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FIT3ハイブリッド四季的燃費

2015年07月17日 | FIT



リコール5措置以降、プログラムの変更は無いままオールシーズンを経験したので、これでFIT3ハイブリッドの最終的な(我が家での)燃費の結論が出たようだ。
(つまり、HONDAとしては、これでFIT3ハイブリッドの最終的な形ということだろう - これ以上は無理か)

前回(2015.02.18)の記事にも書いたが真冬の数値は、
366.8km ÷ 22.24L ≒ 16.4km/L (2月中旬)

その後外気温が上がるにつれて燃費は改善され、
372.8km ÷ 20.09L ≒ 18.5km/L (3月下旬)
532.2km÷26.25L≒20.2km/L (5月下旬)
644.5km÷29.83L≒21.6km/L (7月初旬)

と上がっていき、直近の21km/Lは、全走行距離が夏ではないので、おそらく真夏を挟むと22km/Lは越えるものと思われる。

つまり、FIT3ハイブリッドの燃費は冬季が16km/L、夏季が22km/Lで、年間19km/Lということになる。
因みに、我が家の走行条件は日常が近隣への買い物、医者通い(坂道が多い)、時折り中距離の遠出という、ごく一般的であろう内容である。

にしても、外気温でこんなにも差が出るものかと思ってしまう。
(このことは、技研のお客様相談センターのフォームに3回書いて伝えたが、果たして技術陣に伝わったか(?))

外気温を条件データとしてプログラムすることは、HONDAの技術としては、まだ無理なのだろうか(?)。
また、単にエンジンのオンオフだけでなく、モーターも外気温が高くなると力強く(?)なるようだ。
緩い登り坂を走る際、冬場はすぐにエンジンに切り替わるが、夏になるとけっこう長い坂道をモータで登りきる。
(ただし、時速は40km/H程度だが)
このあたりが、私には知識が無いので、まったくに理解に苦しむところだ。

まあ、しかし、総体的にいいファミリーカーだと思う、というか、むしろ人間的で面白い車だと思う。
(画一的でない反応がなんだか人間味を感じる(笑))

現在の燃費計算は、コマーシャル通りに「スーと」スタートして燃費がどう変わるか試している。
意外とそんなに変わらないのかも知れない。
なぜなら、一気に加速すると、モーターに切り替わるタイミングが早くなるからだ。

とにかく、こんなことも楽しめる車だということだ(笑)。



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なんと、16km/L!(FIT)

2015年02月18日 | FIT



我が家のFITハイブリッド、燃費は毎回チェックしている。

リコール5措置後の初回、コマーシャルの通りに「スーと」走り出す感じで算出してみたところ16km/Lだった。
まあ、この場合、ほとんどモーター走行ができませんからそんなものかも。

と、思っていたのですが、今回、モーター走行を意識して走ったのだが、なんと、同じ16km/Lである。
どういうこと!?

計算は間違いないはずで、これでは「ハイブリッド車」とは言えない。

どうも、リコール5の措置でのプログラム変更には問題が有るのではないだろうか(?)。

FIT3ハイブリッドのオーナーの方で、同様のご感想をお持ちの方、コメントをよろしくお願いいたします。



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我が家のFIT、またもや長期入院

2014年11月18日 | FIT



と言っても、今回はリコールではない(笑)。
事故だ。
ぶつかった相手はゴルフボール。
フロントガラスに直撃で、フロントガラスのほぼ8割が蜘蛛の巣状態となった。
後で分かったことだが、ティーショットの直撃を食らったようだ。
写真を撮ってこなかったので、ここに掲載できないのだが、それと一目瞭然に分かる割れ方だ。
もし突き抜けていたら、ちょうど私の顔面か首辺りに当たっていたと思われる。

16日日曜日のことで、夫婦で買い物をして機嫌よく帰る途中であった。
その道は、ゴルフ場の横を通る葛折りの道路で(正確にはゴルフ場を分断する道路)、4つの団地から幹線国道に繋がる道路である。

