で冴島が追求したことは？


事故のことを思い出す冴島。

飛行機が墜落するのを目撃し、現場に駆けつける。

救急車とパトカーが来ていた。

カメラを取り出し撮影する冴島。

神山たちを目撃し、救助隊に言うも管轄外だと。


答え、管轄問題。



美咲の映像が流れる。

冴島が報道していた。

美咲の生い立ちが語られる

美咲は施設で育ち、

いじめにもあっていたが必死で行き続けたと。


「止めて下さい・・・」と涙する神山。


「神山。これが冴島涼子がしたことだ！」と本間。



第８問。

管轄問題を追及する決め手として利用したものは？

新田美咲の死。


「あなたは美咲の死を利用したんですね。

あなたは美咲を利用した！ 自らの出世のために！！」


美咲のような被害者を出さないためにも、

彼女の死を無駄にしちゃいけないと言う冴島。


「それで何かが変わるのなら、

人の死は、秘密は、隠しておきたいことは

知られてしまってもいいんですか？

美咲は不幸なんかじゃなかった！！

美咲はいつも笑っていたんです。

どんな辛い境遇でも、どんな境遇であっても・・・

こんなの美咲じゃない！

俺の知ってる美咲じゃない！！」


「神山くん。

私は、間違ったことをしたとは思わない。

美咲さんの死を扱うことは必然だったのよ。」


「分かりました。

それで何かが変わるのなら、

知られてもいい秘密もあるんですね。

あなたにもその覚悟があるんですね。」


「あります。」


「ドリ～～～～～ムチャ～～～～～ンス」



問題。

次のうちあなたと血縁関係のある人物は誰？

A、冴島美野里

B、神山悟

C、松田源五郎

D、いない


「冴島さん。答えられますか？ この問題。」と本間。


「冴島さん。私はあなたの全てを知っています。

自分と向き合って下さい。

それがあなたの使命ですから。」と神山。


昔を思い出す冴島。

事故の取材中、倒れた冴島。

流産し、子供が産めない体になってしまった。

それが原因で仕事に厳しくなり、夫とも離婚。

美咲の取材で施設に行き、そこで赤ん坊の美野里に出会う。


答えない冴島に奥義を使う神山。

召喚で美野里が出て来る。

美野里はママの絵を持って来て冴島に渡す。


「さあ、冴島さん。答えをどうぞ！！」


「卑怯よ！ こんなの卑怯じゃない！！

私決めたわ。

仕事と美野里、両方取るって決めたの！！」


自分なりにちゃんとやって来たのに、

何がいけないのかと涙ながらに訴える冴島。


「分かった。答えるわ。

私にどちらかを選べっていうのね。

私から全てを奪おうっていうのね。

そんなの出来る訳ないじゃない！！

美野里は私の子供なの！！

答えはＡ。冴島美野里！！

この子は私の子供なの！！」


「正解です！！」


ビックリする本間。


「おめでとうございます。

ドリームチャンスクリアです。

冴島さん。共に生きるということは、

その人の全てを抱きしめるということです。

過去も未来も、罪も秘密も、

その人の全てを抱きしめ続けるということなんです。

あなたは今日まで美野里ちゃんを思ってきた。

仕事に生きながらも必死に美野里ちゃんを抱きしめてきた。

そんなあなたを美野里ちゃんが

認めていないはずないじゃないですか。

信じていないはずないじゃないですか。

子は親を信じ、親は子を信じる。

ただ抱きしめ合うことを出来さえすれば、

それで十分なんです。

それこそが、真の親子なんです。」



局長に最後は神山が勝手に答えたと言う本間。

自分の目的は冴島で、美野里に罪はない。

大切なのは結果ではなくその過程だと。

冴島の退職届を田所が破り捨てる。



本間の前に現れた山之辺。


「本間。彼らが何をしたって言うんだ。

新田美咲はあの事故で死んだんだろ？」


「事故じゃありませんよ。

美咲はあいつが殺したんです。」



白い部屋の神山。

事故の時の記憶が・・・

湖から美咲を抱えて上がって来る神山。

胸に破片が刺さっていた。

それを抜く神山。

そこから血がどんどん溢れ出す。

神山の手にはその破片。

そこへやって来た本間。


美咲はベッドの上で目が覚めないまま。


ベッドの上で目が覚める神山。

側には本間がいた。


「お前、６年も眠ってたんだ。」



神山の元へ行く本間。

勝手なことをしたと怒る本間に、

もう言いなりにはならないと神山。


「同級生でしょ？

なんでこんなことするんですか？」


「お前が目を覚ましてからの２年、

お前を思ってくれたやつが他にいたのかよ？」


「でも俺はあなたの道具じゃない！！

美咲は、あの事故の後も生きていた！！

何故美咲は死んだんですか？

どうして俺は記憶を失ったんですか？」


「もうじき、全部思い出させてやるよ。」と笑う本間。




色々分かりましたね～。

まさか美野里が実の子供じゃないとは・・・

局長も元夫だったなんて(-_-;)

怪しい関係だと思ってた(笑)



