8月15日のSBS「キム・ジョンウンのチョコレート」は最高だった。
この日、出演グループは3グループだったのだが、どのグループも私にとって嬉しいグループばかりであった。
最初のグループがCool、夏と言えばCoolだそうだが、私としては男2人はともかく(笑)プロジェクトユニットGirl Friendsのユリに注目だ。最近、そのCool、そしてGirl Friendsのもう一人のメンバー、チェリナのグループRoo'Raもリリースが同時期になった関係で「人気歌謡」、「Mcountdown」で2組いっしょによく登場している。
2番目のグループが少女時代なんだが、これは後で長々と書く(笑)。
で、最後の組がペク・チヨンと2PMのテギョンの2人なんだが、この2人による「私の耳にキャンディ」のステージが最高。テギョン、弱冠20歳ながらペク・チヨンに負けていないのには驚いた。しかも、いい男だ。男の私には分からないが、男の色気ムンムンではなかったろうか。キム・ジョンウンも、きっと本気でそう思ったのだろか、彼に少しじゃれていた(まあ、台本どおりかも知れないが(笑))。ほんとうは、この2人についても書きたいところだが、今回はやはり2番目に登場した少女時代である。
少女時代、まずステージに現れたのがソヒョンで、階段を降りてくるとそのままピアノに向かいベートーベンのピアノソナタ第8番「悲愴」の2楽章アダージオカンタービレを弾く(よく知らないのだが)。演奏は、正直そんなに素晴らしい演奏とも思わなかったが、それでもなかなかではあった。デビュー前、ピアニストを夢見たこともあるらしい。
まず、お嬢様な感じでソヒョンがピアノソナタ
ソヒョン、そのまま続けて「Gee」を弾き語りで歌い始める。画面のタイトルは「Jazz Gee」となっていたが何が「Jazz」なのかよく解らない(笑)。で、ソヒョンが歌い始めるとすぐにティファニー、ジェシカ、ユナ、サニーが登場し5人で「Jazz Gee」を歌う。
ティファニー、ジェシカ、ユナ、サニーの順で登場
ユナ、サニー、ジェシカ、ティファニー、ソヒョン
「Jazz Gee」を歌い終わると、テヨン、ヒョヨン、ユリ、スヨンが登場し、今度は全員で「Rock Gee」を歌う。前半を少しラフなスタイルで歌った(これは、少しRockぽかった)。
前半の「Gee」はラフな感じで
「Gee」を歌い終わった後、全員が一斉に上着を脱ぎ捨て、いつもどおり整列して「願いを言ってみて」を歌った。
で、この上着を脱ぎ捨てる時の観客の歓声がすごかった。
全員が一斉に上着をパッと(笑)
ちょっとズレが大きいのはサニーだ(笑)
この少女時代のステージで驚いたのが、観客の熱狂的歓声ぶりで、特別に熱烈なファインを探し集めての収録かと思うほど、老若男女がすごい歓声、声援をあげた(まあ、実際には年輩の男は見かけなかったのだが(笑))。
しかし、あの男性の喜ぶ姿はなんなんだ、あの女性の眼差しはなんだろう、あのおばさんのノリは、って感じで、いやぁ、さすが少女時代、愛されている(そう言う、この年寄も、すっかりファンなんだが)。
つぎに、いつもどおりのキム・ジョンウンとのトークが始まるのだが、最初の挨拶の時、みんなは座ったままだったが、テヨンだけはイスから立って挨拶したのが目に留まった。やはりリーダーということだろうか(えらい)。
すこし中腰だったがテヨン1人が挨拶する時に立った
最初、ソヒョンのピアノについてキム・ジョンウンが話を振る。
本人は謙遜するが、後ろでティファニーが持ちあげる
トークの最初のコーナーは、「○○なのは私だ」みたいなことやる。「저요! 저요!:私、私!」とみんな言い出し、なにかそういう番組でも有り、定番になっているのだろうか? ユリとスヨンがやたらテンションを上げていたが。
1つ目のテーマが「私は最近ファンクラブに加入したいアイドルスターがいる」で、これにはスヨンが自ら手を上げ、シャイニーと2PMのファンのようで、可愛いところを見せた。また、この時、ジェシカのチャ・テヒョンへのおもしろい話もあるのだが、これを書くと長くなり過ぎるので割愛。(因みに、ジェシカはダニエル・へニーがお気に入りのようだ)
2つ目が「振り付けを一番たくさん間違えるメンバーは誰」で、これはサニーとユリが皆から指を差される。
3つ目が「最近流行っているダンスの中で真似をしてみたダンスはあるか」だったが、これに応えた2組4人のダンスパフォーマンスはなかなか注目に値する。
ユリとユナがシャイニーの「ジュリエット」の、そしてスヨンとヒョヨンがノラジョの「スーパーマン(これはよく知らないが)」のものまね(振りまね)を見せるのだが、これがいい。さすが素人がものまねするのとは違う。客席も沸く。
「最近流行っているダンスの中で真似てみたダンスは」
ユリとユナの「ジュリエット」
スヨンとヒョヨンの「スーパーマン」
この後、いままで観客に紛れていた、仮面で顔を隠したゲスト男女2人が登場する。登場までにキム・ジョンウンが何か説明しているが、当然解らない(悲)。たぶん、「願いを言ってみて」に引っかけた2人の登場の経緯を喋ったのではないか、であろう(?)。
まず、男の人がユリにピッチングの真似と、サインをお願いするが、これに関しては訳してもいないし、画面的にもこの人が顔を明かすシーンも無く、意味不明である。おそらくは、番組的としてつぎの女性へのカムフラージュ的前座ではないかと思うのだが(と言うとユリに悪い気もするが)。彼の動きを見ていても、きっと仮面の中はスタッフだと想像する(?)。とにかくユリはピッチングの真似をして、サインをする。
なかなかのピッチングフォームだった
つぎに、女の人の番になるのだが、ここからしばらくするとステージの上の雰囲気は一変する(重たくなる)。じつは、先に種明かしをすると、この女性は末っ子ソヒョンのお母さんだったのだが、正体を明かすまでに、自分の娘も少女時代と同じ年齢なのに愛嬌が無いので、家で愛嬌ができるように模範を見せてくれるよう彼女たちにお願いをする(こんなお願いも、いまひとつ理解できないが、筋書きとして無理やり仕込んだのだとは思うが)。で、この時点ではまだ何も知らないサニーが、そして、この女性の(つまり、お母さんの)リクエストでソヒョンがそれに応える。
つぎは、娘に送る手紙、ということでお母さんが娘に宛てた手紙をキム・ジョンウンが代読するのだが、おそらくこのあたりで彼女らはソヒョンのお母さんではないかと感づいてきたような雰囲気だった(ソヒョンの後ろの、ティファニーとスヨンの会話がそんな風に見えた)。
後で何か言っている
合宿生活をしている彼女らにとっては、お母さんとか家族のことは、当然ながら涙を誘う要因で、キム・ジョンウンが「お母さん」の話をしだした瞬間、テヨンが私たちの中では「お母さん」という言葉は禁止の言葉で、いつもそれで涙を流すと説明(抗議?)する(ティファニーのことがあるからだと思うが、この時のテヨンにちょっと感激)。また、みんなも口々に何か言って、けっこう彼女たち騒つき、キム・ジョンウンも少し慌てた風に見え、話を早く前へ進めようとした風に見えた。この時、もう既に、ティファニーはもちろん、彼女たちは涙顔になっていた。