突然、強烈な音がして、一瞬にして目の前が変化した。
最初、何が起きたのか理解できず、瞬時に石が当たったと思い、いや、ゴルフだと悟った。
そして次の瞬間には、私は、Honda Carsに行かなきゃ、と思っていた(笑)。
この間数秒ほどで、なんだか、ずいぶん冷静で、このクネクネ道を、問題無く運転し、数メートル先のゴルフ場事務所に向かう道でスイッチターンをしていた。
(そのあと、Carsに行く間も、ひび割れた隙間から冷静に運転できた)
フロントガラスを突き破って顔などに当たって対向車が来ていれば、無傷では済まなかっただろうが、幸いにダッシュボードなど室内にガラスの破片はけっこう飛び散ったが、2人とも、かすり傷ひとつ無かった。

原因は、ネットの点検管理が出来ておらず50㎝程の穴が開いたままとなっていて、その隙間をティーショットのボールが我が愛車のフロントガラスめがけて飛んで来たようだ。
(いやぁ、その確立は、物理的にも、時間的にも、極めて小さい値であろうと思われる)
その詳細は、翌日、当ゴルフ場の支配人から写真とともに説明を受けた。
このことは、100%その支配人の管理不行き届きだが、事故直後、Carsから当ゴルフ場に電話すると、10分で飛んで来たし、その後の保険処理、今後の改善策なども迅速で誠意が感じられたので許すことにした。
Honda Carsも、即、代車(レンタカー)を用意してくれ、現在、日常生活には支障は無い。
(いつもだが、Cars店はよくやってくれる - 技研にはちょっと失望だが(笑))
ただ、またしても(最大で)3週間ほど長期入院となるようだ。

しかしながら我が家のFIT、リコールのことは別にしても、以前にも駐車場で当て逃げをされており、新車1年で、2回も災難に遭い、なんとも験が悪い(二度有ることは三度有る(笑))。

皆さんも、ゴルフ場の横を走る時は要注意。
いつゴルフボールが向かってくるか分かりませんよ(笑)。



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FIT3の燃費、最高は24.2km/Lだった(ただし、もう少し高くなるかも)

2014年07月20日 | FIT



我が家のFITハイブリッドの燃費計算がやっと終わった。
と思っていたら、リコール4でもう一度算出する必要が出てきたのだが、仮に再度算出したとしても、今日までの数値以下ということはなさそうだ(むしろ、高い値になるだろう)。

まず、一覧にすると、

「ケチケチエコモード」 ・・・ 343.5km ÷ 14.18L ≒ 24.2km/L
「控え目なエコモード」 ・・・ 285.8km ÷ 12.93L ≒ 22.1km/L
「ケチケチ標準モード」 ・・・ 255.4km ÷ 11.55L ≒ 22.1km/L
「控え目な標準モード」 ・・・ 296.8km ÷ 13.49L ≒ 22.0km/L
「普通なエコモード」 ・・・・・ 292.2km ÷ 14.40L ≒ 20.2km/L
「大人し目なSモード」 ・・・ 184.2km ÷ 12.81L ≒ 14.3km/L

なのだが、各項目が意味不明なので説明すると、

「ケチケチエコモード」
スタート時も含め、可能な限り(後続車がいない限り)モーターのみで走った値でである。
つまり、タコメーターとバックミラーを見ながら走るので運転は非常に疲れる(笑)。
感覚的には、ほとんどをモーターだけで走っている印象だ。
これは、スタート時、後ろに車が来ていなかった確立が燃費に影響するが、公道での現実の値だ。

「控え目なエコモード」
普通にエンジンでスタートし、加速無しの、一定走行時はモーターのみを使う走り方である。
本来の私の(あるいは一般の方の)運転は、もう少し荒い走り方になるかと思う。
「ケチケチエコモード」との違いは、スタート時だけと考えていい。

