気まぐれ五線紙 Entertainment

 韓国エンターテインメントブログ

「観る音楽」、まさに私が憂いていたことだ

2014年02月26日 | K-pop



今回の記事も、昨日(25日)のKstyleで見つけた記事だが、原文は21日に書かれたOhmyStarの記事だ。
(このOhmyStarの記事もチェック範疇に無く、Kstyleに感謝だ)

パク・ミニョン(박민영)記者(?)が書いている。
(原文タイトル訳は「セクシー競争、ソンミ・ステラ、歌も上手だろうか?」(少し違うかも))

       ソンミからSTELLARまで、過度なパフォーマンスに頼る“観る音楽”
                          ・・・生き残るためには“聴く音楽”が必要  (Kstyle - OhmyStar)
          (原文) セクシー競争、ソンミ・ステラ、歌も上手だろうか?  (OhmyStar)


パク・ミニョン記者(?)は、私が、最近の韓国歌謡界の、というか一部のガールグループが作る、ひとつの流れである「セクシーコンセプト」への憂いを書いてくれている。

あのJYP Entertainmentさえも、本当の意味でのセクシーさを分っていないのだと(私は)思う。

そもそも、近頃は、「セクシーコンセプト」以前に、「観る音楽」が多過ぎる。
「観る音楽」ならまだしも「見る音楽」であることが悲しい。
「Marionette」のミュージックビデオの再生回数は200万回を突破したが、音楽配信チャートではその名前を見つけられなかった、という文章が端的にそれを物語っている。

そして、私が、とくに最近感じていることを、このパク・ミニョン記者(?)は、まさに言ってくれている。
「『MARIONETTE』」はMVのBGMになってしまった」(Kstyle)

しかし、iChartの下りの「最近、“聴く音楽”が断然人気を集めていることを証明するポイントである」(Kstyle)は安心感を与え、希望を感じる。

また、「どんな形の音楽が“正しい”と規定することはできない」(Kstyle)は、まったくの同意ではある。
ただ、「見せることだけに頼る歌手はパフォーマーに過ぎない」(Kstyle)は、まさにそのとおりだ。
(もちろん、パフォーマーとしては、それはそれで価値はあるのだが)

「目を閉じて“聴く音楽”」(パク・ミニョン記者(?))とは同じ意味だが、彼女たちが「直立不動で歌う姿を想像」してみて欲しい(なにも、昔に戻りたいと言っている訳はないので、念のため(笑))。
その姿を想像して、滑稽に思えなければ、彼女たちはパフォーマーでなく歌手であろう。
パク・ミニョン記者(?)の「歌手の一番目の資質は“声”である」(Kstyle)のだ。
(私は、さらには「声色」でもあるとも言いたい)



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ガールグループ扇情戦争終演か

2014年02月21日 | K-pop



       2014.01.19 どこで、いつ、だれが発言するのか、いまの「セクシーコンセプト」


セクシー大賛成、露出も基本的に歓迎だ(基準は女性の目かな(?))。
しかし、扇情目的の卑猥な露出であれば、ほかの世界で楽しみたいと思う(笑)。
つまり、味噌糞を同じ皿に盛って欲しくないと思うわけだ。

で、今回は少し遅かったように感じるが(?)、放送通信審議委員会(방송통신심의위원회)が動いたようだ。

       放送通信審議委員会、ガールグループの露出に制動 異例的なこと  (OSEN)
          “異例”ガールズグループの露出に歯止め 放通審議委員が注意措置  (OSEN - Kstyle)
       放送通信審議委員会、歌謡界のセクシー・露出戦争に制裁  (StarNews)
       ガールグループの過剰な露出戦争終わるか 放送通信審議委員会審議  (スポーツソウル)
       放送通信審議委員会、地上波3社の制作スタッフを召還  (NewsEN)
       ガールグループの露出に放送通信審議委員会が刀を抜く  (マニートゥデイ)



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どこで、いつ、だれが発言するのか、いまの「セクシーコンセプト」

2014年01月19日 | K-pop



最近の音楽番組を観ていると、どう見てもエンターテイメントとは思えない、どっかの小屋のステージを観ている錯覚すら感じる。
少なくとも、音楽とは、かなり離れたパフォーマンスのように思える(私には)。
つまり、音楽番組でなければ全然OKなのだが。

これに関する記事を、mydaily(마이데일리)のキム・ギョンミン(김경민)記者が上げていた。
そして、この記事の日本語訳をKstyleが扱っている。

私も同感なので、ここに転記したい。
(※日本語訳のタイトルは、かなり変えているようだが内容的には変わりは無い)

     ガールズグループの19禁セクシー対決、ますます過激に…“メンバーの両親から不満の声も”  (Kstyle)
     헐벗은 가요계, 과도한 19금 경쟁…걸그룹도 병든다 [김경민의 정정당당]  (mydaily)


私がひっかかるのは「終始泣き顔」と、「契約終了に近い時期」である。



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勇敢な兄弟、日本進出!

