北海道に新幹線が到着するのはもう真近だ。
先日新駅になる北斗市の現場を視察したが、新幹線の走る音が遠くから聞こえてくるような、そんな勢いで工事が進められている。
北斗市側は駅周辺の整備を計画中だが、ここに旅行者を引きとどめておくのは、至難の業ではないかと、素人目にも想像できる。
函館市といえば、駅名は「新函館」が当たり前のような発言が目立つ。そこには、新駅ができる北斗市への配慮が、微塵にも感じられない姿勢がある。
新幹線到着は、南北海道全体の問題だ。
東京スカイツリー効果に見習い、この機会を最大限に生かしたオール道南の活性化を図らなければならないと思う。
新駅のすぐ側に位置する大沼公園が、先日ラムサール条約に登録された。
大沼公園は私たちが子供の頃見た風景となんら変わりがない。ということは開発が進んでいないかったからだ。
この登録により新幹線からの旅行者を留めるため、どこかの観光地を真似るような、陳腐なまちづくりなどしないでほしいものだ。
その大沼の太平洋側に位置する縄文遺跡群も、ユネスコ世界遺産の登録を目指している。
日本海側には、北前船文化を継承する江差町、江戸幕府最北の松前藩の松前町、童謡「赤とんぼ」の作詞の場所となったトラピスト修道院など、心を揺さぶる北海道ならではの遺産が点在している。
函館市はもちろん日本近代史の歴史的遺産の宝庫である。
辺境の地「蝦夷ケ島」。
訪れた人たちの「歴史との対話」を通し、我が国の将来のあり方を学んでもらう、そんな北海道であってほしいと思う。
新幹線到着に、各自治体がばらばらの動きでは、道南の未来はない。
ここは函館市の出番である。
「道南全体の牽引役」を、函館市長に期待したい。
市長は団塊世代だ。大学はバカボンの父親の出身校、その隣のY大だという。たぶんバカボンの本は読みあさったに違いない。そんな青春時代のノリのよさを思い出してほしいものだ。
東雲城(市役所のある場所)の一城主で天守閣から眺めているのではなく、水戸黄門のように、気軽に各自治体を漫遊してほしいものである。
就任前に行われていた移動市長室を中止し、話したい市民は東雲城に出向いて来いとは、何代か前の城主と、顔つきが似てきたような感じがするけど。
先日新駅になる北斗市の現場を視察したが、新幹線の走る音が遠くから聞こえてくるような、そんな勢いで工事が進められている。
北斗市側は駅周辺の整備を計画中だが、ここに旅行者を引きとどめておくのは、至難の業ではないかと、素人目にも想像できる。
函館市といえば、駅名は「新函館」が当たり前のような発言が目立つ。そこには、新駅ができる北斗市への配慮が、微塵にも感じられない姿勢がある。
新幹線到着は、南北海道全体の問題だ。
東京スカイツリー効果に見習い、この機会を最大限に生かしたオール道南の活性化を図らなければならないと思う。
新駅のすぐ側に位置する大沼公園が、先日ラムサール条約に登録された。
大沼公園は私たちが子供の頃見た風景となんら変わりがない。ということは開発が進んでいないかったからだ。
この登録により新幹線からの旅行者を留めるため、どこかの観光地を真似るような、陳腐なまちづくりなどしないでほしいものだ。
その大沼の太平洋側に位置する縄文遺跡群も、ユネスコ世界遺産の登録を目指している。
日本海側には、北前船文化を継承する江差町、江戸幕府最北の松前藩の松前町、童謡「赤とんぼ」の作詞の場所となったトラピスト修道院など、心を揺さぶる北海道ならではの遺産が点在している。
函館市はもちろん日本近代史の歴史的遺産の宝庫である。
辺境の地「蝦夷ケ島」。
訪れた人たちの「歴史との対話」を通し、我が国の将来のあり方を学んでもらう、そんな北海道であってほしいと思う。
新幹線到着に、各自治体がばらばらの動きでは、道南の未来はない。
ここは函館市の出番である。
「道南全体の牽引役」を、函館市長に期待したい。
市長は団塊世代だ。大学はバカボンの父親の出身校、その隣のY大だという。たぶんバカボンの本は読みあさったに違いない。そんな青春時代のノリのよさを思い出してほしいものだ。
東雲城(市役所のある場所)の一城主で天守閣から眺めているのではなく、水戸黄門のように、気軽に各自治体を漫遊してほしいものである。
就任前に行われていた移動市長室を中止し、話したい市民は東雲城に出向いて来いとは、何代か前の城主と、顔つきが似てきたような感じがするけど。