朝ご飯を食べているとき、某放送局でやっている「ことば検定」を見ます。
きょうの問題は
「人間到る処青山あり」の「青山」は元々どんな意味か?
というもので、
答えは
「墓地」
これは江戸時代末期、釈月性という僧が残した言葉だそうですが
蘇軾の詩の一節
「是(いた)る処の青山 骨を埋む可し」
がもとになっているとのことです。
意味は
人はどこにだって骨を埋める地があるものだ。
故郷ばかりが死に場所ではないのだから、志を持って郷里を出、おおいに活躍すべきである
読みは
じんかんいたるところせいざんあり
この場合「人間」は「じんかん」と読むんですね。
「人間(じんかん)」は「世の中」という意味だそうです。
同じように
「人間万事塞翁が馬」の「人間」も「じんかん」なんですって。
知りませんでした。
ただ、調べると「「にんげん」とも読む」となっているので、「にんげん」でも間違いではありません。