2011年10月15日 | K-pop




昨日(14日)の記事にするつもりが、1日遅れてしまったのだが、勇敢な兄弟が日本に進出する。

韓国歌手の日本デビューはいまでは珍しいことでは無くなってしまったが、プロデューサーが日本に進出するのは異例の話であろうと思う。

勇敢な兄弟(용감한 형제 / 강동철:カン・ドンチョル)は、最近、日本のimMediaとプロデューサー専属契約を締結したようである。
これにより、今後、勇敢な兄弟はimMediaと関係する歌手のプロデューサーすることになり、また日本映画やドラマのOSTにも手掛けることになるようだ。

そして、これは、いままでのような、単にK-popコンテンツに留まらない、K-popの核心技術自体が日本市場に進出するということを意味する。

また、今年の年末、大型コンサートを計画中とのことで、このコンサートには勇敢な兄弟がプロデューサーした歌手が大挙出演して自分たちのヒット曲を歌って日本ファンたちと交歓する席になるという。
つまりは、ソン・ダンビ(손담비)、U-Kiss、Sistar、Brown Eyed Girls、T-ara、After School、等々がステージ立つコンサートが開かれるということになるのだろうか。

ところで、私にはimMediaなる事務所が何者なのか知らない。(ご存じの方はお教えください)
Star Newsの記事によると、X JAPANを発掘したプロデューサー Kazu Arakiが代表するimMediaとなっている。
また、このAraki代表は小室哲哉をスターに育てたとも書かれている。
そして、今回のこの話はimMedia側の提案で成ったようで、Araki代表が先月韓国を訪問して契約に至ったそうだ。

勇敢な兄弟、最近、自身の名前のプロジェクトレコードをリリースしたり、Brave Sound( Brave Entertainment )を設立してBrave Girlsを育てるなど精力的な活動を行っている。

       2011.090.10 勇敢な兄弟の愛弟子Brave Girls


      
      
      
      
      
      
      



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秋夕に因んで韓服姿特集

2011年09月12日 | K-pop




今日12日は、秋夕(추석:チュソク)ということで、( ほかに記事ネタも無かったので )ガールズの韓服姿の写真をニュース記事から拾ってみた。
今年の韓服姿の記事数は例年に比べ、少し少ないように感じる(?)。みんな、日本などの活動で忙しく写真を撮る時間が無かったのかも知れない(違うかな?)。
私は、昔は、この韓服があまり好きくはなかったのだが、最近けっこう男女とも「いいな」と思うようになっている。

まず、なんだかよく分からいのだが(どうやら塾のようだが)、SEVEN EDU(세븐에듀)が8月12日から9月6日まで総547人を対象にして、「韓服が最もよく似合う女性アイドルスターは?」というアンケート調査をしたところ、IUが1位(168人、30.7%)で、続いてク・ハラが2位(118人、21.6%)に選ばれたそうだ。
なぜ、塾(?)がこんなアンケートをするのか、なぜ、それが記事になるのかはよく解らないが、そうらしい。
(※なお、同じ塾名らしきものは、SEVEN EDUのほかに、7Eduというもあるようだが?)

で、まずは、その1位と2位のIU、ク・ハラの韓服姿から載せる。
(IUの写真は、今年のものではないはず(去年)? / ハラの2枚目は韓服と言っていいのか知識が無い?)


  
   IU
  
   Hara


以下は、NATEのニュース記事の写真から、可能な時間内で、私の好みに合ったものを拾ってみた。


  
   Rainbow
  
   KARA
  
   Apink
  
   G.NA
  
  
  
  
  
   Chocolat
  
   HanGroo
  
   Dal★shabet
  
   Sistar
  
   
   
   
   
   Girl's Day 


以上だ(笑)。



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Wonder Girlsが11月にカムバック

2011年09月06日 | K-pop


 農林水産食品部、Wonder Girlsを農食品広報大使に委嘱(9月6日)


KARAが3集をリリースしたところで、News ENの今日の記事に、この秋のガールズたちのカムバック予定の記事があがっていた。

それによると(鵜呑みには出来ないが(笑))、

9月から10月初めに、Brown Eyed Girlsが長い空白を破って、どうやら2年ぶりにカムバックするようだ。
話だけは何度か聞いたが、今度は本当のようで(?)、現在、既に録音は終えているという。

10月初めには、少女時代がカムバックを準備している。
これで、少女時代は1年ぶりでのアルバムリリースということになる。

10月中旬には、Secretがカムバックするようだ。
Secretのこの10月中旬のリリースは正規アルバムのようだ。

10月末には、IUがカムバックするそうだ。
複数関係者によるとIUは10月末のカムバックを目標に極秘裏にアルバム準備中ということだ。

そして、11月にはWonder Girlsのカムバックとなるようだ(当然アルバムと思うが)。
海外活動に力を注いできたWonder Girlsだが、予定通りであれば、1年6ヶ月ぶりのアルバムリリースとなる。


