夢かよふ

古典文学大好きな国語教師が、日々の悪戦苦闘ぶりと雑感を紹介しています。

秋の訪れ

2020-08-18 23:51:40 | 日記
今年は七月末まで梅雨が長引き、短い夏で終わるかと思っていたら、八月は「危険な暑さ」と形容される猛暑日続きで、正直驚いている。
昨日などは、夕方の五時頃になっても、外は40℃近く、この暑さがいつまで続くのだろうと思った。

今日はこれまでよりやや過ごしやすく、夜になると涼しく感じられ、今は窓の外から盛んに虫たちの鳴き声が聞こえる。
暦の上ではすでに秋だが、兼好法師が言うように、季節は常に次の季節を内包しつつ移ろいゆくことを感じる。

人の世にも時勢の推移というのがあって、特に指導者の地位にある者は、世上の小さな変化を見落とさないように気を配りながら、先々のことを考えて判断・行動しなければいけないと、この頃しきりに思う。
非常時には、平時には問題にならなかった指導者の能力や個人的資質が、その組織や集団の成員の禍福に大きな影響を与える。
そのことを忘れてはならないと思う。

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