美咲は直接あの事故で死んだ訳じゃないんですね。

その後も目は覚めてなかったけど生きてたっぽいから。

神山はなんで６年眠ってたんでしょう。

悲観して自殺とかしちゃったの？



次回は神山が解答者。

まだ完全に記憶が戻ってないけど大丈夫なのか？

クイズ中に無理矢理思い出させるのか？

本間が何故あそこまで恨んでる？のか未だ分からず。

神山が殺したと思ってるのかな？


ってか、本間何者～！！



第一話　第二話　第三話　第四話　第五話　第六話　第七話

MR.BRAIN EPISODE ０３

EPISODE ０３

『透明人間が仕掛けた連続殺人！！

脳トレが暴く透明の謎』




大学病院で日向教授が殺された。

丹原と林田が捜査にあたる。

凶器はドライバーのような鋭利な物。

しかも出入り口はひとつだけ。

廊下の監視カメラを確認していた林田が大騒ぎ。

日向が通った後、誰もいないのにドアが開いた。


「これって、透明人間なんですかね？」

「そんなことある訳ないだろ！！」


その時、不審者を確保したと連絡があり、

行ってみるとそこには九十九が。

何をしていたのか丹原に聞かれる九十九。

彼みたいな危険な人をそのままにしておくのは

ダメだと思ったとネズミを取り出す九十九。

ネズミを探し回るうちに立ち入り禁止エリアに入ってしまい、

エマージェンシーコールを鳴らしたと・・・



九十九は何故丹原と林田がここにいるのか聞く。

「透明人間が人殺しをしたんです！」と林田。

透明人間に興味を持った九十九。



廊下には全部で５台の監視カメラがあり、

備品倉庫の前にはふたつ。

日向教授が通った後、誰もいないのに扉が開く。

悲鳴を聞いて千原医師が駆けつけ、

その後、すぐ警備員が駆けつけるが犯人の姿はない。


「犯人は透明人間です！！」


キッパリ言う林田。



科警研でも捜査が開始される。

「透明人間は不可能じゃないですよね～？」と呼びかける九十九。

みんな相手にしないが唯一、舟木だけが

「不可能じゃないですよ。」と。



病院で医師たちに話を聞く丹原と林田。


日向を恨んでるのは千原しかいないと、

めぐみは和久井に話す。

千原は裏金を貰っていたらしい・・・

しかし和久井は、それを言ったらここにいられなくなると。



監視カメラを見ていて、日向が殺される前、

現場の近くに和久井がいたことが分かる。

丹原と林田が話を聞きに行くが、

和久井は何も知らないと答える。

丹原に話したいことがあると、めぐみが電話をする。

夜勤明けの翌日に話をすることに。

そこに和久井が来て、後で会わないか？と。

１０時に会うことを約束する。



めぐみが、何者かに階段で突き落とされる。

めぐみは頭を強く打ち記憶を失くしてしまう。

喋ることも上手く出来なくなってしまった。

記憶は残ってるかもしれないけど、

何かを聞き出すことは無理らしい。


何か方法はないのかと和久井。

九十九は話しかけることが大事だと教える。

あと、しりとりもいいらしい。

九十九に言われた通り、懸命にめぐみに話しかける和久井。

その様子を見ていた林田が和久井を褒める。


「僕には希望がありますから。」



千原と荒木がグルだと聞いた丹原。

備品倉庫に行ってみると、

凶器らしきドライバーみたいな物を見つける。

科警研に行って聞いてみるも、それは違うと、

もっと細いものだと言われる。