「ケチケチ標準モード」
「ケチケチエコモード」同様、スタート時も含め、可能な限りモーターのみで走った値でである。

「控え目な標準モード」
これも、「控え目なエコモード」同様、エンジンでスタートし、一定走行時はモーターのみを使う走り方だ。

「普通なエコモード」
この車には、エコモードが一番バランスがいいようで、通常はこのエコモードで走ることとなる。
「普通」とは書いているが、急加速、急ブレーキなど乱暴な運転は含まれていない。
やはり、燃費は意識した走り方にはなっている(今回、高燃費の運転の仕方が身に付いたようだ(笑))。

「大人し目なSモード」
FIT3ハイブリッドのSモードにはエンジンストップが無く、従来の1500車感覚の燃費と考えていいと思う。

いずれのパターンも、日常生活の近場の買い物などが大半で、ちょっと中距離の病院通いなども含まれるが、いわゆるロングドライブなどの数値などは含まれていない。

以上なのだが、この6パターンを出した直後にリコール4の措置を行ったので、少し数値は変わってくるはずだ。
ただし、さらにモーター側にシフトすることになったので、結果的に、燃費数値としてはより高くなるだろう。

まあ、「普通」に走れば、20km/Lを切ることはないだろうと考える。
また、今回のリコール4の措置で、さらにいいコンパクト・ハイブリッド・ファミリーカーとなったようだ。



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リコール3後のFIT3

2014年04月13日 | FIT



       2014.01.18 我が家のFITハイブリッド、私の最終(?)評価
       2013.09.08 新型FIT、想定していた以上にいい車だ


1月18日の記事で「私の最終(?)評価」と書いたのだが、2月10日の3回目のリコールによって、その最終評価も幾分変わった。

まず、2月10日リコール届出に対して、Honda 技研の修正プログラム変更準備等が20日ほどかかったようで、我が家のFITがHonda Carsでチェックを受けたのが3月4日となった。
技研も想定外のトラブル対応に手間取ったようで、3月4日までは技研の指示通りSモードで走行となる。

で、そのCars店で、栄えある、ミッション取り換えの第1号車となった。
まあ、いろいろと症状も出ていたので、それは予想していた。
(該当車は、このCars店で80数台中12台だったようだ)

車が戻ってきたのは4月8日で、35日間の想定外の長期入院となってしまった。
もちろん、35日間修理をしていた訳ではなく、単に取り換え用のミッション待ちというだけのことだ。
このミッション、特許のミッションのようで、技研としても待ちの状態だったようである。
その間は、Cars店から1500ccガソリン車が代車として貸与され、日常生活には何ら支障は無かった。
また、私としては、FIT3購入の、当初考えていた車種が1500ccガソリン車であったので、十分過ぎる期間でチェックをすることができ、ありがたかったのだが、やはり、人の車を長く乗るのは気を使う。

因みに、1500ccガソリン車の、私の評価の概要も書いておきたい。

まず、当然かも知れないが、新開発LEBは、やはりL15Bにくらべ勝っているようだ。
(ただ、これは、エンジンだけの問題ではなくDCTの成果かも知れない(?))
この1500ccガソリン車に初めて乗った瞬間から、L15Bエンジンが、かなり非力に感じた。
つまり、(DCT+)LEBエンジンは、かなり、吹き上がりの良い、力強いエンジンに仕上がっているように感じる。

つぎに、意外だったのが、この2車の足回りの違いだ。
こんなに異なるとは思っていなかった(タイヤはまったく同じものだ)。
ハイブリッド車が、ピシッと、しっかりコーナーを決めてくれるのにくらべ、ガソリン車の方は、けっこう軟弱な足腰である印象を受ける。
Carsの技術の方に確認すると、部材、設定は同じのようで、どうやらバッテリーの重さによるバランスのようだ。
(当然、設計はハイブリッド車に合わせている筈なわけで)

さらに、1500ccガソリン車と比較することで、ハイブリッドの出足の良さを改めて実感した。
やはり、出足に関しては、かなりモーターが活躍しているのだろう。
(ただ、後述するが、この強烈な出足感は、今回のリコール3改善措置後、少し薄らいでしまったのだが)

