ariとchunの楽しい馬生活

馬に乗る事よりもお手入れが好き。こだわりの馬具、こだわりのお手入れ、楽しい馬生活。

甘え下手

2020年09月07日 | 新馬とたまに乗る馬君
私の親友を思い出すのです。
甘えるのが下手だったよね。
今は甘えることができるようになったよね。
私はあいかわらずダメです。

「私は大丈夫だから。」

って言います。
私の場合、それが楽だからっていうのもあるけど。

親友ちゃんが甘えることができるようになったのもパートナーが、
そんな彼女を理解して温かく包んでくれたから。
だから気を許せたんじゃないかなって思うんです。



彼、素行に問題があります。
運動にも問題があります。
が、私にはそれがなんとも人間ぽくって、馬にも感情があるんだって
実感できて、そして憎めないです。

「いつも怒ってる」

若かりし頃、そう言われてた親友ちゃん。
怒ってないけど、感情を出せない、そんな感じだったんだと思います。
そんな彼女に

「おいおい、また怒ってんのちゃうやろな」

って明るく話しかけ続けた友達がいます。
親友ちゃんも怒ってるわけではなくってそう見えただけ。
自然に笑えるようになって、ありのままでいることができるようになって
みんなにとって、ムードメーカーとしてなくてはならない存在になっていった親友ちゃん。
私は、不器用で我慢の限界にきてワンワン泣いてた親友ちゃんも大好きでしたが。

人間と馬を同じにしてはダメだけど、彼もそんなんなのだろうと思います。
いつも怒ってるように見えても、そういう表現しかできないのだと思うし、

「また怒ってんのちゃうやろな」って、明るく接することで、そのうち心を開くと
思います。

「笑顔で接する」

これが最強なのは間違いないのです。
最初は勘違いがあると思います。
おおよそ、そういう態度(威嚇などして)で人間に接しているので。
私にも間違って威嚇しようとしてきたりするかもしれません。
でもそれは単純な馬の間違い、勘違いです。
怒ることも無視することもダメです。
根気強く言葉で、目で、手で、心で話しかけることです。

運動はこれまた、後ろ向きでした。
バランスやら口向きやら、そんなことよりも、とにかく前に動いて行ける状態をキープ
することで精一杯でした。
移行に関しても、怒らないようにだけ。
耳を見過ぎず、耳を見て。
根気、忍耐、、、そんな感じ。
何かを強いてはいけない。
運動に関してもいちいち勘違いがある。

絶対に嫌なことがある、痛いことがある、だから先手を打ってやろう

そんな感じなのかな??
先走って雑に何かをやるとか、威嚇するとか、
自分の身を守っているんですよね。

ガニアンにもよく言うんだけど、そんなにがんばらなくってもいいやんって。

とりあえず私としては、他の馬に迷惑をかけない程度にやることをやってたら
いいやんって思うんです。
調子良ければ、やっちゃえばいいし、気分がのらないならそれなりに。
ただ、最低限のレベルはキープしないと乗馬としては失格です。
今は最低限のレベルのキープが課題かな。

運動はただただ後ろ向きだっただけ、洗蹄場では意外と機嫌良かったと思います。
おとぼけおばさんのペースに巻き込まれた感。

こういう子に接すると、馬房にむかえに行ったときから始まっている、そう思います。
意外と依存心も強い馬なんだと思います。
そういう馬は嫌いじゃないです。
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