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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

~ 肉球、ころころ ~

2025-03-18 22:03:35 | ブックス

「こんにちわッ、テディちゃでス!

 ふゥ~…さんがつはァ、ちょッとォさみしィ~…」

「がるる!ぐるがるるぐるる!」(←訳:虎です!TV番組の改変期!)

 

 こんにちは、ネーさです。

 NHKとEテレで放送されていた

 『ワルイコあつまれ』は、先週が最終回でした……。

 いつかシーズン2を!

 スペシャル編でもいいから!と切望しつつ、

 さあ、本日の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

  

 

 

             ―― 愛犬の日本史 ――

 

 

 著者は桐野作人(きりの・さくじん)さん、

 吉門裕(よしかど・ゆたか)さん、2020年7月に発行されました。

 『柴犬はいつ狆(ちん)と呼ばれなくなったか』

 と副題が付されています。

 

 ああ、思い起こせば。

 『ワルイコあつまれ』では

 黒猫のニャン吉くんが大人気でしたが、

 残念ながら、犬のキャラクターは登場せず……

 

 いや、しかし、しばしお待ちを。

 日本史を俯瞰してみれば、

 つねに親しく、忠実に、

 ヒトの隣りに在ったのは、

 猫よりも犬!

 ぶっちぎりで犬!でした。

 

「しッぽがァ、くるんッ!」

「ぐるるがる!」(←訳:和犬の特徴!)

 

 渋谷のハチ公くんのような、日本の犬。

 古くから、杣人(そまびと)さんたちに重宝され、

 一緒に山野を駆け巡っていたワンコたちは、

 或る日、えっ?と目を丸くしました。

 

 港に停泊している南蛮船から、

 紅毛人に連れられて降りてくるのは……犬?

 毛がモフモフしていたり?

 身体にブチ模様があったり?

 オレらとだいぶルックスが違うんだけど?

 

「それはァ~そうゥでスゥ!」

「がるるるぐるるる!」(←訳:異国の犬だもんね!)

 

 室町時代の日本へとやって来たのは、

 『南蛮犬』『唐犬』と呼ばれる犬たち。

 

 著者・桐野さん&吉門さんは、

 彼ら“異国の犬“たちが

 《愛犬と愛犬家さんたちの歴史を彩り豊かにした》

 として、

 当時=16世紀中頃を、

 第一章の舞台に据え、

 以後の《日本の犬たち》の変遷を追ってゆきます。

 

 戦国武将さんたちは、新しいもの好き。

 南蛮商人から舶来のワンコを、

 競い合うように買い取りました。

 

 その流れは江戸時代になっても止まらず、

 大名たちは狩猟に犬を伴って、

 出来の良さを大いに自慢したものです。

 

「ほんとにィもうゥ、にほんじんはァ~」

「ぐるるるるがるるるるる~!」(←訳:外国モノに弱いんだから~!)

 

 洋高和低。

 そんな日本の犬史に於いて、

 スーパースペシャルな扱いをされているのは、

 狆(ちん)。

 

 江戸時代には、なんと、

 狆は犬とは別モノ、と認識されていました。

 犬ではない、

 猫でもない、

 犬と猫の中間のモノ、と。

 

「ちゅうかんッ??」

「がるるぐるるっ?」(←訳:新生物ですかっ?)

 

 貴族の邸宅や大奥で飼われ、

 蝶よ花よと可愛がられていた狆は、

 贈り物にも使われました。

 

 黒船を指揮する艦長ペリーさんも、

 友好のしるしとして狆を贈られ、

 のちに米国へ連れ帰っています。

 

 太平洋を渡ったチビワンコの鼻に、

 はたして、新興国アメリカは、

 どんな香りがしたのでしょうか……?

 

「ううむゥ、それッてェ~…!」

「ぐるるがるるるるぐるるるる!」(←訳:赤い靴はいていた女の子の歌!)

 

 愛犬家、であるはずの

 徳川綱吉さんの真意とは?

 実は、綱吉さんよりも愛犬家なのは

 徳川吉宗さん?

 

 歴史に名を残す犬たちと、

 犬にメロメロな人間たちの物語を

 愉快に綴る新書作品は、

 日本史も世界史も大好き!な活字マニアさんに

 おすすめですよ。

 ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪

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