とにかく、当初、購入車種に決めていたガソリン車からハイブリッド車へ変更した理由は、価格と経済性だったのだが、今回1500ccガソリン車を貸与してもらったお陰で、走りの性能からも、ガソリン車でなく、ハイブリッド車の選択で正解だったと確信した。
というか、エンジン関連性能と足回りが、こんなに違うとは、やはり、乗ってみないと判らないものだ。

で、退院後の、我が家のFITハイブリッドに対しての評価を以下に記載する。

まず思うのが、今の車は、プログラムの書き換えで、こんなにも違うものか、ということだ。
別人のように変わり、なんだか、新入社員が扱かれて大人しく社会人になったかのように感じる(笑)。
つまり、全体的に、ソフトでマイルドな大人しい静かな車となった。
私としては、あの尖がった感じが好きだったので、少し非力な印象となり残念ではあるが。
どうやら、デュアルクラッチのシフトアップを早めに設定し直したようで、スタートでのグインと引っぱる力強さは消えてしまったが、全体としてはこれでいいのかも知れない。

で、まず、Sモードだが、かなり静かになった。
通常走行時の音は、1500ガソリン車とほとんど変わらないくらいで、私が思うタイミングでシフトアップしてくれているようで、異常に引っぱり続けることが無くり、気持ちよく、違和感無く運転することができるようになった。

以前40km/h~60km/hあたりから、アクセルを急に深く踏み込み込んで、急加速した場合の、遅れてエンジンが吹きがる違和感があったのだが、マイルドになった分、(とくに、エコモードで)その違和感が和らいだ。
(ただし、Sモードに関しては、以前と変わらない、かなり尖った段差となって今も現れる)

クリープ現象が、リコール2改善措置後よりも、さらによくなり、すぐに現われるようになった。
(一般のオートマチック車とほとんど変わらなくなった)
ただ、エンジンが冷えていると、やはり、1秒弱ほど動かないのだが、暖機した後に動かすと、すぐに動く。
ただし、なぜか、不思議なことに、Sモードではエンジンが温まった後も、やはり1秒ほど動かない。
(この、エンジン温度の関係と、Sモードについては、Carsの技術の方に問い合わせをしている)

驚いたのが、モーターだけでの走行で、時速40kmに成功したことだ(笑)。
(なかなか、平坦な道路と後方車との条件が揃うのが難しいのだが)以前は、ゆるい下り坂でも、すぐエンジンが始動していたが、40km/hどころか60km/hまでも、モーターだけで走行することが実現でた。
ただし後方に車両が無い場合で、60km/hの場合は、緩やかな下り坂でのことだが、それでも運転者としては、それなりの加速感を感じての結果である。
そもそも、モーターだけの走行表示で、速度計が60km/hを示しているのを見た時は驚いた(笑)。
これで、せめて、バスの後ろについて行けるくらいの加速ができればいいのだが。

で、意識をして運転すると、モーターだけで走っている時間を、かなり増やすことができ、もしかすると、燃費がかなり良くなる可能性がある。
ただ、バッテリーの充電量(残量)表示は、見る間に無くなってしまい、そうなると、今度はバッテリーの寿命が心配とはなる。
そして、今回、性格が穏やかになったことで、アクアとの燃費比較の比重が大きくなるのではないだろうか。

で、それと関係するのかどうか判りらないが(たぶん、しているのような(?))、アクセルワークでの、エンジンまでの距離が以前より、より深くなったように感じる(たぶん、間違いないであろう)。
アクセルペダルの上層部数センチは、いくらペダルを上下しても、エンジンとはなんら関係無いようで、これは、以前の関係無かった深さ(上下長さ)より、明らかに大きく変化したように思う。

