夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

十四日の月

2018-07-27 22:21:06 | 日記
このところ、猛暑の中あくせくしていたのが今日の夕方にひと段落ついて、ほっとくつろいだ気持ちで窓の外を眺めたら、大山のすぐそばに大きく月が見えた。
少し曇っていたので、空が薄桃色にかすんでいる中に大山と、満月に一日足りない月が浮かんでいる。


今日も一日、一生懸命仕事をしたけれど、うまくいったこともあり、そうでなかったこともある。
一週間の勤務が終わった安堵も、全円的な充足感とまではいかず、少し物足りなさを覚える今の自分の心情に重ねながら見た。

  あたふかぎりいとなむことの報いられ報はれずして今日も暮れぬる

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