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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

シンゾウの恩赦

2020年12月24日 12時49分07秒 | えいこう語る
▼「桜を見る会」の会費補填問題は、誰が考えても補填したに違いないと思う。都内一流ホテルで、一人5000円の会費は、安すぎて考えられないからだ。シンゾウの母親が経営しているなら納得ができるが。

▼あの角さんを逮捕したほどの東京地検特捜部が、この問題は見逃すという。確か、シンゾウは賭けマージャンをしていた人物を、無理やり検事総長にしようとしたことがある。

▼そうであれば、ホテルばかりではなく、特捜部にもコネがあるのだろう。特捜部は、第一秘書の首を差し出したシンゾウに、お咎めなしを言い渡すそうだ。

▼その翌日に、シンゾウは国会招致に応じるという。また国会茶番劇の始まりだ。一方、我が北海道出身の元農水大臣の吉川は、現金受領をあっさりと認め、シンゾウ(心臓)の悪化で議員辞職した。

▼元々任にあらざる者が、その席に座らせられたために、起こるべきして起きた、ごく普通のコソ泥事件だからだ。

▼吉川のほかにも、シンゾウ政権下には、そのような大臣が何人もいた。シンゾウが苦境に立たされると、人身御供のようにされる「捨て駒大臣」だ。その犠牲の下で、シンゾウの長期政権が続行されたのだ。

▼特捜部にも恩赦があるのだろうか。それともスガを後継者にしたのは、自らの恩赦を約束させたことによるものなのか。


▼政治は魑魅魍魎の世界と言われるが、最近はそれほどでもなく、単純化してあほらしい世界になったようだ。国民もシンゾウの度重なる嘘に辟易しながらも、慣れ過ぎてしまった感もある。

▼「8年もの政権運営ご苦労様」という、国民のご褒美と思っているのかもしれない。アキエ同様“神経の無い夫婦”だ。

▼運命共同体というトランプも、嘘をつき過ぎ、収拾がつかなくなって、まもなく大統領から降りる。

▼噂では「任期前に大統領を辞し、副大統領を大統領にして、自分を恩赦してもらう」という、トランプ最後の博打に出るかも知れないとも、囁かれている。

▼兄弟の杯を交わしただけあって、やることは似ているようだ。だがトランプは役者が数段上なので、見え透いた臭い芝居を平気で演じても、観客の拍手喝采を受ける。

▼しかし、役者としてシンゾウはかなり落ちる。そこで日米安保を後ろ盾に、トランプから特捜部へ「両国の安全保障のためシンゾウの恩赦」を頼んだのかもしれない。

▼特捜部自体、GHQの主導で設立された経緯があり、出自は米国の番犬のような、存在だったらしいからだ。

▼そんな関係からすれば、ロッキード事件なども、米国主導の捜査があったのかもしれないと、今になって邪推してしまう。

▼シンゾウは胸を張って国会招致に向かうだろう。そして野党に向かい「特捜が不起訴にした私を、あなたがたが犯罪者と決めつけるのは、法治国家そのものを侮蔑する行為だ」と、大見得をきるに違いない。

▼シンゾウに、一件落着を宣言させてはならない。その後釜のスガもその次も、自民党の総理は【憲法改正】まで、嘘に嘘を重ねてしまうからだ。

▼昨夜の夢に久しぶりでシンゾウが現れた。そして私に囁いた。「今後は時々お前の夢の中に現れ、お前の妄想をぶち壊してやる」と高笑いしたのだ。

▼私は完全に目が覚めてしまった。時計はいつもの午前1時10分。私が尿意を催す時間だ。灯を消した部屋は、少し寒気が和らいだようで、屋根を打つ雨音が、騒ぐ気持ちを落ち着かせてくれた。

▼部屋に戻ってから、読み始めていた姜尚中と森達也の【戦争の世紀を超えて】「講談社」の長編を朝まで読み終えた。

▼2004年の初版だが、数10冊を読み終えたような、読後の満足感を味合った。そして朝刊で「シンゾウ不起訴」の記事を目にした。

▼そこでの今日ブログだ。嘘を平気でつく総理が誕生する国が【曖昧な日本】だということを、あらためて納得した。さらにそんな国の【私】であってはならないというのも、胸に刻んでみた。

▼新聞の料理欄を見ていた妻が、鶏肉料理を作ってみると言った。そうだ今日はクリスマス・イブなのだ。

▼以前観た、映画『戦場のメリークリスマス』のテーマ・ソングを今夜聴いてみたいと思う。
だが、どう考えてもサンタが「不起訴というクリスマスプレゼント」をシンゾウに贈るはずはない。

▼サンタに扮したトランプとシンゾウが、今夜私の枕元にやって来るという予感がしている。どんなプレゼントを持ってくるか、そしてどんな会話があるか楽しみにしている。


   浄土宗だけどメリー・クリスマス
                三頭下