このあたりで既に、とくにティファニーは
そして、ソヒョンのお母さんは正体を隠したまま(仮面をかぶったまま)ソヒョンを彼女たちの代表ということで抱きしめる(これも、代表って、実際ならよく分からない話なんだが)。
この時、当然、ソヒョンは自分の母親と分かったと思うのだが。
この時は、まだ自分のお母さんと明かさずに抱擁
そして、その女性がソヒョンのお母さんであることをキム・ジョンウンが明かすと、一瞬にしてステージの上は抱擁の嵐と、涙の海となった。会場の涙も誘った。
自分の母親と分かっての抱擁、みんなも泣き崩れる
その後はみんな抱き合う、そして抱き合う(いやぁ)
ソヒョンのお母さんは、娘は一人しかいなかったが 、少女時代のみんなを娘のように思い、8人の娘を持つようにしてくれてたことがありがたく、ソヒョンを実の妹のように愛しんでくれて感謝する(かなり意訳だ)、と話した。
そして、知らなかったのだが、ティファニーのお母さんは亡くなってしまっていたのだ(亡くなられたのはデビューの前だろうか、それともデビュー後?)。
このシーンは画面を見てるだけで、ちょっとつらい
それを知って、ここにこれを書くために、ティファニーやみんなの泣き顔の画面を見ていると、私の鼻からも涙が出てきてしまった。いやぁ、歳をとって涙もろくなったのだろうか、人の泣き顔で泣く人ではなかったのだが、このシーンは何度見ても泣いてしまう。しかし、私だけでなく、キム・ジョンウンも泣き、会場の人たちももらい泣きしている。
家族と離れ、顔も見ることもできず、いろいろと苦労もし、その結果があのいつものステージなんだと思うと、分かってはいても改めて親心としては感慨深いものがある。今年の正月に観たMnetの「FactoryGirl」などで考えてみても、合宿生活はもう2年以上になるかと思う。
ジェシカがソヒョンのお母さんの手をとって
ところで、この時ソヒョンのお母さんは当然ソヒョンの横に座るわけだが、席を取られた形のテヨンはユナの膝の上へ。イスの1つぐらい持って来いよ、と言いたいが、この画もなんかいい。(因みにイスは最後まで来なかった!? 後で今度は、テヨンがユナを抱っこしてた)
ユナがテヨンお姉さんを抱っこ
それから、ソヒョンのお母さんが娘ソヒョンに(遅ればせの)誕生日プレゼントとして育児日記を渡したす。この、プレゼントが育児日記というも、よく解らないところなんだが(これは、私だけかも)。
1992年のノートのようだからソヒョンが1歳の頃だ
この時、突然、ティファニーが「話したいことがある」と言って口を開く(じつは、この発言で母親が亡くなっていたことを知ったのだが)。ティファニーが話した内容は画面にも書かれ、この部分の文章もネット上の記事に活字となっていたのだが、うまく訳せない。が、内容としては、つまり ・・・ 「放送で初めて話すのだけど、ママに言いたいことは、私を置いて先に逝ったけれど、私に 8人の姉妹をくれたママに感謝したいということです。」と途切れ途切れの震える声で言った(なんか、これを書いていても目に涙が ・・・ )。
このティファニーの言葉を理解するには、私の基礎知識が足りないようだ。おそらくは、少女時代に入ることをお母さんが勧めてくれた(あるいは、許してくれた)のがお母さんであったのだろうか、と思うが(違うだろうか)。
初めは笑顔を作りながら話始めたのだが
途中でこらえきれずに、そしてみんなも
後は、もう、抱擁と涙、涙だ。
〈 続 く 〉
〈 戻 る 〉
私が彼女らに対して感じ入るところは、(敢えて、いやらしい表現で言うと)こういうお涙もののシーンそれ自体ではなく、この時に彼女ら同士が互に見せ合う姿の中の、些細なふるまいに、ひとり一人の個性で結び合った実の姉妹のような関係が見えて、それがなんともいいのだ(うまく表現できないが)。共に苦楽をし、生活を一にしての当然の結果かも知れないが、それでも、9人が9人とも、それぞれに個性的にいい子たちだと感じる。
ところで、このソヒョンのお母さんって、落ち着いてふり返って見ると、人間が大きいのか、度胸があるのか、ずいぶんステージ慣れしている感じがする。普通の主婦に見えるが、何か人前に出る仕事でもしているのだろうか。
また、念のために言っておくと、ここまでのことは台本には無かったことのようで(それなりのことは、目論んで、仕掛けてはいたと思うが)、ましてやティファニーの母親に対する想いの吐露については、収録後にプロデューサーのイ・ジウォンが放送していいかティファニーに了解の確認をとっているほどだ。このイ・ジウォンPDは、後日談として「驚いて控室に走ったら、ティファニーは私に、むしろとても嬉しい、良い贈り物を与えてくれてありがたい、と重ねて言ってくれ、放送してもいいと笑った。そんなティファニーがとてもありがたくて、感心で、すまなくて、そして心が痛かった」と言っている(この文で、また涙する)。また、制作側スタッフも、予想していなかったこのティファニーの告白に録画後ずいぶん悩んだそうで、ティファニーと直接話をし、その結果、本人の意思を尊重して人為的編集をせず、ありのままを放送することにしたそうである。
しかし、このシーン、言葉が分からないだけに解らないこともたくさんある。中でも、私として、どうしても解りたいのが、彼女たちはソヒョンのお母さんに初めて会ったのだろうか、という疑問だ。
デビュー後、自分の親にも満足に会っていないようだから、メンバーの親にはなおさら会ってはいないと思うのだが、であれば、初めて会った人に手を握ったり抱き合ったりするのであろうか。ジェシカなどはソヒョンのお母さんの手を取って엄마:オンマと言っている(韓国語での呼びかけの言葉は、その二人の関係を示す)。自分の姉妹同様の母親だから、つまり自分の母親も同然の人、ということだろうか。つまり、韓国の人たちが考える、身内、親族ということの重たさなのだろうか。それとも、彼女たちとソヒョンのお母さんとは、デビュー前には何度も会っていて既に親しい間柄になっていたのだろうか(これなら私にも分かる)。そこが、知りたい。
いずれにしても、日本人の私がこのシーンを見て思う(あるいは、ニュースで時折り見かける同様なシーンもそうだが)、思うというか、正直言って完全には解らない部分が残る。やはり日本人とは違う感性がそこには有るように思うのだ。テレビの本番収録中のステージでお母さんが子供たちを、そして子供たち同士が、何度も何度も抱き合うのだ。ジェシカとキム・ジョンウンまでも抱き合う(この時、キム・ジョンウンは「おいで」と言ってジェシカを抱きしめている、みんな笑ってはいたようだが(笑))。そして、それが、見ていて自然なのだ。感情をストレートに表現する韓国の人たちの、スキンシップの一つと言えばそれまでだが、同じDNA、ルーツを持つはずの東洋人として何かが違うと感じるのだが。あぁ、それと、やはり言葉の壁が ・・・ 。(笑)
「데뷔이후 한 번도 하지 못했던 말: デビュー以後一度もできなかった話」と書かれている
ということは、ティファニーのお母さんはデビュー前に亡くなられていたのか?