最近、新人のデビューに目を(耳を)奪われているが、今秋の新譜チェックには忙しくなりそうだ(笑)。

   20110906 KARAの後、この秋のガールグループカムバックの予定 (エキサイト翻訳)



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SM Entertainment、女性家族部に勝訴

2011年08月25日 | K-pop




SMが全面勝訴した。

ソウル行政法院行政7部(部長判事アン・チョル:안철상)は、今日(25日)SM Entertainmentが女性家族部長官を相手に出した、青少年有害媒体物決定通知および処分取り消し請求訴訟に対して、有害媒体指定を取り消すよう判決を下した。

今年1月女性家族部は、Super Juniorのキュヒョン(규현)、SHINeeのチョンヒョン(종현)、Traxのジェイ(제이)、新人のJINO(지노)で結成した、SM Entertainmentのプロジェクトグループ「SM The Ballad」のシングルアルバム「とても懐かしくて(너무 그리워)」の収録曲「明日は・・・(내일은...)Another Day」を青少年有害媒体に指定した。理由は、歌詞に「酒」という言葉が入っており、青少年に有害だという判断からだ。
これにより、この曲とアルバムは青少年有害判定を受け、「19禁」の紙切れを付けたまま陳列台に置かれることになった。
これに対し、SM Entertainmentは、「女性家族部は明確な審議基準なしで「明日は・・・(내일은...)」を有害媒体に指定した」として「女性家族部の行政処分は憲法で保障する表現の自由を過度に制限すること」と訴訟を提起し、結果、勝訴した。

※現在、ネット上での「明日は・・・(내일은...)」の歌詞はログイン出来ない外国人には読むことは出来ない。

   SM The Ballad MiniAlbum 「とても懐かしくて(너무 그리워)」   (Daum Music)


※女性家族部(Ministry of Gender Equality & Family)とは、女性政策の企画・総合、家庭内暴力・性暴行・売春防止および被害者保護、女性の権益増進など女性の地位向上、家族政策の樹立・調整・支援および、幼児保育に関する事務を掌握する大韓民国の中央行政機関だ。

   大韓民国女性家族部:여성가족부  (wikipedia:위키백과 / エキサイト翻訳)


今日の判決に対しSM側は、当然の結果として、「青少年保護法により酒は明らかに有害薬品として扱われるが、曲の歌詞の中で『酒に酔う』、『酒が飲みたい』等の表現だけで制裁を加えるのは不当だ」と話した。
また、「最近歌謡審議制度の曖昧な基準のために論議が続いている中で今回のSM側の勝訴がブレーキをかける判決になるものと見られる」として「正しい趣旨により審議基準を明確にという契機になれば良い」と伝えた。

今回のSM Entertainmentの勝訴判決は、同じ理由で青少年有害判定を受けている、多くの音楽関係者にも影響を及ぼすことになりそうだ。


上記の内容関連記事のリンクをエキサイト翻訳を経由していくつか載せる。
(※上の私の文は、1つ目のStar Newsの記事をもとにしている)

   20110825 SM側勝訴、当然の結果|審議基準の変化を (エキサイト翻訳)
   20110825 「酒」が入ると有害媒体物は違う! SM、女性家族部相手に勝訴 (エキサイト翻訳)
   20110825 SM、女性家族部に「有害媒体取り消し訴訟」勝訴 (エキサイト翻訳)
   20110825 「酒」歌詞有害性無|女性家族部の審議に法もそっぽを向く (エキサイト翻訳)


これに関する世間(インターネットユーザー)の女性家族部に対する皮肉った内容の記事、および、女性家族部の対応に関する記事もいくつか載せる。

   20110825 女性家族部、ネチズンに袋叩き|4G商品も淫らだから無くせ (エキサイト翻訳)
   20110825 女性家族部に非難殺到|曖昧な有害物判定基準に叱責 (エキサイト翻訳)
   20110825 女性家族部、非難解明|改善法案思案中 (エキサイト翻訳)
   20110825 女性家族部、オンライン論議解明に冷や汗 (エキサイト翻訳)


また、歌謡審議の関連インタビュー記事もいくつか載せる。

   20110825 この頃の歌謡審議はどうなのですか?|専門家5人に尋ねた (エキサイト翻訳)
   20110825 歌謡界vs女性家族部、「19禁」審議攻防2ラウンド (エキサイト翻訳)
   20110825 リサン、歌謡審議には気にしない|言うべき言葉は言う ( (エキサイト翻訳)


なにぶんにも、言葉の解らない外国人には何とも言えない部分も有るが、にしても、私が見聞きするだけでも、この種の審議には、実におかしな(幼稚な)印象をいつも受けている。
これが韓国国民の大多数の考えであるなら、それはそれで文化としていいとは思うのだが。
今回の判決で、本来の審議する姿に変わっていくことを期待したい。



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なんだかよく分からないアルバム「Secret」

2011年06月20日 | K-pop




5月20日に「なんだかよく分からないアルバム」という記事を書いたが、そのCDを開封してみた。

   2011.05.20 なんだかよく分からないアルバム


結論は、CDジャケットから新たに得られる情報はほとんど無かった(正確には、私の能力では、だが(汗))。
そして、以下この記事内容は、まったく読むに値しない話だ(汗)。


