函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

「書く」と「読む」

2014年03月22日 09時59分40秒 | えいこう語る
起床は午前5時前後だ。
若い頃から睡眠時間は5時間ほどなので、そんなに苦にはならない。
といっても、さすがに年齢による肉体の衰えは、実感させられる。
この数年、テレビを観ていてもいつの間にか眠ってしまう。
だが5分か10分で目が覚める。
これが1日数回あるので、睡眠不足は補っていると思っている。
早朝の目覚めは、頭の中がかなりクリーンになっている。
前日に頭の中に詰め込んでいたものが、ほとんど消去されているからだ。
だから、起きるとすぐブログを書きたくなる。ブログの材料は、前日メモしているので、たぶん夢の中で文章の粗筋が出来ているせいかもしれない。
※今朝の日の出美術館。


と、ここまで書いて、この前段は無駄なので、全て省いて本題に入った方がいいとも思う。
でも、思いついたことを書き進めていく方が、文章が書きやすい。と思うが、読む人は、無駄のないほうがいいし、要点だけでいいと思っているに違いないと思ったりもする。

つまり「書くことは自分の書いたものを客観的に読むことで、自分の文章に適格なジャッジメントを下せるかにある」と、フリーライターの渡辺一史さんが「書くって何だろう」という新聞のコラム欄に書いている。
「書く」と「読む」は、車の両輪のようなもので、それはどこか「よく生きる」ことにもつながっているのではないか、とも書いている。

ブログは毎日書くので、推敲に推敲を重ねるわけにはいかない。
現在は、養殖昆布の間引き漁が始まっているので、いつ手伝い要請の電話が掛ってくるかわからないからだ。
と、いいながらも、書き始めていると、あれもこれもと関連事項が浮かび上がってくるのだ。
それを頭の中で整理して、まとめて書こうと思うのだが、とりあえず思いのまま書きだしていくというのが私の手順だ。
だが、最後は長いブログになってしまうのが、最近の私が困っていることだ。

と、ここでなぜか、アベ総理が登場するのも、最近の私の文章スタイルだ。
もしかして、私はアベ総理が嫌いでないかもしれない。

最近のアベ総理は、書いたものも読まず、スピーチする。自信に満ち満ちているのだ。
昨日のお昼、タモリの「笑っていいとも」に、アベ総理が出演していた。
突然の総理の出演に、キャーと黄色い声が沸き起こる。
「憲法改正」の硬派ではなく、バラエティーもこなす総理という自分に、酔いしれているようだ。
この番組、ゲストは次のゲストに電話して出演を依頼するのだが、アベ総理が電話したのは「キムタク」だった。
会場、さらに黄色い歓声で盛り上がる、という趣向だ。
「笑っていいとも」という番組だが「笑っていいのか悪いのか」という感じだ。
マスコミが、アベ総理を「ヨイショ」しているきらいがあるからだ。

玄関でコトリと音がした。朝刊が届いたらしい。
書く手を休め新聞を読む。
『秘密法企画 発売前に取材依頼』という見出しだ。
憲法改正や特定秘密保護法の特集を企画していた女性ファッション誌の編集部に、内閣広報室の職員が“うちも取材してくれませんか”と電話で依頼してきたという。
編集部は「発売前なのになぜ知っているのか不気味だった」と話している。
最近、新聞に目を凝らして読むと、なんだかきな臭いものが漂ってくる気配がする、今日この頃。
私の書くのが長くなるのは、アベ総理のせいのようだ。
アベ総理も自分の発言(書く)という行為を録音して、聞き直し(読む)て欲しい。
そこで立ち止まり、自分の「国づくりのストーリー」がいかに稚拙なものであるか、確かめて欲しいものだ。
しかし、アベ総理の「書く」と「読む」は、車の両輪ではなく、多分“アベコベ”に感じるるので、最終章はアベ内閣崩壊という筋書きになるに違いない。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (花てぼ)
2014-03-24 09:42:53
「アベ内閣崩壊」続編を早く読みたい!!!
返信する
Unknown (■かわぐち えいこう)
2014-03-24 15:44:22
困ったものですこの総理は。裸の王様になってきています。裸でいるなんて恥ずかしくないのでしょうか。誰か、頭にパンツをはかせてやってください!!!
返信する

コメントを投稿