最近、映画の最初の10分は必ず寝てしまう。
1度、馬友と行った「幽霊」って映画では予告編から最後まで爆睡した。
もちろん友人には言えずに感想を話してるときも笑ってごまかした。
今日もやっぱり少しだけ寝ちゃった。でもでも、すぐにばっちり目が覚めた。
だって面白い!軽快なリズムに合わせて踊るトレーシーのダンスは最高。
またシーウィード(イライジャ・ケリー)も最高にクールだった。
乗りのいい音楽、ダンスは、まさに60年代。肥満や黒人に対する差別との戦いが
テーマではあるが、ダンスを伴った音楽がいきいきとしてとにかく見ていて楽しい。
しかも、単に、夢が実現するための努力を描くだけでなく、それが世の中のお役に
たつようなものでなければならない、というテーマもあわせ持っている。
とにかく楽しい、そんな映画でした。100%満足です。
【ストーリー】
ボルチモアに住むトレーシー(ニッキー・ブロンスキー)はダンスと歌の大好きな女子高校生。
かなりの肥満体ではあるがまったく気にしない。おしゃれで活発、テレビのダンスと
音楽番組「コーニー・コリンズ・ショー」の大ファンである。
トレーシーの夢は友人とコリンズ・ショーのレギュラーになること。
母親エドナ(ジョン・トラボルタ)は、テレビの歌番組なんてとんでもない、と反対するが、
父親ウィルバー(クリストファー・ウォーケン)は、大きな夢を持て、とトレーシーを励ます。
トレーシーの夢の実現を邪魔する意地悪な母娘が登場する。テレビ局の実権を
握っているステージママ、ベルマ(ミシェル・ファイファー)は、事あるごとにトレーシー
の夢を遮ろうとする。トレーシーがレギュラーに抜擢されると、母親エドナは外の世界
に刺激されたのか、娘の活動を応援するようになっていく。
エドナのうきうきぶりがトレーシーを元気づける。
やがて、コリンズ・ショーのヒロイン、ミス・ヘアスプレーを選ぶコンテストが近づいて
くる。意地悪母娘の妨害が続く。
しかも、ダンスの仲間たちと人種差別反対のデモに参加したことから、トレーシーは、
警察から追われる身となってしまう。最大のピンチのなか、果たしてトレーシーは、
栄冠を手に入れることができるのだろうか。