一応再度、収録曲を改めて書き出してみる。
プロデュースは前回書いた通り신동우:シン・ドンウである。
そして、作曲も3曲がシン・ドンウで編曲は全曲であった。ということは、自分の曲のリメイクということになるが。

Track List
  01. 「비밀:秘密」  vocal: 희주:ヒジュ
     l: 신동우:シン・ドンウ & 강연경:カン・ヨンギョン  c: 신동우  a: 신동우 & 장우현:チャン・ウヒョン
  02. 「시작:開始」  vocal: Coconut이미선
     l: 오석준:オ・ソクジュン  c: 신동우:シン・ドンウ & 오석준  a: 신동우
  03. 「I Believe」  vocal: 이신애:イ・シネ
     l: 양재선:ヤン・ジェソン  c: 김형석:キム・ヒョンソク  a: 신동우:シン・ドンウ
  04. 「애수:哀愁」  vocal: 신수진:シン・スジン
     l & c: 이영훈:イ・ヨンフン  a: 신동우:シン・ドンウ & 이동영:イ・ドンヨン
                                        l: lyrics  c: composed  a: arranged

で、アルバム準備中であるとか、既に活躍をしているという、ボーカルの4人の音大生を再度調べてみた。

1曲目「비밀:秘密」の희주:ヒジュについては、本名が김희주:キム・ヒジュということは間違いなさそうに思えるが、1サイトの情報なので本当に正しいかは定かではない。
収録データでは、今年(2011年)1月にリリースされたDMLのシングル「지울래:消すか」にフィーチャリングされている희주:ヒジュが、声色から判断してどうもそのようだ。
もう1曲、2010年10月リリースの「어린이 동요세상:子供の童謡の世界」というアルバムに희주:ヒジュの名が有るが、こちらは声色も異なるし、おそらく정희주:チョン・ヒジュで別人のはずだ。

   DML DigitalSingl 「지울래:消すか」  (Daum Music)

   DML 「지울래:消すか」  (YouTube)


2曲目「시작:開始」の이미선については、ネット上からは何の情報も得られない。


3曲目「I Believe」の이신애:イ・シネは、위니드 프레이징 그룹:ウィニドゥ プレイジンググループの2009年9月にリリースされた1集「이것이 나의 행복:これが私の幸福」の8曲目「즐거운 새벽이신 주님:嬉しい夜明けの神様」でフィーチャリングされている。(この声色はたぶん間違いないだろう)
1989年生まれのタレント이신애:イ・シネは別人だろう。

   위니드 프레이징 그룹 1集 「이것이 나의 행복」  (Daum Music)


最後「애수:哀愁」の신수진:シン・スジンは、声色も似ているのでYozoh(요조)かと思ったが、どうやら違うようである。(しかし、よく似ているように思うが)
ちょっと声色が違うようにも思うのだが、今年の4月26日に終了したKBSの「강력반:強力班」というドラマのOST「어느날:ある日」を歌っているようだ。

   KBS 「강력반:強力班」 OST  (Daum Music)

また、2008年9月にシングル「To My Dears」をリリースしているのが신수진:シン・スジンとなっているが、ずいぶん声色が違って別人に聞えるのだが。

   신수진:シン・スジン DigitalSingl 「To My Dears」  (Melon)


で、肝心の曲の方を調べたいのであるが、前回の記事で関西人さんから頂いたコメント以外には、CDの歌詞カードには何らの情報も載ってなく、あまりに時間を要すので諦めた。
で、結局なんだったんだって感じで(笑/汗)。 ・・・ (けっこう好きなアルバムなんだがなぁ)



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なんだかよく分からないアルバム

2011年05月20日 | K-pop




昨日の朝、いつものようにNatePannをチェックしていると、なんだか上手いのか下手なのか、しかし、何か妙に気になる歌を聴いてしまった。時間も無かったので昨日はURLだけ残して放って置いたのだが、今日あらためて聴いてみてもやはり、ちょっと気になるのでチェックしてみた。
ヒントは映像タイトルの「비밀을 들려줘...:秘密を聞かせて…」だけだ。

   비밀을 들려줘...:秘密を聞かせて…  (NatePann)


で、調べるのにちょっと時間は要したが、見つけた。
リリースは、ついこの間の5月11日のようだ(当然ながら、記憶には無い)。

   History MiniAlbum 「비밀 (Secret)」  (Daum Music)


アーティスト名が「History(히스토리)」とはなっているが、Historyという歌手は存在しない。

去年(2010年)の9月に、私の大好きなAs One(애즈원)がリメークシングルアルバム「History」をリリースしているのだが、今回のミニアルバム「비밀 (Secret)」 は、その2集ということらしい(?)。
ちょっとよく解らない話だが、たしかに今回のアルバムタイトル「Secret」の横には「02 History」とはある。

1集と称する、As Oneの「History」には、「恋愛(연애)」と、「愛してもかまわないでしょうか(사랑해도 될까요)」の2曲が収録されている。(残念ながらこの曲のYouTubeへのアップは無い)

