国公立大学の中期・後期日程の合格発表が一昨日あり、実質的に今年度入試は終了。
と思う間もなく、今日は新入生の学用品販売と、保護者対象の入学前説明会。
私は順当に行けば、このまま1年の担任となって再び3年まで持ち上がりなのだが、まだ来年度人事が決まっていないため、とりあえず旧3年団ということで、説明会の準備に加わり、今日は保護者の方々に「学校生活」の説明をした。
おそらく新入生と同様、そのご父兄も、これからの学校生活に不安と期待の入りまじった気持ちでおられることと察せられるので、なるべく前向きな印象を持っていただきたいと思い、スライドを作成しておいた。
主にこの春に卒業した生徒たちの学校生活の様子を、今まで写真を撮り貯めていた中から、
①学校行事
②授業と学習への取り組み
③部活動
というテーマで編集し、この学校でなら充実した高校生活が送れて、3年後の進路の実現につながる、ということを具体的にわかりやすく伝えることを心がけた。
プレゼンを行いながら、保護者の方々が、スライドで映し出される卒業生たちの笑顔、真剣なまなざし、勉強への取り組みなどを見て、明らかに表情が変わってくるのがわかった。説明にどんなに言葉を尽くすよりも、卒業生たちの写真が“この学校に来てよかった”というメッセージを発していたように思う。
最後のスライドには、「僭越ながら…」と事前にお詫びしつつ、桜の写真とともに、私の腰折れ歌を披露した。
若桜風雪に耐へ花咲かむ三年(みとせ)の後の春をこそ思へ
新入生を桜の若木にたとえ、三年後の春に花を咲かせる(それぞれの進路を実現させる)ことを第一に考え、時に厳しく時にいたわりつつ指導する決意をこめた。
ここ2日ほど、プレゼン資料を作成するために、先日送り出した卒業生たちの写真を入学式からずっと振り返り、追憶に耽るとともに、過去の出来事として気持ちの上で一区切りをつけることもできたように思った。悲しいけれど、新しい生徒たちを迎え入れるためには、いつまでも以前のことを振り返っているわけにはいかない。今の感傷的な気持ちも、しかし、来月の今頃には忙しい日々のなかで、そう感じていたことさえも忘れてしまっているのかもしれない。だから、感情の整理が下手な私には、この2日間、作業を通して過去の記憶にどっぷりと浸ったのは、きっと大きな意味のあることだったのだろうと思う。
と思う間もなく、今日は新入生の学用品販売と、保護者対象の入学前説明会。
私は順当に行けば、このまま1年の担任となって再び3年まで持ち上がりなのだが、まだ来年度人事が決まっていないため、とりあえず旧3年団ということで、説明会の準備に加わり、今日は保護者の方々に「学校生活」の説明をした。
おそらく新入生と同様、そのご父兄も、これからの学校生活に不安と期待の入りまじった気持ちでおられることと察せられるので、なるべく前向きな印象を持っていただきたいと思い、スライドを作成しておいた。
主にこの春に卒業した生徒たちの学校生活の様子を、今まで写真を撮り貯めていた中から、
①学校行事
②授業と学習への取り組み
③部活動
というテーマで編集し、この学校でなら充実した高校生活が送れて、3年後の進路の実現につながる、ということを具体的にわかりやすく伝えることを心がけた。
プレゼンを行いながら、保護者の方々が、スライドで映し出される卒業生たちの笑顔、真剣なまなざし、勉強への取り組みなどを見て、明らかに表情が変わってくるのがわかった。説明にどんなに言葉を尽くすよりも、卒業生たちの写真が“この学校に来てよかった”というメッセージを発していたように思う。
最後のスライドには、「僭越ながら…」と事前にお詫びしつつ、桜の写真とともに、私の腰折れ歌を披露した。
若桜風雪に耐へ花咲かむ三年(みとせ)の後の春をこそ思へ
新入生を桜の若木にたとえ、三年後の春に花を咲かせる(それぞれの進路を実現させる)ことを第一に考え、時に厳しく時にいたわりつつ指導する決意をこめた。
ここ2日ほど、プレゼン資料を作成するために、先日送り出した卒業生たちの写真を入学式からずっと振り返り、追憶に耽るとともに、過去の出来事として気持ちの上で一区切りをつけることもできたように思った。悲しいけれど、新しい生徒たちを迎え入れるためには、いつまでも以前のことを振り返っているわけにはいかない。今の感傷的な気持ちも、しかし、来月の今頃には忙しい日々のなかで、そう感じていたことさえも忘れてしまっているのかもしれない。だから、感情の整理が下手な私には、この2日間、作業を通して過去の記憶にどっぷりと浸ったのは、きっと大きな意味のあることだったのだろうと思う。