気まぐれ五線紙 Entertainment

 韓国エンターテインメントブログ

On Air

2008年12月23日 | Drama



SBSドラマ「オンエアー」を観た。

オンエアー、実に面白い、と思ったのだが、これは前半だけ、残念ながらこの「最高!」と感じたものは最後までは続かなかった。で、前半を観ている時は、ぜひここに書きたいと気持ちも高揚していたのだが、観終わってしまうと、なんだかその気が失せてしまっていた。しかし、やはり、송윤아:ソン・ユナの跳ねた名演技、そして初めて知った이범수:イ・ボムスの魅力は言いたくて、やはりここに書くことにした。ドラマ自体も、けっして良くないということではない。

このオンエアー、私が観た時点(10月)では、まだDVDは発売されておらず、私が観たのは、日本のどこかの放送局が放映したものの録画である。それが、どこかから廻ってきて観させてもらったわけだ。
このドラマ、今年2008年の春に放送され、日本での放送も早かったが、この秋には既にDVDも発売される。
にしても、早い。今年の春に放送で、その年の秋に日本で観れるとは。こんなぐあいに半年くらいで観れればありがたいが、まあ、商売だから、すべてはそうもいかないだろうが。

このドラマは自分たちのことを描いている。なので、その世界のことを知らない人が書いて、それはないやろというドラマが多い中、そういうものがほとんど無い、と思う。つまり、逆にこちらが知らないので、本当のとことはよく分らないのだ。(まあ、ドラマはそれでいいのだ、観てて納得できれば)
ただ数か所、脚色に見え見えと感じる個所もあったが、まあ、それも含め分かりやすく描かれていると思う。

このドラマでは、きっと実際もそうであろうと思う、ドラマの出来るまでがよく描かれている。ネタを集めるのにも困ることもあまり無かったのでは、と思うが、逆にどこまで、どう描くかが難しいかも。
また、業界内での各ポジション(立場)に対しての皮肉、そして試聴者に対してのメッセージもある。現在問題となっている問題点も、素直に書いている。

面白いのが、現実とドラマが混沌となって現われ、それに対し違和感無く観れるのが面白い(素晴らしい)。
回(話)の初めの頃、話題づくりのためだろうと思うが、さりげなく有名スター達が現れるのも現実的臨場感が有っていい。
いちばんそれを感じたのが、何話だったか美容室のシーンで、映画「ハーブ」主演の강혜정:カン・ヘジョンが現れ、オ・スンア(김하늘:キム・ハヌル)に対していやみを言うシーンなどはドッキっとさせられる。たまたま数日前にこの「ハーブ」を観たところだったのでなおさらだった。

主演の4人は当然ながら、脇役まで含め、その役の個性をよく表わしたキャラが描かれ、また俳優一人ひとりが、その役を見事に演じている。
その主役4人、송윤아:ソン・ユナ、박용하:パク・ヨンハ、이범수:イ・ボムス、김하늘:キム・ハヌルのそれぞれの演技がいい。それと、その男女の各組み合わせ4組のシーンがまたいい。そして、どの組み合わせのシーンが一番いい、と言えないのがいい。

ただ残念だったのが、キム・ハヌルのオ・スンアに対しては特に文句は無いのだが、7歳のウニョンをドラマの中のドラマの役としてどう演じるかに期待したが、残念ながら、これはいまひとであった。オ・スンアが演技下手という設定となっていたので、これでもいいんかも知れないが、その中に何かを期待したが、いまひとつ感じられなかった。

くらべて悪いが、ソン・ユナの演技のソ・ヨンウンは最高である。ひいき目があるかも知れないが、さすが、と思う。一部には、はじけ過ぎとの一般視聴者からの評も有ったようだが、私はあれぐらいでいいと思う。可愛さもうまく出ていたし、はじけ過ぎと評される前半部を残しながらの後半部への心の内面の変化の表現もうまい。

そして、イ・ボムス、彼は今回までよくは知らなかったのだが、この人の演技は好きだ。何ともうまく表現が出来ないが、味、魅力を感じる。
いま、「外科医 ポン・ダルヒ」を観ているが、彼に対してはそういう期待の目で観ている。まだ5話までを観終わったばかりで何とも言えないのだが、やはり、このチャン・ギジュンがいいかも知れない。
(この「外科医 ポン・ダルヒ」の主演이요원:イ・ヨウォンも「光州5.18」からチェックしているが、かなりいい)

私としては、最近とくにその歌唱力も含め評価しているパク・ヨンハは、とくに文章として書き出せないのだが、あれでいいと思う。たいへんうまくイ・ギョンミンを演じていた。好感である。パク・ヨンハにとっては5年ぶりにドラマ復帰作品である。

このドラマ、扱った内容が斬新であっただけでなく、ドラマとしてもなかなかよくできたドラマだと思う。けっこう随所で泣かせてくれたりもするし、過去の表現の方法、種明かし的手法もなかなかうまい。
それもそのはず、なようで、よくは知らないが、演出がシン・ウチョルプロデューサー、脚本はキム・ウンスクというゴールデンコンビだそうで、このコンビは「パリの恋人」、「プラハの恋人」、「恋人」の「恋人」シリーズを生んだ名コンビだそうである。

自己最高視聴率は25.6%で、最終回はそれを上回り25.8%だったようだ。これは、同時間帯に放送されている他局のドラマを大きく引き離しトップだそうである(TNSメディアコリア)。スタートして間もなく延長放送の話が出ていたほど、終始話題を集めた作品だったようで、制作側は3話延長を企画し、俳優やスタッフと話し合ったが、俳優たちのスケジュールとスタッフの制作日程などが合わず、1話だけ延長し全21話となったようである。(最終回放送 2008年5月15日)

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JukeOn消える

2008年12月16日 | Internet

どうやら、JukeOnのサイトが無くなってしまったようだ。
事前にお知らせが有ったのか、無かったのか、外国人にはよく分からなかったが、昨日15日でBugsにサイトの運営が引き継がれたようである。
おそらく、音盤産業の不振と、この不況のせいではないだろうかと推測するのだが。Bugsが意思を持って吸収したのではないように思うのだが ・・・ 。

なんにしても、私としては困ってしまう。
まず、昨日今日と状況が把握できず、Bugsのサーバもダウン状態だったようで、ページも開くことができず不安な2日間であった。
どうやら、いまは落ち着いたようだ。

で結果、JukeOnのアーティストのページを開こうとすると、Bugsのページへリンクされ、表示ができない旨の案内が表示され、JukeOnのHPを開くとBugsへのID切り替えの案内らしきページが開く。
とにかく、これによりJukeOnに関するページは無かったものとするしかない。

厄介なのは、今回のこのJukeOnとの関係であろうと思うが、Bugsのサイトでもアーティストの各ページのURLも変更していることだ。つまり、私のこの「気まぐれ五線紙」のBugsへのリンクも使えないことになってしまった。クリックしてもらうと分かるが、ページが表示できない旨の案内が表示される。
じつは、輻輳のためか、先ほどまでは、BugsのHPですら、うまく開いてくれなかった。これは現在復旧(?)しているようだが。

追い追い、ここでのBugsのアーティストのページは書き直していくが、全アーティストであるので、すぐに修正することは不可能である。
しかし、これで、便利に試聴させてもらえるサイトが1つ無くなってしまった。今後はJukeOnに代わってMnetを利用させてもらおかとは思ってはいるが、Mnetは45秒なのがつらい。

状況が把握出来ず、一時はBugsも使えないのかと焦ってしまった。
いやはや、まいった。

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