   As One RemakeAlbum 「History」  (Daum Music)


今回のアルバムは、As Oneとは何ら関係無いようである。
今回の「History」2集は、現在アルバムを準備中であったり、既に活躍をしている4人の音大生がボーカルで参加しているということのようだ。
プロデュースは数多くヒット曲を作曲したというシン・ドンウ(신동우)という人らしい。
作曲もそうなんだろうと思う(?)。
(しかし、シン・ドンウ(신동우)のデータはポータルサイトには無い)

〈 PS: 05.21 〉
作曲はシン・ドンウなわけが無い(汗)。このアルバムはリメークなわけだから(笑)。
しかも、今回のアルバムも、かなり以前にヒットした曲ばかりを集めたリメークアルバムなわけだ。


この「History」2集だというミニアルバム「Secret(비밀)」は、上に4人の音大生とあるように、4曲収録されていて、いずれもがNatePannで初めて聴いたと同様な、上手いんだか、下手なんだかよく分からないのだが、不思議と魅かれるものがある。

1曲目が「秘密(비밀)」で、歌っているのはヒジュ(희주)という人らしい。
調べてみたが、この人に関する情報は本名がキム・ヒジュ(김희주)ということ以外得られなかった。

   ヒジュ(희주) 「秘密(비밀)」  (YouTube)

     ※ 画面に「As One」の文字が見られるが関係無いはず(以下4曲も同じ)


2曲目は「開始(시작)」で、歌っているのは、イ・ミソン(이미선)という人のようだ。
本名イ・ミソン(이미선)で調べてみると、もっとも該当しそうな人に、イ・テヨン(이태영)という、ずいぶん綺麗で可愛いコメディアンが見つかるが、この人は1983年生まれで、ちょっと音大生ではない可能性が大だ。

   イ・ミソン(이미선) 「開始(시작)」  (YouTube)


3曲目は「I Believe」で、歌っているのは、イ・シネ(이신애)という人だ。この人、ウィニドゥ プレイジンググループ(위니드 프레이징 그룹)の1集「これが私の幸福(이것이 나의 행복)」の中でフィーチャリングされている。
同姓同名で、イ・シネ(이신애)という1989年生まれのタレントがいて、アルバムも出しているが、どうだろう(?)。
もしそうだとしてだが、この人、日本に関係が有るのか、miniHPに日本語のタグが見れる。(可愛い人だが)

   イ・シネ(이신애) 「I Believe」  (YouTube)


最後の4曲目は「哀愁(애수)」で、歌っているのはシン・スジン(신수진)で、Yozoh(요조)の本名がシン・スジン(신수진)だが、Yozohは1981年生まれだが・・・。しかし、声色はそっくりなので、きっとYozohではと思うが。

   シン・スジン(신수진) 「哀愁(애수)」  (YouTube)


この4曲の中で、Yozohであろう曲も気になるのだが、やはり、1曲目のヒジュ(희주)という人が歌う「秘密(비밀)」が気になってしまうのだが(なんか、いい)。
この曲がリードトラックのようで、ほとんど動かない、わけの分からないミュージックビデオも有る。
ただ、この映像に出てくる女性がヒジュ(희주)の可能性は・・・。(男性が1人出てくるが、シン・ドンウ(신동우)??)

   「秘密(비밀)」 Music Video  (YouTube)


しかし、なんだかわけの分からない、中途半端なアルバムに引っかかってしまったものだ(笑)。
しかも、どうやらオフラインでリリースされているようなので、始末に悪い。

   History 2집 - 비밀  (YES24.com)


で、ちょっと気になってしまった状態になってしまったので、BUNKAKOREAさんに掲載依頼して入手にしてみようかと思うが、どうせ情報が載っていたとしても解読する時間が有るかどうか(笑)。



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Lip Sync禁止法案が発議された

2011年05月14日 | K-pop




自由先進党(자유선진당)のイ・ミョンス(이명수)国会議員が、昨日(13日)、Lip Sync禁止法案を国会に提出し、論議をよんでいる。(この法案には、Hand Sync禁止も含まれる)
※ Hand Syncとは、Lip Syncと同様にバンドなどで演奏する動作だけまねることである。

イ・ミョンス議員は、商業公演で事前告示無しでLip SyncやHand Syncをすることは観客に対する欺瞞であり、事実上の詐欺行為だとして、避けられない事情でlip syncあるいはHand Syncをする場合、あらかじめ観客らに知らせなければならなく、これを破る場合、罰金または、過怠金を賦課することができるというものだ。
(記事によっては、1年以下の懲役、1000万ウォン以下の罰金となっているものが半分ある)

イ・ミョンス議員は、過去の歌謡プログラムにはバラード、ダンス、演歌など多様なジャンルの歌が聴けたが、最近の歌謡番組ではアイドルのダンスグループしか無い。このジャンル偏重現象は、結果としてビジュアル中心の歌手ばかりを育てたことによるとし、今回の法案提出の理由を説明した。
(ジャンルの多様性を広げ、大衆歌謡の質的向上を企てる)