新型のまだ発売していない機器があると。

荒木はあの日、新製品の打ち合わせに来ていたことを思い出し、

飛び出して行こうとする丹原。


その時、林田に電話が入り、

めぐみが犯人を思い出したらしいとの知らせが・・・



めぐみがたどたどしく言葉を発する。


「長い髪・・・ねずみのものさし・・・白い服・・・

黒い眼鏡・・・なれなかった人・・・」


千原かもしれないと和久井が言う。



そこへ舟木が駆け込んで来た。

「透明人間は、あなただ！」と九十九を指す。


九十九の映像を見ながら、病院の見取り図と比べてたら、

映ってるはずの場所に九十九が映っていない。

その時、九十九はネズミを追っていて、

壁際に沿って歩いていたらしい。

それがカメラの視覚になっているところだった。


凶器の特定が出来たと、林田と和音。



丹原は千原を取り調べる。

千原が日向の殺害を認めるも、

めぐみを襲ったのは自分じゃないと。



九十九はめぐみの証言テープを聞いていた。

何かに気づき、監視カメラの映像をチェック。

そこで何かを見つけた。



九十九はめぐみをfMRIにかけ、

もう一度証言をさせる。

最後にスコープで和久井の写真を見せた。



「めぐみさんを襲った犯人が分かりました。

和久井さん、あなたですよね？」

めぐみは、和久井の呼びかけにしりとりで話していただけ。



和久井は怪しい行動をしていた千原を目撃していて、

日向を殺したのは千原じゃないかと思った。

けど、和久井は話さないという選択をした。

しかしめぐみは黙っていられなかった。

けど、めぐみの証言で警察に調べられたら困ると思い、

めぐみを襲ったんじゃないかと九十九。

そこへ丹原がやって来て、

裏金を貰ってたのは和久井だったことが判明。

それでも証拠がないと言う和久井に、

めぐみの悲鳴を聞いて駆けつけたとしたら、

監視カメラのどこかに映っているはずなのに映ってないと。


「あなたは透明な犯罪者を演じようとして、

透明になりすぎたんですよ。」


和久井はいつから疑っていたのか九十九に聞く。

希望という言葉を聞いた時からだと九十九。


どうしてそんなことが出来るのかと、

和久井に掴みかかる林田。


「研究には金がかかるんだ。

何年も続けていて、漸くここまで来たのに・・・

これからだったんだよ。

だからここで潰す訳にはいかなかった・・・」


和久井の写真を見せた時の、

めぐみの脳の写真を見せる九十九。

その反応は、愛する者を見た時に見せる反応だと。


「きっとあなたの脳も同じように映るんじゃないでしょうか。

だってあなた、あの時迷ったんでしょう？

だから殺せなかった。」



「ま、どうした？」と和久井を見るめぐみ。


「まーくん、どうしたの？」

めぐみにいつも言われてたことを思い出す和久井。


「なんでもない・・・なんでもないよ・・・」

涙を流す和久井。




和久井がめぐみに殺意をって、

ちょっと無理があるような気が・・・(-_-;)

婚約者をなんて、あまりにも酷すぎます。



透明人間を押すリンダくんが可愛かったです。

や～、堪らんわ(笑)



次回は健くんの登場☆

執事コンビ～♪

ピアニスト役なんて、そそるわ～(＞艸＜*)


怪しい役をやらせたらピカイチの

木村多江さんも出るしね。

楽しみです。



EPISODE ０１　EPISODE ０２