最後に、これが問題なのだが、シフトダウンのタイミングを、今回、早くし過ぎたように思える(Sモードも同様)。
ちょっとした登り坂でも(というか、考えられない、思わぬところでも)、不必要と感じるシフトダウンをする場合が有り、非常に違和感を感じ、かなり不快に感じるほどエンジンブレーキがかかる場合が有る。
その時の条件(要素)にもよるのだとは思うが、そういうシーンを、この数日間の試し走行で、けっこう経験した。
事実の一例としては、ある上り坂となっているヘアピンカーブで、以前と同じ速度で進入すると、シフトダウンしてしまいエンジンブレーキがかかり、音もうるさく不愉快となる。
進入速度をいくらか変えて試みても同じ結果で、以前は進入直前の速度のままで、少し加速気味に気持ちよくコーナーリングできたのだが、いまでは走り方を変えて、コーナー直前で必要以上にスピードを落とし進入し、加速しながら曲がるようにしなけれがならなくなった(残念)。
(これに関しては、プログラム修正をお願いしたもだ)

以上だが、概して言えば、あの鋭い出足感が無くなったのは誠に残念だが、万人向けのファミリーカーとしては良くなったと言えるのではないだろうか(悪く言えば、より普通な車に近づいたとも言えるが)。

ところでFIT3、リコール続きで販売台数がガタ落ちかと思っていたのだが、2月はたしかにかなり落ち込んだが、意外にも、3月の数字は、辛うじてだが、1位を奪還している。
結局、去年の10月から、2月の激減を除くと、連続1位のようである。
私としても、HONDAに対して(意外ではあったが)とくに不満はなく、とくにCars店の対応には満足している。



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我が家のFITハイブリッド、私の最終(?)評価

2014年01月18日 | FIT



我が家のFITも10月29日納車から2ヶ月半が過ぎ、走行距離も1736kmとなり、ほぼ最終な評価ができそうだ。
以下に書いてみたい。

なお、2013年12月20日届出リコールと、12月21日サービスキャンペーンは、去年12月23日に処置済である。
このリコールとサービスキャンペーンの処置後は明らかにFITが変わった。
逆に言えば、それ以前は異常であったと言える。

       フィットのリコール(平成25年12月20日届出)  (HONDA)
       フィットのサービスキャンペーン  (HONDA)


その変化は、サービス工場を出る時から現われた。
で、次の日の2日をかけて以前と同じ条件下の道路でチェックを試みてみた。
以下の評価は処置前後の比較をメインに書いている。

[エコモード & 標準モード]
まず、
停止からの、発進およびバックが、かなり早く動くようになった。
つまり、ブレーキから足を離すと、ほとんど間を置かず発進及びバックするようになった。
アクセルを踏んで発進する場合も、ほとんど違和感を感じずに発進及びバックをする。
プログラムを書き換える以前は、ブレーキを離しても、1秒以上もの間、じっと動かずにいて、なんだか、こいつ、とろい車、一体何考えているのだろう、と思っていた(笑)。
現在では、発進および後退時の違和感は、ほとんど無くなった。
また、(関係あるのか(?))発進直後のモーターの力が力強くなった印象を受ける。

ただし、最初に始動した時は(エンジンが温まっていない時は、だろうか(?))、以前のように、じっとしている。

そして、話は少し逸れるが、40km/hまでをモーターで引っぱるという話は、いまも嘘のようだ。
(もっとも、後続車に迷惑をかけて、よほどゆっくり加速すれば別だが(笑))

つぎに、
処置以前は、登り坂で、停止して、直ちにアクセルを踏むと、異様に、ガックンガックンしてたのだが(つまりは、モタモタ、ガタつく、軟弱なプログラム、との印象を持っていたのだが)、プログラム書き換後は、その状況下で試してみても、そういう現象は現れない。

ただし、現在もなお、素早く、深く、アクセルを踏み込むと、クラッチが空回りするようである。
つまり、エンジンの回転ばかりが上がり、それに応じた加速が見られない。
(これについては、以下に関連を記載しているが、この車、素早い動作は苦手のようだ)