「8명의 자매들하고만 나누었던 말: 8人の姉妹たちで分かち合った話」
「대신'소녀시대'라는 가족을 주신 엄마...: 代りに少女時代という家族をくれたママ ・・・」
このママはティファニーのお母さんのこと
そして、気持ちを切り替えての、その後のステージが、これまた、なかなかのものであった。
まず、セクシー系でティファニー、スヨン、ソヒョン、テヨンのBritney Spearsの「Womanizer」である。ソヒョンがこっちのグループに加わったのが興味深い。ソヒョン、ちょっとしたイメチェンだ。いやぁ、これはなかなかよかった。
テヨン、ソヒョン、スヨン、ティファニー
ソヒョンのこんな姿は初めて見た
つづいて、ジェシカ、ユリ、ユナ、サニーがGwen Stefaniの「Hollaback Girl」をヒップホップ系で見せてくれた。「Hollaback Girl」のオリジナルがヒップホップの曲なのかどうかよく知らないが(いちおう試聴はしたが)、彼女たちがつくり出した「Hollaback Girl」は、かなりパワフルなパフォーマンスを見せてくれた。
サニー、ユナ、ジェシカ、ユリ
ユナのヒップホップな帽子がよかった
そして、ヒョヨンが Justin Timberlakeの「My Love」とMissy Elliottの「4 My People」をソロで踊る(どちらもよく知らないが、その曲のようだ)。
ヒョヨンのソロ
これに、スヨン、そして遅れてユリが加わる。彼女らのオリジナルリリースの活動曲で、活動後半にヒョヨンのソロの部分にユリが加わるのはよく見かけるが、スヨンと3人というのは初めて観た。
スヨン、ヒョヨン、ユリ
最後は、みんなで、Safri Duoの「Laarbasses」を素晴らしいパフォーマンスで見せてくれた(この曲も知らない曲だが、なんだか面白い曲だ)。
いやぁ、これもよかった。 しかし、動きが常に激しくて、まともな画像がとれない(笑)。
この「Laarbasses」って曲、なかなかよかった
ソヒョン、ユナ、ジェシカ、サニー
ヒョヨン
ティファニー、スヨン、テヨン、ユリ
いやぁ、なかなかよかった
最後のこのステージ、完成度100%と言うにはいま一歩かも知れないが、それでもかなり練習したのであろうと思う、素晴らしかった。なにより、選曲には時間をかけたのでは、と思うのだが。よく知らない者が言うのもなんだが、なかなかいい曲を選んだのではないだろうか。会場の観客も大満足であった。さすが、ただのアイドルではない。
そして、いつも思うが(何度か書いたが)、この「キム・ジョンウンのチョコレート」、「人気歌謡」など通常の歌謡番組では観られないステージをプロデュースしてくれるいい番組だ。今回、プロデューサーの名が이지원:イ・ジウォンさんだと分かったので、彼のminiHPを探したが、いまのところ見つけ出せていない(間違いなく有るはず)。因みに、彼はソウル大学及びソウル大学大学院を出ている秀才のようだ。
また、この日の「キム・ジョンウンのチョコレート」の少女時代の関連記事はNateの16日付記事だけでも11件ほど掲載されていた。そして、やはり、ティファニーの話をを中心とするお母さんとのトークコーナーについての話が半数以上を占めていた。
いやぁ、それにしても、このコたちの5年後、10年後はどんな風に成長しているのだろう。SESやFinKLなどが思い起こされ非常に楽しみである。
私のファン歴は今年の正月からで、まだ、ほんの短い時間ではあるが、それでもいまではひとり一人の個性も見えてきて、いずれそれぞれの道を行くだろうことを思うと、嬉しいような悲しいような気持ちにさえさせる(笑)。
SMさん、東方神起のようなことにならないよう、よろしく、大事に育ててくださいね。お願いしますよ(笑)。
Brown Eyed Girls、8月16日のSBS「人気歌謡」のミューティズン・ソングを獲得する。
これは、嬉しい話、と言うか当然な話なんだが、ちょっと意外にも受賞の後の歌で末っ子カインが声を詰まらせてしまた。やっぱり、いろいろと大変だったのだろうか。
そして、それを見てのチェアのお姉さん笑いが、なんかよかった。
このグループは、上3人が生れ月もほとんど同じの同い年で、カインだけが4つ下だ。
さすが、落ち着いている感じだった
なんか最近、ナルシャの声が好きだ
この時すでに、ウルッときていたのだろう
カインを見てのチェアのお姉さん笑いがなんともいい
そのあと、ふたり顔を見合せて笑い合っていた
しかし、考えてみると彼女たち、デビューからまだ4年目なんだが、なんだか感覚的にはもっと永いように感じてしまう。お姉さんたちが、もうすぐ26だからだろうか。
innolifeさんの12日の記事「チョン・ウソン、“キムチ”の表記ミスで謝罪」のタイトルを見て何の話って思ってしまった。(謝罪って?)