ところで、この法案での商業公演とは、営利目的の入場券販売公演と企業の協賛公演、出演料を支給した公演などを商業的公演だと定義しているらしいが、これにはテレビ放送も含まれるのであろうか。


      


当然ながら、公演業界では今回の法案に対して論議が広まっている。
いままで韓流を活性化させてきた多くの曲の大部分がアイドル歌手らの激しいダンスを伴った曲が多く、これらの曲にはLip Syncは認められなければならないとする。
また、バンドグループの場合、ライブ演奏が出来ない音響装備の劣悪な舞台環境がほとんどで、法案が通過した場合、ライブ公演はほとんど不可能となるようだ。

また、ある歌謡界関係者は、今日News ENとの電話インタビューで、「お金を支払う公演でLip Sync公演をするのは問題になるだろうが、そうでない場合には色々な状況が考慮されなければならない。 無条件な禁止は不適切だ。」と話したうえで、しかし、「こういう法案が発議されたこと自体が歌手および企画会社に警戒心を呼びおこす。 今後、歌手のビジュアル的な部分より実力にさらに重点的にサポートするだろう。」と話している。

市民、ネチズンの意見は分かれているようで(記事を拾うと)、
賛成の意見は、
歌手は歌う人なのでライブは観客に対する礼儀だ。
実際に歌唱力のない歌手が、ビジュアルだけを全面に出して活動する場合が有り、このような点ではLip Sync禁止法案の発議は正当で、こういう法を通じて国内歌謡界のクォリティーが高くなり得る。
退化している歌謡界のための解決策だ。
歌手が行事で口だけにこにこ笑って数千万ウォンを持っていくのは話にならない。
テレビをつければLip Syncをしながら踊りだけ熱心に踊る歌手だけが見える。Lip Syncが消えれば本物の歌手の音楽を聞くことができるものと期待する。(※この意見は、ちょっと違うかな)
外国歌手は歌とパフォーマンス2つとも優れているが、我が国だけ踊りながら歌うことができないということは言い訳に過ぎない。

反対する意見は、
現在の歌謡界の状況を配慮しない一方的な規制だ。
もう歌謡界は歌唱力だけでは勝負できない、ビジュアル、踊り、パフォーマンスなど歌以外のものも期待しており、単純にLip Syncを問題視するのは不適切だ。
常にライブをするならば逆効果となる可能性も出てくる。
現実的に話にならない法案だ。アイドル歌手らがパフォーマンスすることも見どころではないのか。
こういうものまで規制しなければならないか。法で規制するのは行き過ぎだ(正しくない)。

などである。

ところで、あの中国で2009年8月からLip Sync禁止法が制定され施行されているらしい(イ・ミョンス議員の話)。
中国は、2008年の北京オリンピック開幕の祭典で歌った、あのLip Syncの子供が話題となったが、このことにより世界的に恥をかいて、以後Lip Sync禁止法案が制定されて施行中にあるそうだ(驚き/本当?)。

私としては、詐欺といえば詐欺なんだが、基本的にエンターテイメントに法は反対だ。が、ある意味賛成ではある。
ある意味というのは、現在、あまりにジャンルに偏りがありすぎると思われる点と(もっとも、この傾向は以前からあるとは思うのだが)、上で書いた、ある歌謡界関係者のインタビューで出てきた「今後、歌手のビジュアル的な部分より実力にさらに重点的にサポートするだろう」という点でだ。

いやぁ、それにしてもさすがエンターテイメント国韓国だ。Lip Syncが国会に法案として提議されるとは(驚)。
イ・ミョンス議員という人、きっと韓国大衆歌謡に愛が深いのかも知れない。
それとも、もしかすると、彼の背後には何らかの利権が有るのではと、長年、日本の汚れた政治を見聞きしてきた私にとっては、そんな風に屈折しても考えてしまう(笑/汗)。


      


さて、果たしてこの法案、国会を通過するであろうか。(通過の予定日が記事には無い)



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お勧めの1冊「K-POPビジネス」

2011年05月13日 | K-pop




2005年の春を過ぎた頃から、私は本気になって(我武者羅に)K-popのCDをコレクションし始めた(この頃は、まだK-popという言葉の意識も無かったが)。
そしてちょうどその頃、時を同じくして出版されたのが古家正亨さんの「K GENERATION K-POPのすべて」である。
この本が私のK-popの基礎知識としてのベース(原点)である。

   2005.12.14 K-popの知識の原点、「K GENERATION K-POPのすべて」


その古家正亨さん監修の、現在のK-popを語るには(聴くには)必読の本がぴあから出版された。
出版されたのは4月30日のようで、私が知ったのはBS11「韓ラブ」の5月最初の放送で古家正亨さん自身が宣伝していたのを観てだ。
即、amazonで購入して、まだ隅々まで読み終えてはいないのだが、とりあえず記事としたい。

   「K-POPビジネス グローバルマーケティング分析」  (amazon)


