函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

桜咲いた!良いことは重なる

2022年04月23日 18時30分20秒 | えいこう語る
▼春だ!春真っ盛りの爽やかな日差しだ。家から函館市内に向かう国道278号線は、左側に太平洋が広がる海岸道路だ。海も春光を浴び、キラキラ輝いている。

▼とてもいい気分だ!。市内に入り信号で止まったら、隣に黒のベンツが止まった。窓が開き坊主頭の若い人が、なんだか私に話しかけているようだ。

▼黒のベンツに丸刈り、私の運転に注文を付けてくるのかと、ちょっぴりいやな気分になった。「お兄さん、ブレーキランプが切れているよ」と、教えてくれたのだった。

▼早速親指と人差し指で0を作り、ありがとうと返した。黒ベンは走り去っていったが、確か「お兄さん」といったなと思いだした。

▼私の年齢なら「じいさん」か「オジサン」と呼ばれるが普通だ。もはや「お兄さん」などとは絶対呼ばれないと思っていたが、黒のベンツの丸刈り青年に呼ばれた。やけにうれしく感じた。

▼その日は私が委員長の会議だった。意見は活発に出してほしいと事前に話していたのだが、長引くウイルスの蔓延やウクライナ戦争で、意気消沈しているのか、異議なし発言で丸く収まりすぎた。

▼意見がたくさん出ない会議は、その組織は進歩がない。意見とは前向きに進む原動力だと、考えている。会議に出席するなら、自分の意見を持って参加するべきだというのが私の持論だ。

▼「会議はもめた方が良い」という本も読んだことがある。溜まっていた膿が出る。もめたって大人なら、どこかで手を打つということを心得ている。

▼すっきりし過ぎる会議は、時間を無駄にしたような気がする。会議は討論して価値がある。討論なき会議は会議と呼ぶ代物ではない。

▼などと興奮しても、会議が短縮され安堵した参加者の顔を見ると、ウクライナ戦争を思い出し、もめないのが平和なのかとも思ってしまう。

▼外は相変わらずの春の陽気だ。スーパーで公衆電話を利用した。私の世代の宿命かとも思うが、自販機などの料金取り出し口に手を入れる癖がある。

▼なんと30円が入っていた。ラッキーと思い、そのままいただいてきたが、これって犯罪なのかとふと思った。

▼春のうららかな陽気の中、ちょっぴり神様のいたずらと勝手に理解し、輝く海を眺めながら帰宅した。

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