要は、6日に放送されたフジテレビの「とんねるずの食わず嫌い王決定戦」に出演し、キムチの英語表記を日本語式に「『kimuchi』 chige」と表記したというのだ。
「あぁ、そう」で終わるような話だと思ったのだが、これに対し本国のファンの反発を招いたというのだ?? 事務所としてもいろいろ釈明をしているとのこと。
■ チョン・ウソン、“キムチ”の表記ミスで謝罪
※ ハングルは「김치」なので、正解は「kimchi」 (「gimchi」でもいいと思うが)
で、勉強している韓国語のことだし、なんとなく引っ掛かったので、念のためと思ってNATEさん(ポータルサイト)で「정우성 기무치:チョン・ウソン キムチ」で検索をかけると、11日から12日かけて関連記事が、数えてみると(13日10時現在で)、なんと34件もアップされていた(驚) 。 しかも記事には「批判」とか「非難」の単語が使われているし、チョン・ウソンはこれに対し謝罪文で公式に「謝罪」している。文章には「深く反省」、「失望をおかけした」といった表現も使われているようだ。
人気のチョン・ウソンであることは当然で、それはともかくとしても、やはり物が国民の固有のキムチだったからだと思うし、ことが起きた国が日本国だったせいもあるとは思うが、いやぁ、しかし厳格に厳しい。
ただ、なんか国際的各機関に英字表記は「kimchi」で登録(?)されているらしい。つまり固有名詞な訳だ。考えてみりゃ当たり前の話なんだが(反省)。だから当然「gimchi」もダメというわけだ。いやぁ、気をつけよう。
8月9日放送のSBS「人気歌謡」はガールグループ・スペシャルだった。
スペシャルと言っても、番組のどっかでちょっとしたコーナーを設けるのかと思っていたが、実際に観てみると、この日の「人気歌謡」全体をガールズ・スペシャルにしていて、まあ、けっこう楽しめた。
なかなかの必見は、各グループのメンバーをシャッフルしてのトークだ。と言っても通常の番組枠内でのことなので、トークしたグループは4グループで、1グループの時間は短いものだが、それでも、滅多には見られないSBSの企画だ。収録場所は女の子たちらしくプリクラ風にセットした所でしているようだ。
第1グループ: どうやら末っ子の括りのようで、Karaのチヨン、4minuteのソヒョン、少女時代のソヒョン、2NE1のミンジ、そしてBrownEyedGirlsのカインの5人だ。で、カイン一人がずいぶん年上で、ミンジらとは7歳の開きが(笑)。
左からチヨン、ソヒョンふたり、ミンジ、カイン
頭の上の数字が歳だ(カイン落ち込んでる風)
質問はグループのお姉さんたちにひと言!
最後にプリクラショットで
第2グループ: 今度は反対にリーダーたちの集まりで、Karaのギュリ、4minuteのチヒョン、少女時代のテヨン、2NE1のCLの4人だ。さすが、リーダーたちということだろうか、いちばん落ち着いた感じだった(と言っても女の子たちの集まりだ)。
左からギュリ、チヒョン、テヨン、CL
質問はリーダーとして苦労する時は?
CLが私が朝寝坊をする ・・・ 、と言っている
最後のポーズ
第3グループ: この括りはなんだろう。天然だろうか!?(笑) 両脇の二人はそのはずだ(笑)。4minuteのヒョナ、Karaのニコル、2NE1のポムの3人である。少女時代がいない。
左からヒョナ、ニコル、ポム
質問は自分のグループの自慢は?
なんだか分からないが盛り上がっている
最後は仲良く最高、だそうだ
第4グループ: このグループは、本人たちはマスコットとか言っているようなんだが、innolifeさんの記事によるとおしゃべりメンバーと書いてあった。まあ、この方が正解のように思う。2NE1のダラ、少女時代のサニー、Karaのハラとスンヨンの4人だ。ハラはよく知らないが、ほか3人はよくしゃべりそう。
左からダラ、サニー、ハラ、スンヨン
このチームは何だろうと言っている、と思う(?)
なんかスンヨンが一人でハイになっていた
ここも盛り上がって仲良くポーズ
2NE1とKaraは全員参加で、BrownEyedGirlsはカインだけだったが、まあ、ここは年齢的に無理があったかも。しかし、ポムもダラもけっこう歳なんだが(笑)。少女時代が第3グループに誰か出てきてもよかったのだが。
因みにT-araは、この日出演はしているのだが、このスペシャルになんら関係してない。
そして、スペシャルなのが、多くの出演者の持ち歌にガールズを絡ませた。
FTislandが、2NE1の「Fire」をロックバージョンで歌い、続けてロックバージョンでKaraの「Pretty Girl」、これにはKaraの全員が登場してFTislandと絡む。
イ・ホンギが両手に花状態
SHINeeの「ジュリエット」に少女時代を。まあ、ジュリエット役に少女時代、ということのようだ。
少女時代はSHINeeに合わせ5人がバルコニーに
最後は降りて来て一緒に踊る
これは、ちょっと興味深かったが、4minuteにBrownEyedGirlsのカインを絡ませた。と言っても一瞬で、ヒョナのソロの部分を、バトンタッチしてカインに渡しただけだが。
カインのソロ(通常ヒョナがソロのパートだ)
次は2NE1だったのだが、これはこの日の企画としては、ちょっと違うんじゃないかと思うが、2NE1がBigbangの「最後の挨拶」を歌った(「Bigbang」のところを「2NE1」に置きかえて)。私としては、これは最高によかった(比較という意味でなく)。さすが身内の曲だ、自分の持ち歌のようにフィットしたサウンドになっていた。こういうのCDに収録してもいいかも。いやぁ、これ、ほんとよかった。
「最後の挨拶」と分かった時、おお、と思った
さすが2NE1、最高!
笑ったのが男5人による少女時代の「願いを言ってみて」だ。この中にはMCモンも参加していた(笑)。しかし、さすがみんなプロだ。学芸会ではなく、ちゃんとした歌と踊り(?)になっていた。(踊りはさすがちょっと難しい)
まん中がサングラスをかけたMCモン
最後にMCモンの「Indian Boy」に4minuteのソヒョンが最後のラップの部分で絡んだ。もう一人出て来たが、これが誰だかよく分からない(子供のようなんだが)。
ソヒョンはラップもやるんだ
この右の子は誰!