最後に、
「微かな」上り坂での、完全停止後の通常発進で、かなり後退していたのが(つまり、後続車がいる場合には、サイドブレーキが必要だったのが)、 結果、改善が見られる(サービスキャンペーンどおり)。
これは、「微かな」上り坂の場合には、ヒルスタートアシスト機能が動作しないと思われ、このこと自体に変化は無いのだが、今回のプログラム書き換えにより、カバーされたようだ。

現在では、その状況下での後退距離は、ほんの僅かになり、この程度であるならば、後続車がいる場合でも、サイドを使わなくても、ほとんどストレスを感じないで済む。
にしても、ヒルスタートアシスト機能の、傾斜角度への感知センサーが鈍過ぎでは、思うのだが(?)。

さらに付け加えると、このヒルスタートアシスト機能、けっこう気紛れなように感じる。私が、同じくらいの傾斜と判断するのだが、反応する時としない時が稀に有るように感じる(計測できないので不確かだが)。
(これは、完全停止後の、けっこうな傾斜角度と感じる場合での話だ)
もし、そうであれば、気紛れは困る(信頼の低下に繋がる)。


[Sモード]
Sモードに関しては、(当然なのだろう(?))特に実感する変化は感じられない。
相変わらず、エンジン音がうるさいのがSモードの特徴だ(笑)。

話は逸れるが、もしかしたら、ハイブリッドFITには「この」Sモードであるならば必要なかったかも。
で、結局、どうやら、エコモードが一番バランスがいいようである(標準モードよりも)。
つまり、結果論的には、シンプルにエコモードだけにして、全体の矛盾をより少なくした方がよかったのでは(?)。

(リコールとサービスキャンペーンの処置前後に関しては以上だ)


これにより、私が納車前に、FITハイブリッドに抱いていたイメージに少し近づく、いい車に変身した。
書き換え前は、この程度の車なのか、HONDAの技術とはこの程度なのか、と少しガッカリしていたのだが。
そして、それまで、私の、FITに対する、扱い難さや、違和感は、正しいものであったようだ。
(本来のFITハイブリッドの姿ではなかったということだ)

なお、アクセルを瞬時に深く踏み込む発進で、エンジンの回転が遅れて吹き上がるのは相変わらずである。
(ただ、これはHODAの、FITの、現象ではないはずだが)
この現象も、(気のせいかもしれないが)エコモードでは、少し和らぐ印象を受ける(?)。

また(試乗車もそうだったが)通常走行時に、アクセルを瞬時に深く踏んだ場合、空ふかし状態となることがる。
(これも、クラッチが空回りしている印象を受ける)
この車は(に、限らないかも知れないが)、じわっと深く踏み込んでやる必要があるようだ。

さらに、クラッチの空回りとともに、プログラムが急なアクセルワークには付いて行けなくて、シフトアップができないと感じる時もある。

このアクセルワークでのタイムラグは、他車が存在する場合には、ストレスとなる。

それと、発進時にアクセルを踏んでも動かないことが1回と、走行時にアクセルが反応しないことが1回あった。
この現象は、この2回だけだが、これは何が関係しているのだろう(不思議で、自分を疑う)。


以下は、どうでもいい話だが、

ダッシュボードの天板仕上げが不満だ。
直射日光の反射がフロントガラスに映って、視界を妨げる。というか、これは、フロントガラス性能の問題なのかも知れない。あるいは、私が繊細なのだろうか(笑)。
(現在、黒い布を敷いている)

あと、ワイパーが雨をきれいに拭き取れない。

バッテリー表示が、フル充電表示となったことが1度しかない(これで正常(?))。


さらに細かい話をすると、

後部座席のドアを強く締めると、安っぽい音がする。
三角停止板の収納スペースサイズを、もう2mmほど広かったらありがたかった。
(三角停止板のケースを削るのにかなり時間を要した(笑))
タイヤがエコ仕様ということで(ガソリンスタンド談)、空気が抜けたように見えるのが嫌だ。
(現在、+ 0.2気圧アップで走っている)
ボディー(外観)の車高を、もう少し低くしてもよかったような。
ヘッドライトはハロゲンだが、色が黄色くて、暗く感じる(やはり白がいい(笑))。


