
東野圭吾の原作は未読だし、数年前にテレビドラマや映画でやっていたのも観ていない。
ハン・ソッキュやソン・イェジンが好きだったから、というだけの理由で観に行った。
ハン・ソッキュは、『八月のクリスマス』(1998)、『シュリ』(1999)で初めて観て、私が韓国映画に興味を持つきっかけになった俳優だが、『二重スパイ』(2003)、『スカーレット・レター』(2004)以降は人気が落ち目になったらしく、久しぶりに映画で観た。しかし、相変わらずカッコ良かった。決してイケメンというわけではないのだが、渋い味わいのいい俳優だなあと思う。
一方のソン・イェジンは、『ラブストーリー』(2003)や、『私の頭の中の消しゴム』(2004)を観てから、大好きな女優さんなのだが、映画で観るのは『四月の雪』(2005)以来だった。
さて、映画の方は、輻輳した話をうまくまとめているとは思うのだが、話がつながりきらないところや、つながっても、どうしても納得できない部分が残ってしまった。また、こみいった内容を頭の中で整理するのに気を取られて、主人公の男女の悲恋が十分に伝わらなかった憾みがある。もちろん、娯楽としての完成度は高く、役者の演技もよかったし、満足して帰ってきたのだけれど。ヒロインが「知らない人…」と言って立ち去る幕切れは、正直あまり後味はよくなかった。
今月から来月にかけて、韓国映画が何本か公開されるので、時間が許せばまた他のものも観てみたいと思っている。
ハン・ソッキュやソン・イェジンが好きだったから、というだけの理由で観に行った。
ハン・ソッキュは、『八月のクリスマス』(1998)、『シュリ』(1999)で初めて観て、私が韓国映画に興味を持つきっかけになった俳優だが、『二重スパイ』(2003)、『スカーレット・レター』(2004)以降は人気が落ち目になったらしく、久しぶりに映画で観た。しかし、相変わらずカッコ良かった。決してイケメンというわけではないのだが、渋い味わいのいい俳優だなあと思う。
一方のソン・イェジンは、『ラブストーリー』(2003)や、『私の頭の中の消しゴム』(2004)を観てから、大好きな女優さんなのだが、映画で観るのは『四月の雪』(2005)以来だった。
さて、映画の方は、輻輳した話をうまくまとめているとは思うのだが、話がつながりきらないところや、つながっても、どうしても納得できない部分が残ってしまった。また、こみいった内容を頭の中で整理するのに気を取られて、主人公の男女の悲恋が十分に伝わらなかった憾みがある。もちろん、娯楽としての完成度は高く、役者の演技もよかったし、満足して帰ってきたのだけれど。ヒロインが「知らない人…」と言って立ち去る幕切れは、正直あまり後味はよくなかった。
今月から来月にかけて、韓国映画が何本か公開されるので、時間が許せばまた他のものも観てみたいと思っている。