この程度の企画は、観ている方はそんなにでもないかも知れないが、やる方はかなり大騒ぎで大変だったろうと想像する。SBS「人気歌謡」543回、なかなかの企画だった。
いまさらだが、「三つ葉のクローバー」を観てのお話。
2005年SBSの月火ドラマで、主演がイ・ヒョリ、リュジン、キム・ジョンファ、キム・ガンウの「三つ葉のクローバー」、キム・ジョンファの絡みもあり一度は観ておかなくてはならないドラマだと思っていたのだが、今頃になってやっと観終えた(汗)。
このドラマに対する私の潜入感は、視聴率も悪く、イ・ヒョリの演技に酷評ということだったので、たいしたドラマでもなく、イ・ヒョリの初演技もひどいものだと思っていた。
じつは、制作的にはこの後の作品となるイ・ドンゴンとの「愛し合うならかれらのように」を先に既に観ていた。この作品は、たしかに、いまいちの内容で、彼女の演技もピンとこなかった。つまり、彼女はやはり演技はダメなんだと認識した。
しかし、この「三つ葉のクローバー」を観始めてすぐ、私のその考えは間違ってたと分かった。なんだ、しっかり演技出来てるじゃん、初演技としてはりっぱなもんだ。そして、観終わったいまも、そう思う。
で、なぜ世間の評価は私と違い、視聴率も悪く、彼女の演技に対して酷評だったのか疑問に思い始め、またそのことをここへ書く気にもなった。
イ・ヒョリ リュジン キム・ジョンファ キム・ガンウ
もう、4年以上も前のドラマで、ネット上に情報も無くなっているかと思ったが、当時の状況が分かるだけのものは有った。(ただ、視聴率の数字ほか、ほとんどがBUNKAKOREAさんの情報がほとんどで偏っているかも知れない)
まず視聴率だが、初回の1月17日は、イ・ヒョリの演技デビューということだったのだが、それでもTNSメディアコリアが13.0%、ニルソンメディアリサーチが12.6%で、低調の出だしとなっている。
1月18日の2回がTNSメディアコリアが12.1%(11.5%と記載のサイトも)。次週の1月24日はさらに落ち込み2桁を切り、TNSメディアコリアで9.4%、1月25日は調査会社不明で6.8%。
2月14日も6.8%(TNSメディアコリア)で、放送4回後にPD入れ替えの決断を下し、なおかつ2月14日の7回放送はシナリオも修正し雰囲気を変えての放送だったようだが、この最低視聴率を記録した。(替えるべきはPDでなく、作家じゃないかと思うが)
で、ここで言う「雰囲気を変えての放送」とは、7回でイ・ヒョリがキム・ガンウの頬にキスをするシーンで「それではチュウ入ります」という台詞でキスをしようとした時、兄イフンのいびきとおならの臭いで、またまた失敗をするという場面と、工場の班長お姉さんとイフンのラブモード場面、またイ・ヒョリ、リュジン、キム・ガンウの三角関係を進展させるためにイ・ヒョリとリュジンの仲がますます親しくなる時間を用意し、リュジンはイ・ヒョリのひげを剃りなさいという言葉通りひげを剃る、といった類のことらしいが、これって普通のありふれたドラマ展開のように思うが(???)。
この時、視聴者は逆に、ドラマ展開に対し多くの問題点を指摘したようで、例えば、イ・ヒョリのファンシーアクセサリーインターネット事業が予兆もなく出てきた。また、イ・ヒョリがファンシーグッズを選ぶ時流れたシチュエイション・コメディー「プレンズ」のOSTはとんでもなかった、などの厳しい批評で以前とあまり変わらないとしたしたらしい。
インターネット事業は兄との会話にそれなりの展開根拠は有ったと思うが。「プレンズ」のOSTは、当然よく知らない話だが、想像はつく。
しかし、こんなのは韓ドラではよく見かける話で、こんなのが視聴率に関係するようには思えないが。
で、話を視聴率に戻すと、2月15日放映の8回も6.8%(TNSメディアコリア)で、14日に続き二日連続最低視聴率を記録したようだ。
(※ 普通に計算すると2月15日で10回のはずで、どこかの週で特別番組か何かで1周飛んでいると思う)
2月28日は6.3%で最悪の視聴率を記録。そして、3月15日の最終回は11.0%(TNSメディアコリア)と残念が結果で終わったようだ。
かわいそうなのがイ・ヒョリとキム・ジョンファ、(だけ?(笑))、当初20回で企画されたこのSBS月火ドラマ「三つ葉のクローバー」は全16回で早期終了することになってしまった(3月15日最終回)。
(※ なるほど、それでDVDも2回1枚で、たったの8枚しか無かった訳だ)
で、競争相手は何かと思ったら、KBS2がミニシリーズ「快傑春香」、MBCが「英雄時代」であった(なるほど)。「英雄時代」は観ていないので何とも言えないが、「快傑春香」はじつに面白かった。ジェヒは「快傑春香」を観る前から映画でチェック済の男優で、彼が出ているから面白いだろうと思って観たぐらいで、◆はこの「快傑春香」で初めて知り、この「快傑春香」を観たことにより、しばらくこの人にはまったほどで、つまり、このドラマはばかばかしく面白かった。だいたい題名からして面白いだろうことを予想させる。そりゃ、イ・ヒョリファンでなければこっちを観るだろうし、イ・ヒョリファンも「三つ葉のクローバー」を録画して、リアルはこっちを観たかも知れない。しかし、録画で観たのは視聴率に関係ないし。
因みに、この2つのドラマの試聴率を「三つ葉のクローバー」の時系列に合わせて書くと、スタート時が共に(たぶん)17.3%、2週目に入って「快傑春香」が26.2%、「英雄時代」は19.1%、と既に高視聴率を記録し、2月14日は「快傑春香」が25.1%、「英雄時代」が21.4%、2月15日も「快傑春香」25.9%、「英雄時代」21.0%と好調で、2月22日は、なんと「快傑春香」が30.1%、2月28日も「快傑春香」は30.7%、「英雄時代」は17.8%を記録している。
続いて、ドラマ、イ・ヒョリへの評価を拾い出してみた。
1回の放送後、視聴者たちはイ・ヒョリの演技に対しては肯定的で合格点を与えたようだ(私もまったく、そう思う)。
また、ドラマを導いて行かなければならない主演という点でまだ不足との指摘もあったが、初演技としてはいい方だと言う意見が多かった(主演と言っても初めてなわけで、それでもかなりひっぱっていたと思うが)。
1月24日放送分の、祖母が交通事故で亡くなる場面での長時間泣きわめく演技は、二度のリハーサルの後一度でOKを出し、哀切に泣く演技が自然で、撮影を終えた後スタッフから拍手を受けたようである。
1月31日放送分では、ダメ兄役のイ・フンと共に列車に飛び込み自殺をしようと絶叫するシーンに闘魂を見せたと称賛されている。
最初憂慮されたイ・ヒョリの演技力よりは演出とシナリオについて、遅い展開に貧弱なストーリーと多くの指摘を受けた、と書かれていた。
そして、記事のタイトルにも「悲運の演技デビュー」と題されていた。まあ、たしかにドラマ運は悪かったかも。
また、1月20日、21日の撮影場所へは、イ・ジンとオク・チュヒョンが順に応援訪問をしたようで、この時イ・ジンとオク・ジュヒョンは現場を見守った後、イ・ヒョリと一時間ほどドラマに関する話を交わして激励の言葉を伝えたそうだ。(ソン・ユリは!(笑))
おそらく、発表の記者会見と思う
けっこう一体感のあるいい雰囲気
そして、この初ドラマ「三つ葉のクローバー」出演を経験してのイ・ヒョリのコメントを3つほど拾ってみた。
まず、3月14日午後7時に汝矣島のある飲食店でイ・ジェウォンPDとイ・ヒョリ、リュジン、キム・ガンウらが参加して打ち上げ会があったようだが(キム・ジョンファは出席していないようだ、なぜ!(笑))、この席でイ・ヒョリは「立派な先輩演技者たちを通じて演技が何かを知ったし、演技にある程度の自信も得た」と語っている。
3集リリース(6月リリース)を前にしての、2006年2月9日、鴨鴎亭のオク・ジュヒョンのヨガセンターEVERでの記者会見で、もう一度演技に挑戦する気あるかという質問に対し「演技は好きだが反応が良くなかった。しかし良い機会が与えられたらもっとうまくできるはず。私とよく合う作品を選択してまた挑戦したい。」と演技活動に再挑戦する考えがあることを明らかにしている。
しかし、その再挑戦に選択した作品の方が、私の評価は低い(笑)。