日本でのK-pop、そして中華圏、東南アジアでのK-popの現状、また、アメリカ進出の履歴、今後の展望等が概要ではあるが上手くまとめられている。
そして興味深いのが、YG Entertainment、JYP Entertainment、CUBE Entertainment、FNC Music、スター帝国、Core Contents Media、TS Entertainmentの各代表のインタビューが載せられていることだ(JYPは理事)。
また、これは既に断片的な知識としては知っていることも多いとは思うが、地上波3社とMnetの音楽番組についても書かれている。
さらに、私としては関心が高い、作曲家のインタビューも載せられている。ただ、ちょっと人数が少なく、ページ数も少ないのが残念ではあるが。
そのほか、InfiniteとTouchの特集や、少女時代、2PM、CNBLUEのCM、K-popの今を理解するには欠かせない、 1990年代からの簡単な歴史にも触れられている。

ここに書かれた文は、出版は日本だが、韓国の、おそらくその業界の人であろう6人によって執筆されていて、これに日本側から古家正亨さんが監修という形で参加しているようだ。
私が宣伝しても何の得にもならないのだが(笑)、これだけの内容で(ページ数は120ページ)、980円というのは、ちょっと考えてみると安いと思う。
K-popに関心ある人への基礎知識、また「K GENERATION K-POPのすべて」の後続版として、是非お勧めかと。



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なんだか大変だ!

2011年03月27日 | K-pop




この2週間余り、新人の動きをチェック出来なかったのだが、この間に、ガールグループは、なんだか、知らないグループも新たに加わって、これでもかと言うほどの新人合戦で、ちょっと手に負えない状態だ(笑)。
時間も無いので、今日は軽く頭の中を整理してみた。

まず、今日、存在を知ったグループが、Brave Girls(브레이브걸스:ブレイブガールズ)である。
そして、RaNia(라니아:ラニラ)というグループが、BabyVOXⅢであることも今日分かった。

これ以外に、Bella(벨라:ベラ)、Leader'S(리더스:リーダーズ)、Swincle(스윙클:スウィンクル)などのグループ名がネット上には見られる。

この中で、Bella(벨라:ベラ)ついては、既に3月16日にデジタルシングルをリリースしていて、サウンドを聴いてみると、ちょっと期待できそうな感じを受ける3人組で、アイドル系ではない印象のグループだ。
彼女たちは要チェックなグループなので、後日ゆっくりチェックしてみたい。

   Bella(벨라:ベラ) 「Don’t Let Go」  (Daum Music)
   「Don’t Let Go」 Music Video  (YouTube)
   BELLA  (Home Page)


Leader'S(리더스:リーダーズ)と、Swincle(스윙클:スウィンクル)のリリースは未だのようで、彼女たちの情報については、私はまったく知らない。
Leader'Sが7人組、Swincleが5人組の、いわゆるアイドル系な感じではある(?)。

で、大型新人グループとして話題となっているのが、上で書いたBrave GirlsとRaNia、そして、A-PINK(에이핑크)とChiChi(치치)のようである。

Brave Girlsについては、まだメンバーの断片的な情報(映像)が伝わってくる程度だが、5人組グループで、4月の初めにデビュー予定のようだ。
勇敢な兄弟(용감한형제)が直接メンバーを選抜してプロデュースしているようである。

同じく4月の初めにデビューを予定しているというRaNiaは、既に去年から、情報が上がっていたBabyVOXⅢのことらしく、BabyVOXのDR Musicがレーベルの復興をかけて企画したグループのようだ。
以前から多国籍グループであることは聞いていたが、韓国、中国、タイ、そして日本人もメンバーにいるようだ。
メンバーは8人構成で、YouTubeに上がっている映像を観ると、ビジュアル的には、ちょっといいかも(笑)。
プロデュースは、アメリカの有名なプロデューサー、テディ・ライリーという人のようで、アメリカと日本で同時にCDリリースし、既にアジアプロモーションも確定した状態だそうだ。

   RaNia Clip -1  (YouTube)
   RaNia Clip -2  (YouTube)
   RaNia Clip -3  (YouTube)


続いて、A-PINKだが、このグループは以前よりチェックしているのだが、CUBE Entertainmentが最近設立した子会社のA CUBEが送り出す7人組グループで、少女時代を追いかけるイメージがある。
4月中旬のデビュー予定のようだが、ネット上の情報はかなり上がっている。

   ELLE  (YouTube)
   A-PINK NEWS -1  (YouTube)
   A-PINK NEWS -2  (YouTube)
   A-PINK NEWS -3  (YouTube)


そして、最後にChiChiで、このグループは既にデビュー済で、メンバーのスイ(수이)が話題になるなど、また、テレビ出演も終わり顔馴染みとなりつつあるグループではある。
所属事務所が、なんと、Yedang Entertainmentで、YedangがCD業界に再度挑戦する最初のガールグループということのようである。
イ・ジョンヒョン(이정현)などのヒット曲を作った作曲家チェ・ジュンヨン(최준영)がプロデューサーする。

