気まぐれ五線紙 Entertainment

 韓国エンターテインメントブログ

Aileeは歌手だ !?

2013年09月01日 | Ailee



       Ailee ( エイリー )  (気まぐれ五線紙 K-pop)


私がAilee(에일리)を好きなのは彼女が「歌手」だからだ。
(可愛いということもあるが(笑))

Aileeは、デビュー曲の「Heaven」、ファーストミニアルバムの「보여줄게:見せてあげる」、そして今回リリースのセカンドミアルバムの「U & I」とパワフルなステージをリリースしてきたが、どのステージを見ても、歌手としての姿勢を決して崩してはいない。
(リリース曲は上記以外にもクリスマスソングやOST、フィーチャリングなど30数曲ある)

デビュー曲「Heaven」の歌手Aileeのステージを初めて見た時から(現在もだが)、感心(納得)させられるのが、一見ステージは素晴らしくパワフルな躍動を見せるのだが、彼女自身は彼女の上体を起こしたままで、決して発声を犠牲にしない。
全身で踊るのは発声しない時だけだ(原則)。つまり、ダンスパフォーマンスは餅屋は餅屋でバックダンサーに任せ、彼女は(極端な言い方をすれば)手振り足振りをしているだけだ。
このあたりの振りつけのテクニックは上手いと思う、というか激しく動きながらで本気で歌える訳が無い。

で、だからなのか彼女を中心としたダンスパフォーマンスは、常に(3曲とも)最高に輝き、バックダンサーたちは生き生きと(もしかしたら全員では無いかも知れないが)その役割を果たし、その「一体感」がたまらなくいい。
このバックダンサーのステージパフォーマンスについては、2009年8月にリリースされたパダ(바다)の「MAD」を少し思い起こしすが、Aileeのバックダンサーに関しては、どの曲も素晴らしいパフォーマンスを見せる。
(知る由も無いが、このバックダンサーは事務所所属なのか外部の契約なのか - 知りたい)

このコンセプトは誰が考えたのか知らないが(彼女かも)現在まで3曲とも一貫して変わらない。
そして、この「一体感」は(私の贔屓の憶測かも知れないが)、彼女のキャラクター(性格の良さ)が造り出した(成し得た)ものなのではないだろうか(?)。
バックダンサーたちの、バックステージでのAileeとの良好な関係を想像させる。

また、(さらに勝手な憶測だが)彼女は必要以上に、発声を犠牲にしてまで外見(体型)を取り繕わない。
(のだと思う、たぶん - 単にそういう体質というだけかも知れないが(笑))
あれだけのパワフルな声量を作り出すにはスラリとした華奢な身体では当然無理だと思う。
(話は逸れるが、女性アイドルの無理な体形作りはケガの要因の一つかも)

もしや、そういった目で見ていなかった方は、一度そういう目で「歌手」Aileeのステージを見て欲しいように思う。

       Ailee 「U & I」  (YouTube)
       Ailee 「보여줄게:見せてあげる」  (YouTube)
       Ailee 「Heaven」  (YouTube)


Ailee、声を犠牲にしない、本当の、素晴らしい「歌手」だ。


      
      
      



Comments (8)
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