また、2007年3月22日の「愛し合うならかれらのように」の記者会見では、「三つ葉のクローバー」の失敗について、「100%上手で良い評価を受けたかったが、良い結果を得ることができなかった。新人俳優だったらもうちょっと寛大な目で見てくれただろうに、すでに歌手として長く活動して初ドラマとはいえ新人俳優とは思って下さらなかったようだ。視聴率のため悩みもしたが今回はこだわらないで楽しく作業した。」と明らかにしている。ということは、彼女自身の演技に対しても酷評されたということなのだろうか? 私としては、「愛し合うならかれらのように」の方を酷評したいのだが(笑)。
また、周りの人たちの話もいくつか拾い出してみた。
彼女の周囲の人たちが言うには、素振りは見せなくても、いちばん心を痛めて、気を遣ったはイ・ヒョリだったそうで、彼女は自分の仕事に対する情熱が強く、一度始めれば最後までやり遂げる性格なだけに、初作品である「三つ葉のクローバー」に対する愛情も特別だったそうだ。
また、事務所の関係者の話によると、彼女は「きちんきちんと学んで行かなければならないのに、あまりに早く主演を引き受けたようだ」と言っているそうだ。
しかし、ソン・ユリもユジンもそうだが、彼女たちの場合、そりゃ最初から主演というのはやむを得ないと思うし、その最初の数回の中で学んでいくしかないだろうと思うが。
終わってみてのイ・ヒョリの演技に対しての視聴者と放送関係者の評価は期待以上だったという意見で、俳優デビューとしては手厳しいものとはなったがそれなりの評価を受けたようだ。
3月14日の打ち上げ会では、中堅俳優キム・ヨンリム(誰?)は「イ・ヒョリは演技に対する姿勢、感情没入も、状況適応力も俳優として出発した俳優たちに劣らない」と誉めた。
で、私の感想だが、主演4人の演技は普通に良かったと思う。と言うか、特別な演技を要求するドラマの作りではなかったと思う。その中で新人のイ・ヒョリの演技は、見劣りがする訳でもなく、とくに違和感も無かった。むしろいちばん光って見えた(まあ、もっとも主演だから、そのように作られてはいるだが)。私として評価したいのは、彼女は普通の演技の中に細かい微妙は表現がよく出来ていた点だ。
また、私としては、キム・ジョンファもなにげに、さりげない演技がよかった。で、なんかずいぶんきれいだった。
キム・ガンウも「飛天舞」の直後に観たせいか、こちらの方がぜんぜん良かった。
そう、私はパク・チユンのファンだが、これを観る前に観ていた「飛天舞」主演のパク・チユンより、イ・ヒョリの方が演技は出来ると見た。そして、同じくソン・ユリ、ユジンと比較しても、明らかにイ・ヒョリの方が演技がうまい。念のため言っておくと、私はとくにイ・ヒョリのファンというわけではない(もちろん嫌いではないが)。Fin.K.Lファンでいうならソン・ユリのファンである(笑)。
今回、この「三つ葉のクローバー」を観ることで、イ・ヒョリに対し好感を持ったし、だんだか、ずいぶん可愛く見えた。この時彼女26歳だが、この役では10代の表情すら見えた。デビュー演技でこれだけの演技を見せれるのなら、視聴率はあまり気にしないでいいと思う。要はこのドラマ、作家の問題だろう(監督でもないと思う)。まあ、あまり試聴率を意識した作り方もどうかとも思うが、展開をワクワクさせる作品とはなっていない。試聴率的には、売り、見せ場、派手さが必要で、たしかに、このドラマにはそれが足りない、というか無いと言ってもいいかも(笑)。
しかし、それでも、比較の問題だが、このドラマ、普通に面白いドラマだったが。作家の言いたいところは伝わったと思うし、まあ、あえてドラマの点数を付けるなら、中の中だと思う。さすがに最終回は端折りに端折ったが、これは20回ドラマを16回で終わらせるための別の世界の話で、作家もつらかったことだろう。
イヒョリの(あるいは事務所の)失敗は、この作品をチョイスしたことで、やはり、役者にとってその能力を引き出す作品選びは重要なことということだ。
イ・ヒョリに対しての酷評の文字に興味を持って調べ始め、また、ここに長々と書いたのだが、まあ、イ・ヒョリであったがための酷評で(と言うか、残っていた記事には「酷評」は無かった訳で)、要は試聴率の問題だったようだ。
最後にブログ関係も調べてみた(もちろん、日本語のブログだ)。古い話で残っているだろうかとは思ったが、2つほど拾えた(プラス1で3つだが)。で、その2つを読んでみたら、なんてことはない、同じような意見だ。
せっかくなのでリンクしておく。最初のブログ「キム・ジョンファ ファンブログ」のjung_hwaさんは、熱烈なキム・ジョンファファンの方で(頭がさがります)、こちらのブログ情報にはいつもお世話になっている。
■ キム・ジョンファ ファンブログ
■ らくがき帳
■ 男のくせに韓国ドラマにはまってしまった・・・。
いやぁ、イ・ヒョリ、ドラマもどんどんやるべきだと思う。いつまでもステージメインでは体力が続かないだろう、って怒られるかな(笑)。
パダ4集カムバックステージをMcountdownで観た。
4集の発売日は6日で、この日のMcountdownのステージがカムバック初ステージのようである。
なんか、パダ、久しぶりである。と言うか、カムバックのステージを、こういうタイミングで観るのは初めてではないかと思う。
最後方の床下から元気よく登場して、バックと並ぶ
パダらしく、元気いっぱいで、はりきっている感じだ。そして、健康的できれいであった。
で、なんか元気いっぱいって感じだ
はりきっている感じで、そしてきれいだ
曲は「Mad」、アンタッチャブルがフィーチャリングされているようだが、この日のステージでは出てこなかった。
コート風衣装の下、何も無いのかと一瞬ドキリ(笑)
じつは、この曲、私の好みからすると、そんなに好きな曲ではない。というか、パダの曲でピタッとくる曲は、そう多くはない(笑)。しかし、この曲、今回パダの活動曲としてはなかなかいいかも。
最後のポーズ、このバック感じよくてなかなかいい
今回のパダ4集カムバックには、ユジンも応援しているようで、8月8日放送のMBC「ショー! 音楽中心」では一緒に舞台に上がったようである。
2007年12月9日の10周年記念の公式ファンミーティングでシューとともに建国大学のステージには立っているが、こういった形で2人が一緒に音楽番組に出演するのは2002年にSESが解散してから初めてのことのようだ。
innolifeさんの記事によると、昨日(8/8)のパダとユジンのステージは、「Mad」の合同舞台となっており、公開前からファンたちはもちろん放送関係者たちの大いなる関心となっているようで、パダとユジンは各自のスケジュールを調整し、今回の舞台のために「玉の汗を流した」と書かれている。また放送関係者が「今回の合同舞台がパダのカムバック舞台であるだけに、ユジンは基本舞台構成を大きくかき乱さない範囲の中で参加する予定」と耳打ちした、とも書かれており興味をそそる。
このステージは、ぜひアップされたサイト探して観てみたいものだ。きっと、もう既にどこかにアップされているのではないだろうか。
CDは今日(8/9)注文したばかりでまだ手元には無い(ちょっと注文が遅くなってしまった)。最近では少なくなった収録曲数の多い全13曲のアルバムだ。4集については、また「気まぐれ五線紙 K-pop」の方で。
8月2日放送「人気歌謡」のKaraのステージを観た。
なんかイメチェンをするのであろうか、既に流れている「Wanna」のPVとは違い、この日の「人気歌謡」でのステージは、ずいぶんKaraのカラーを変えてきた(笑)。私としては、もともと「Break It」を聴いて1集をコレクションし、その後もいちおうチェックはしているので、今回のこの方向への変化は歓迎である。
因みに7月30日のMcountdownには出演していない。そして、KBS「ミュージックバンク」、MBC「ショー!音楽中心」は私には分からないのだが、ネット上の記事を見ると、どうやらこの「人気歌謡」で変えてきたようである。
で、ネットを探してみると、やはり、そういった記事が掲載されていた。
■ 컴백 카라 엉덩이춤 앞세운 ‘미스터’도 화제 ‘더블히트 대박’
で、その「人気歌謡」でのステージなんだが、ステージは「Mr.」と「Wanna」の2ステージで、どう変わったかと言うと、少しお姉さんになった。けっこう私としてはOKだ。
2集はコレクションしない予定であったが、これを観てちょっと心が揺らぐ(笑)。
ただ、このコたち、どうも仲悪そうな潜入感が勝手にできあがってしまっているし、サウンド自体がそれを打ち消すだけのものを感じないので、うゥ~ん ・・・ 。(笑)
Mr.