なお、肝心であろう燃費に関しては、まだ給油を3回しかしていなくて、しかも普通の走り方をしていないので、何の参考にもならないが、24km/Lと、14km/Lである。
(1回目が四国への往復を含み、2回目の数字は、なんだか変だが、テスト走行の関係かも知れない(?))
次回給油時の計算が、かなりノーマルな日常生活での走行燃費に近いものとなると思う。
(おそらくは、20数km/L以上は、あるだろうと思われる(?))


以上、長々、不満や問題点ばかりを書いたが、足のよさ、抜群の加速性能などに文句は無く、総合評価として、FITハイブリットの点数は、優の下あたりの、80点ぐらいを付けたい。
その不満をも含めて、走ることが楽しい車だ。



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新型FIT、想定していた以上にいい車だ

2013年09月08日 | FIT



昨日(7日)新型FIT(5日発売)を試乗した。
車種はハイブリッドのLパッケージ仕様(内装はブラック)だ。

じつは、この1ヶ月ほど車の乗り換えをコンパクトカーに決めて色々勉強していた。
試乗したのは今回のFITも含めて4台だけだが、各メーカーのこの範疇の車は雑誌などですべて検討した。
(試乗したのは、AQUA、Vitz、NOTE、そして昨日の新型FITだ)

現在乗っているのはALLIONだが、11月で10年目の車検となる。
そこで、車検を取るのか乗り換えるかは考えてはいたのだが、8月26日の記事で書いたがファミレス駐車場での後部ドアのヘコミの修理を相談をしに行った際、営業からAQUAを勧められ、長い話の末、試乗することとなり、これがトリガーとなり真剣に次期車種を考え始めた。
(愛犬の喪失感を紛らわすいい材料でもあった)

検討の結果の結論は、Vitzか、新型FITか、あるいは車検、で落ち着いて、5日のFITの発売を待っていた。
ダウンサイジングしたのは家内の希望であった(ALLIONでもデカイと言う)。
5日に実物を見た感想は、プレカタログの写真よりは好感を持った。
これは好みだが、外観は私としてはそんなに好きではない(とくにフロントグリル)。
外観は家内のことも考えるとVitzの方がいいのだが、Vitz1300の感触は落第点であった。
FITは、事前に写真で見ていたよりは実物の方がいい(やはり写真とは異なる)。
私の好みは、現時点で購入可能な範囲で言えば、マツダのVerisaなのだが、現実的なチョイスではない。

当初、一般的な話としてハイブリッドは高く、私としてはコンピューターで走る車は少なからず抵抗があったので(私も古い人間になったかも(笑))、FITは1500ccの車を考えていたのだが(1300ccまでは落したくなかった)、価格表をもらって初めて認識したのだが、FIT場合ハイブリッド車との差額は15万~18万円程度しか無いので燃費のことも考えてハイブリッド車に考えを改めた(やはり、1300ccと比較すべきだが1300ccは嫌だ(笑))。
それにしてもモーター1個と電池で15万~18万円程度の差額というのは、かなりハイブリッド車の価格を抑えた設定にしているのではないだろうか(ホンダのAQUAに対する決意の表れかも)。

で、発売前からお話していたHonda Carsの営業の方が7日に試乗が出来るということで昨日乗ってきた。
結論を先に言ってしまえば、新型FITは大変よく出来あがった、完成されたと言っていいほどの車だ。
(試乗後のアンケートには90点と書いた)

