ここ3週間、ほんの少し前向きなのです。
今までは、競走馬だよね???って、
誰の血???って思うくらいな後ろ向きさ。
モジモジ、イジイジ、、、そんな感じでした。
それは今も変わらないといえば変わらないけど、先々週、驚くほど
普通に歩いてくれて、何が彼に起こったのかと思ったくらい。
私に言わせれば奇跡です、こんな時がくるなんて。
毎回じゃないにしても、1回でもいいんですよね。
その積み重ね。
前向きになれた日、なれなかった日、それを繰り返して、
いつかレッスンで気分良く歩くことが普通になるように。
そもそも常歩って難しいんです。
扶助の送り方もそうだし、自分のメンタル面もです。
サクサク歩かせたい。
それが馬とぶつかっていないか、、、
馬のペースを無視していないだろうか、、、
逆に無視されてるとか、反応がないとか。
反応にしても、ほんの少しの馬もいれば極端にテンションが上がる馬もいる。
私にとってマオ君はそれが難しいタイプです。
一瞬反応してもすぐにプスンと途切れるとか。
それでも根気強く、少しの反応を褒めてやること。
時間はかかります。
でも一番大事だと思います。
幸い、スイッチは所長がつくってくれているので、あとは馬の気分を害さないこと。
馬の些細な反応を無視して、反応しているのに刺激的な扶助を送るとか。
とにかく心を開いて、協力的になってもらわないと。
心がこもらないように。
オープンマインド。
できない事を極端に強いることで、
できない=やらない
にならないように。
マオ君の声になかなか気づいてやれないですが、後で思うと、、、って事が多く
現状はそれを積み重ねていっている感じです。
あのパターン、このパターンと、声なき声を聞いてやれるようになりたいですね。