Wanna
私は、けっして彼女たちが嫌いな訳ではない。(念のため)
が、やはり口パクへの風当たりはちょっときついようだ。しかも、Mnetだけでなく続けて昨日31日のKBSでもそうであったようだ。今日(8/1)のMBCに関してはまだ記事は掲載されていない。
さらに、その記事にざっと目をやると、それだけでない酷評が書かれている。詳細を訳すにはかなり時間を要するのでやってはいないが、ネット上の翻訳ソフトで見る限りそのようである。
■ '립싱크야? 더빙이야?' 티아라 데뷔무대 '혹평'
( リップシンク? ダビング? ティアラ、デビュー舞台「酷評」 )
■ 티아라 “더이상 립싱크는 없다” 뮤뱅부터 라이브 무대
( ティアラ、「これ以上リップシンクはない」 ミュージックバンクからライブステージ )
■ 티아라, '뮤뱅' 라이브 또다시 립싱크 논란
( ティアラ、「ミュージックバンク」 再びリップシンク非難 )
これには코어콘텐츠미디어:コアコンテンツメディア(Core Contents Media)の김광수:キム・グァンス理事の発言なども影響しているようではあるが。
しかし、やはり、こういう記事を見てもヤン・ヒョンソク代表が光って見えてくるのである。
【 PS 08.02 】
で、最後の記事(티아라, '뮤뱅' 라이브 또다시 립싱크 논란:ティアラ、「ミュージックバンク」 再びリップシンク非難)だけだが訳してみた。いやぁ、しかし、この記事だけでもティアラにとっては十分耐えがたい記事内容だ(哀)。挽回が大変そうだ。観れるのは明日になるが、今日(7/2)の「人気歌謡」の出来栄えが気になるところだ。
※ 内容が内容なので直訳的にしたかったが、なかなか難しく、やはり文意をくみ取った上での意訳となった。
〈 訳 〉
ティアラ、「ミュージックバンク」ライブまたもやリップシンク非難
新人女性グループ「ティアラ」、歌謡番組のデビューが話題を呼び起こしたが、これは薬でなく毒だったのだろうか。
(※ ちょっと意味不明、雰囲気は分かるのだが)
人気歌謡番組「ラジオスター」に単独で出演して、新人グループとしては破格待遇を受けたが、この日の放送は大企画社の新人ピーアールとしては顰蹙(ひんしゅく)も買った。
大衆に「ティアラ」ひとり一人でやっている時は成功し、期待する気持ちが高まってきたが、負い目を追う状況になってしまった。
期待が大きければ失望も大きいものだ。結局、この間30日のケーブルテレビMnetの「Mcountdown」を通してデビューステージを持った「ティアラ」はリップシンク非難に取り巻かれた。
人々は「期待していたものとはかけ離れていた」、「学芸会のレベルだ」と冷たい反をみせ「楽しみにしてたパーティーに行ってみると食べるものが無かったようなものだ」とたとえて一斉に酷評した。
「ティアラ」を発掘したコアコンテンツメディアのキム・グァンス理事の発言が世間の人々の反感を買ったのも原因のひとつだ。
(※ この人、もとMnetメディアの部長さんで、独立してコアコンテンツメディアつくった)
キム・グァンス理事は「ラジオスター」での電話出演で「ティアラのライバルは4文字のグループだ。走り出せば追いつくことができるだろう。」と自負し、ガールグループファンたちを刺激した。
(※ いやぁ、これはいかんだろう、本気でそう考えていたのなら、この人軽過ぎ、今回のことは当然の結果だ)
「ティアラ」側はリップシンク非難に対して「野外ステージでマイク等の問題で製作陣がリップシンクを要請しこを受け入れただけ」と説明して、31日放送になったKBS「ミュージックバンク」ステージは生のライブステージを持つつもりだと明らかにした。
(※ ほかのグループと条件的にどこが違うのだろう?)