試乗した道路は、一般道、住宅地区の坂道、山中のつづら折りの計6~10km(?)程度だ。

この車、時折りモーター音が聞こえる以外、従来の吹き上がりのいいガソリン車と何ら変わらない感覚だ。
アクセル、ブレーキ感になんの違和感も無い。
(ただ、発進時アクセルをじわっと踏むと電気自動車風かも)
コーナリングもホンダ車らしく問題は一切感じなかった(と言ってもサーキットを攻めた訳ではないが)。
現在のALLIONも、けっこう加速感もよく、坂道でのコーナーも気持ち良く走ってくれて、これといってなんの不満も無いのだが、FITの車体が軽い分(だろうか)運転していて楽しい感覚を持つ。
事前の総合的情報で、悪くはないはずだとは思っていたが、想定していた以上にいい車に仕上がっていた。
(私は若い頃は日産ファンで「技術の日産」と思っていたが、いまは「技術のホンダ」と感心した)

違和感は2点で、一つはシフトレバーで、(これはPRIUSと同じだが)シフトレバーは単にスイッチになっているようで走行中にバックにスイッチされないか不安となる。
走行中バックにスイッチされるとニュートラルになるそうで、業界の共有の技術だと思うので大丈夫と思うが。
(なお、AQUAは見た目、感覚とも従来のオートマチック車と同じだ)
もう一つは、走行中に床からタイヤノイズではない、軽い低音の異音が聞えてくることだ。
私の憶測では、床下中央に配置した燃料タンクが、ボックスとして共鳴しているのではと思うのだが(?)。
しかし、この設計のおかげで後部座席のスペースはALLIONよりも広いかも(たぶん広い)。
それと、もう一つ、(燃費の関係で仕方が無いが)運転席からフロントの鼻先はまったく見えない。

で、試乗後、即、契約した。

じつは、発売前の営業の話から、納車のタイミングが年内は無理(少なくとも我が家の車検までは無理)だろうと思っていたので、気持ち的に、この時点ではALLIONの車検の選択肢が確率的に大きかったのだが、5日の実車を見てから、また早くなった納車時期の話から新型FITの、どのタイプにするかの選択肢に変わっていた。

メーカーオプションが何も付かないタイプのものなら納車が早いということで、アルミホイールを付けただけのベーシックな、ボディーカラーシルバーで選択をしたのだが、それでも12月24日ということで、ちょっと無理だ。
で、アルミホイールを諦めて(若い頃からホイールは、すべてアルミだったが)、なんにも無いシルバーにすると
11月26日ということで、これでも現ALLIONの車検が切れて2週間以上間が空く。
ディーラー側で発売前に20台確保している車があり、それなら11月上旬には可能だというのだが、色は白だ。
散々悩んだ挙句に、白でもいいかと考えを変えたが(新型FITは白が一番似合うとは思うが)、工場の状況は刻々と変わるようで、昨日(7日)時点ではシルバーが白より早くなって、11月頭には納車出来そうだと言う。
で結局、アラバスターシルバーの内装ニュアンスブラックで、何も無い空っぽの新型FITで契約を終えた。
その夜、納車は10月29日になったとの連絡が入った。
さらに、まだもう少し早くなるかも知れない(当然ながら、工場も混乱したフル稼働体制のようだ)。
(PS 09.09: 結局、アルミホイールはディーラーオプションを着けて契約し直した)

値引きは3万円ぽっきりで、フロアマットのサービスすらも一切無い。
税金、諸費用込みのトータル金額は200万円から1.5万円減という、1500cc車と考えると高い。
(ALLIONの下取りは10万円 - AQUAの時は18万円だったが)

AQUAを試乗した時は、回転を上げた時のエンジン音が大きく、安っぽい音だったのが気になったが、それ以外はなかなかいい車だという感想だったが、新型FITを試乗してみると比較にならなかった。
外観的な好み、諸条件を外すと、2つの車を試乗した人の10人が10人とも、新型FITを選択するだろうと思う。
走りはもちろんだが、内装、そして細部に至る部分まで、新型FITの設計の方が完全に勝っている。
(これで、AQUAの値引き幅は大きくなるだろう - AQUA好きの方にはこれからが買い時かも)

今後、街中を走るハイブリッドのコンパクトカーはAQUAから新型FITに替っていくだろう。
いまは、我が家に新型FITが来るのを楽しみに待っている。



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