   ChiChi(치치) 「いたずらするな(장난치지마)」  (Daum Music)
   「いたずらするな(장난치지마)」 3月25日 Music Bank  (YouTubu)
   「いたずらするな(장난치지마)」 3月26日 音楽中心  (YouTubu)


これらのほかにも、キルミ(길미)が3人組のClover(클로버)というグループを作っていて、どんなグループになるのか興味深く、また、私としては大注目の女Browneyed Soulの動きも顕著になってきて、いまだに音が聴けないことに、少し苛立ち(笑)、これらのチェックだけでも時間が無い中で、さらには、未チェックのCDも手元に残っているという有様でなんだか大変だ(笑)。



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「新韓流」、各国の見方 - WoW! Korea 2010.11.03 News

2010年11月04日 | K-pop

 
昨日(3日)のWoW! Koreaのニュースに「新韓流」についてまとめた記事があがっていたので、ここにも載せておこうかと思う。

記事内容は、日本、中国語圏、タイなどの音楽専門家たちにインタビューを試み、K-popブームをどのように見ているのかについてまとめている。
その中の、いくつかのポイントを拾い出してみた。

「韓国の音楽企業にアジアを単一市場とみなす先見の明があった」
「長期的な計画で大規模投資を行うなど体系的な準備を進めてきた結果である」
「どの韓国アイドルグループもダンス音楽一辺倒である」
「韓国のアイドルグループは歌唱力を持っているが、日本ではそのようなアイドルがいない」
「練習生時代に厳しいトレーニングを受け、基礎がしっかりしているというイメージが強い」
「日本は短期利益を追求するあまり、音楽の総合的な質を高めるという志向性が低い」
「高いレベルの制作能力を持つ韓国が、日本市場に合わせレベルを下げた音楽を作るのではと懸念」
「タイや中国語圏では、韓国の歌手育成システムを取り入れる動きが活発」
「韓国のアイドルは完ぺきなシステムで訓練され、ボーカル、ダンス、考え方まで教育を受けている」
「K-popは似たようなダンス音楽を見せることにとどまってはならないとの助言」
「K-popはダンス音楽中心に確立されたが、ジャンルの多角化を継続して図る努力が必要だ」
「タイの音楽市場に占めるシェアを高めるためには別ジャンルのグループの登場が必要だ」
「進出する国の文化を理解することと、継続的な現地活動の必要性」
「準備が整っていない状態での海外進出はK-popブームの阻害要素になる」
「時間の投資と現地活動の継続が必要」
「もはや言語の壁は大きな問題にならない」
「言語よりも中国語圏の文化を理解してから進出する努力が必要だ」

   WoW! Korea 2010.11.03 「新韓流」K-POPブームの秘けつ、そして持続可能性は



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いま、「新韓流」に思う - 10月31日 中央日報

2010年10月31日 | K-pop




今日(31日)の中央日報(日本語版)に、最近のK-popガールズたちの動きをまとめて論じている。(とくに(2))
この中で、私としても認識を同じくするキーワードな文章をいくつか拾ってみた。


「日本大衆音楽専門家たちは、いまのK-pop熱風を『新韓流』という」
「韓国の歌手たちは大部分を韓国語で歌い、日本人の観客も韓国語でついて歌う」
「過去のK-pop歌手たちは日本語で歌い、いま日本のK-popファンは韓国語の歌詞でそのまま歌うことを望む」
「いまのK-popガールズたちへの熱気は、日本大衆文化を先導する10~20代女性が主導している」
それは、「『かわいい』スターよりは『格好いい』スターへの憧れ」である
「K-popガールズたちをまねることは日本の若い女性たちの文化を急速に変えている」
「いままで、下と見てきた韓国文化に対する日本社会の評価が高くなったという傍証だ」
「いまのK-popガール熱風は、解散後の東方神起ファンが主導しているというのが日本専門家たちの分析だ」
「ドラマ・映画で火が付いた韓流が東方神起(男性グループ)を経て女性グループへとつながる」
(そして、これは更に新たな男性グループ熱風も起こすだろうと予想する)

「日本はこれ以上、新しい商品を世界市場に出すことができない製品のガラパゴス化が進行された」
「人口1億の大きな市場に安住していることが日本の芸能人や企業の海外進出を遅くしている要因だ」
(上2行の日経ビジネスの文章は、いまの日本を想うと傾聴に値する、というか警鐘を鳴らしている)


   2010.10.31 中央日報 「ビートルズが米国に進出したように韓国女性グループが日本に進出」(1)
   2010.10.31 中央日報 「ビートルズが米国に進出したように韓国女性グループが日本に進出」(2)


いや本当に、少なくとも少女時代のNHK紅白歌合戦への出場の可能性は高いと思う。
日本の国営放送であるNHKはプライムタイムニュースのトップで少女時代のショーケースを報道し、また、時事週刊誌「アエラ」は60年代ビートルズが米国に進出したことと対比させ「韓国女性グループが日本を侵攻」と書いているようである。



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