ところが、ライブ(生)ですると宣言していた31日「ミュージックバンク」のステージはリップシンク疑惑を呼び起こし、またもや世間の人々の攻撃を受けなければならなかった。
「声が録をされたMR(伴奏用音源)に口だけを合わせ、歌いたい時に歌うことが生なのか?」と皮肉りながら、ひとりの視聴者は「生のこともそうだがチームのメンバーたちの融和が出来上がってなくて拙速の結束という印象を消すことができない」と指摘した。
実際、「少女時代」の練習生出身であるソヨンは約1ヶ月前に俳優ソ・ジソプの紹介で「ティアラ」に合流した歌手チョン・ヨンロクの娘で、さらに有名なチョン・ボラムは2ヶ月前にチームに合流したことで知られている。
「ティアラ」に対する大衆の関心は熱いが視線は冷たい。歌謡番組を通してチームは思いどおり、知られることとなったが、それと同じくらい見守る目も増え「입방아에」(?)もその折々に人の口にのぼっている。
これ以上話題だけを集めることが無いよう「実力派」ガールグループのイメージを「심어주」(?)することが急務だ。
一方、この日の「ミュージックバンク」ではティアラを含めて、少女時代、2NE1、BrownEyedGirls、カラ、4minuteなど33名の
ガールグループのメンバーが総出演し人目を引いた。
(※ たしかに、足し算すると33人もなるわけだ)
以上
で、このキム・グァンス理事という人、もともとMnetMediaの人のようだから、当然、少女時代のデビュー当時のことなどは、よく知ってるはず、と思っているのだが、違うのだろうか。Mnetといっても大きい所帯で、いろいろあって、MnetMediaは、また違う世界なんだろうか。だいたい、CoreContentsMediaはともかく、このMnetMediaのHPがいまだ見つけられないのだが(Mnetと名がついてつくってないことはないと思うが)。
あるいは、少女時代のことは、よく知った上で「ライバル」という言葉を使っているのだろうか。であれば、この言葉を出すにはちょっと早すぎると思うが。急ぎすぎて転ばなければいいが。相手はSMなんだが。
もっとも、そのSMも最近きな臭い話題も聞こえてきているが(東方神起の話)。
YG Entertainmentのヤン・ヒョンソク代表、つまりBigbangそして2NE1を世に出した人であるが、最近、彼のことが気になる。
この人のこれまでの2NE1関連の記事、またMnetの2NE1 TVでの彼を見てきて、しだいに関心が高まってきていたのだが、7月30日の電話によるインタビュー記事読んで、それはさらに大きなものになった。
まず、7月30日のNateに掲載されていたインタビュー記事がこれだ。
■ 2NE1, 외모지상주의 가요계 판도 바꿨다:2NE1、外貌至上主義歌謡界を変えた
これを訳してみた。最終的には思いきった意訳をした部分もある。また、最初の1行目はどうしても訳せなかった。
〈 訳文 〉
新人ガールグループ2NE1がデビュー2ヶ月余りでトップ歌手の仲間入りをした。
デビュー曲「Fire」はもちろん最新曲「I don't care」まで地上波音楽放送はもちろん各種オンオフラインチャートを席巻した。
新人のガールグループがこんな短期間に歌謡界を占拠したことは他に例を見ない。驚きそのものである。
じつは、彼女たちがデビューする時、多くの人たちは「2NE1が成功できるだろうか」と疑問を投げかけていた。これは、その時に表だっては話さなかったが、大部分の制作者たちはガールグループは音楽性より人形のような外貌が重要だと考えていたからである。そのため、歌手を夢見る人達はひそかに成形外科を訪れて、きれいになるための苦痛の時間を耐え忍ばなければならなかった。
しかし、このような外貌至上主義の芸能界の状況を変えたのが、その歌謡界の大勢に浮かび上がった2NE1だ。きれいな顔とSラインの体型など外見的条件だけに重視した既存の歌謡界に2NE1の登場はまさに破格だった。
(※ しかし、これって2NE1がブスだと言われているようなもなんだが、彼女たちこれを読んで大丈夫かな)
しっかりしたライブの実力と個性あふれるスタイルで、男女を問わない大衆に訴える力で迫ってくる彼女たちは、外貌でない実力で認められた。
活動の仕方も普通ではなかった。ほとんど大多数の新人歌手たちが、すべての音楽放送に出演するために頑張るのだが、彼女たちは出演回数を減らし、その代わりに完成度が高いステージ目指して勝負した。その気持ちが通じたのだろうか、大衆も彼女たちの熱情的な姿に熱い反応を送った。
(※ 以下が電話インタビュー)
今日の2NE1を作ったYGエンターテインメントのヤン・ヒョンソク代表は30日MoneyTodayStarNewsとの電話インタビューで「歌手は顔より歌をうまく歌う時、本物の美しさできれいに見える」と言い、「私の目には2NE1が世界で一番美しく見える。これは他の誰よりも一生懸命にしたためだ」と明らかにした。
つづけて、「2NE1はどんな課題を与えても期待以上の結果をもたらした」と言い、「ビックバンの時もこのような話をしたが、私の企画力が良かったからあの子たちがうまくいったのではない。もし私の徹底的な企画に基づいてつくったアイドルグループだったなら限界があっただろう」と付け加えた。
とくにヤン・ヒョンソク代表は、2NE1が新人歌手にもかかわらず異例的に放送回数を減らしたことにについて「新人には、どうしても放送をたくさんやらせることが今までの流れだったが、私は違うようにしたかった。そしてこれは2NE1にだけに限った話ではなく、YG所属のアーチスト全員の前例になることだ」と強調した。
(※ 例えば、CoreContentsMediaのT-araは全放送局4日連続出演で、通常これが一般的だ)
ヤン代表は最後に、「どんなアルバムを出した場合でも、放送をたくさんすることよりは、ひとつのステージのためにより多くを悩む」そして「世間では高級化戦略だとか何だかんだ話が出ているようだが、私としては歌手が音楽で勝負するという大衆とのその約束を守りたいだけ」と明らかにした。
以上訳文
いやぁ、まさに同感で、綺麗で可愛いガールズたちは大歓迎だが、すべてが同じ方向を向いて、同じようなことをするのはどうかと思う。
まあ、いまの時代、目で聴く時代ではあることは確かなのだが、聴く側の目がそのことばかりを求め過ぎているのかも知れない。目で求めるものにもいろいろ有っていいと思う。あるいは、送り出す側の安易な考え過ぎ、過剰反応なのかも知れない。とにかく、そういった意味で2NE1に対するヤン代表の考えは評価に値すると思う。
しかし、2NE1が外見的条件が特別悪いとは思わないが。CLの素もけっこうかわいいと思うのだが(笑)。
ところで、彼について調べてみた。
■ Nate
■ Naver
よく見かける話なんだろうが、彼もやはり、もともとアーティストである。1992年に서태지와 아이들:ソテジ&Boysという3人組でデビューしている(ラッパーだったようだ)。そして、ソテジとはいまも親交があるようで、そんな記事も見かけた。もう1人の이주노:イ・ジュノとの相性は悪いようで、本人がそう言っている記事も読んだ。
■ Naver
■ Mnet
解散後はソロとして2001年に1集「Yang Hyun Suk」をリリースしてる。試聴してみたが、박진영:パク・チニョンよりはいい(笑)。
■ Mnet
■ Bugs
また、なんだかいまひとつ中途半端な彼の名のHPもある。(つくりかけて止めている感じだ)
■ YANG HYUN SUK
YG EntertainmentのHPはこれだ。
■ YG ENTERTAINMENT
まあ、比較しても意味の無いことだが、私としては、以前からJYP Entertainmentの박진영:パク・チニョンはチェックしていたので、どうしてもくらべたくなるのだが、育て上げたアーティストの動き、リリースされた作品などをいま見ていると、私の中でいまや注目すべきはヤン・ヒョンソクかと思っている。
ヤン・ヒョンソク代表、そして、そのYGファミリー、今後も期待して注目していきたい。