函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

岸田政権の災害対応

2024年01月12日 09時59分45秒 | えいこう語る

▼新年が始まったばかりなのに、能登半島で大地震が発生した。12日現在、死者は200人を超えている。

▼現地はまるで砲撃されたような状態だ。この危機にキシダ総理の行動が遅すぎる。「敵基地攻撃能力」などと、威勢のいいことを言っているが、トップとしての危機管理能力が足りないのではないか。

▼米国ならすぐに大統領がヘリで現場に到着し、現状を把握し指示を与える姿が目に浮かぶ。

▼軍隊を持つ国家と持たない国家の、危機意識の違いなのだろうか。「阪神・淡路」、「奥尻島」、「東日本」など、大震災はまるで戦場のような様相だ。

▼そんな惨状も経験していながら、キシダ総理の動向は、なんとも合点がいかない。政治資金問題で、身動きができないのだろうか。

▼それとも災害普及を遅らせて、政治問題を先延ばしにし、うやむやにしてしまう魂胆なのだろうと、げすの勘繰りをしてしまう。

▼しかも、自民党の政治資金対策本部長がキシダ総理で,最高顧問が‟アソウタロウ”と‟スガヨシヒデ”と聞けば、げすの勘繰りも、まともではないかと考えてしまう。

▼対策本部長に国から政治活動費をもらっていない、共産党の志位書記長なら、国民も納得するのではないかと思うが。

▼被災地では、ボランティアの援助より先に、義援金が必要だと訴える。そうであれば、総理の一声で、とりあえず100億円ぐらいは送ってもいいのではないか。

▼政治資金改正など、後でもいいのではないか。こんなことでは、もしどこかの国からミサイルが着弾しても、どんな判断をするか不安になる総理だ。

▼今回の地震で志賀原発から絶縁油が海に流出した。もし原発が爆発したらと思うと、身震いがする。

▼地震列島日本に、なぜ50基以上の原発を建てたのか、国家の無能ぶりがいまさらながら感じる。「原子力ムラ」の構造こそが「裏金問題」と通底しているのだろう。

▼原発が戦争の標的にもなりそうな昨今にもかかわらず、再稼働に向かう我が国は、全く危機意識が無い。

▼政府の災害対応を敏速にするため、国民も9条を改正し軍隊にした方が良いなどと、ゆめゆめ考えてはならない。

▼そんな最中、辺野古基地建設に反対する沖縄県に対し、国は代執行を強行する。ロシアのウクライナへの侵攻や、イスラエルのパレスチナ侵攻を想起させる蛮行だ。

▼地方分権を踏みにじるというより、民主主義を崩壊させる行為だ。こんなことが続いて【憲法改正】への、地ならしにしようという、国家の戦略ではないか。

▼国民の怒りが現れていない。メディアも、大地震や原発問題、辺野古基地問題、さらに政治資金問題にも、深く追求する心構えができていない気がする。

▼本質を追求しない国柄は、アベ政治にも寛容で長期政権を許した。シンゾウ死して、その悪癖の暴露が始まっても、それは過去の出来事として済まされるのが、日本人の体質だ。

▼戦後後回しにしていた問題が多すぎて、何時自爆するか心配な、2024年の幕開けだ

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2 コメント

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Unknown (花てぼ)
2024-01-12 22:41:32
私も今日、えいこうさんが書いておられるこのことをすべてブログに書き込みたいとおもっていました。おっしゃる通りです!
能登のお坊さんのところの興禅寺が無事なのかどうなのかわからず、地震発生以来、ずっと何か消息をとおもっているので、今夜はこのことに終始しました。
Unknown (かわぐちえいこう)
2024-01-13 14:59:09
昨夜、函館市町会連合会の新年会に出席してきました。来賓のあいさつが「明けましておめでとう」が続くのですが、一茶の「めでたさも・・・」の句が頭に浮かんで、気持ちがたかまりませんでした。常套句というのも、場を考えてほしいものですね。

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