「こんにちわッ、テディちゃでス!
うぐぐゥ! あめかぜェ、つよしィ~!」
「がるる!ぐるるがる~!」(←訳:虎です!気温も低下~!)
こんにちは、ネーさです。
1600年(慶長5年)の3月16日も、お天気は荒れ模様だったのでしょう。
オランダ東インド会社の船が暴風雨に巻き込まれ
ウィリアム・アダムズさん(のちの三浦按針さん)は
日本に漂着することに……。
歴史のロマンを想いながら、
さあ、本日の読書タイムは、こちらのコミック作品を、どうぞ~♪
―― 邪神の弁当屋さん 1 ――
著者はイシコさん、2025年1月に発行されました。
SNSでトレンド入り、熱心なファン諸氏の応援を得て単行本化!と、
驚異の突破力を有するコミック作品の主人公は……
神さま。
「かッ??」
「ぐるるっ?」(←訳:神さまっ?)
とある地方の、とある国。
そこには、古くから信仰されている
《ソランジュ》という神様がいました。
実りと、死。
対極のような、
鏡合わせのような、
”収穫/豊穣”と“消滅“を司る《ソランジュ》神は、
しかし、
他国では邪神として
恐れられていました。
理由は、その見た目。
長い髪が頭部を覆い隠し、
腕の先端には巨大な鉤爪、
毛むくじゃらの胴体には触手のような
トゲトゲがいくつも。
「うきゃッ!」
「がるぐるっ」(←訳:怖いかもっ)
ルックスからは
実りを招いてくれる神さま……とはとても思えず、
邪悪な神だと思っている国と、
昔々から《ソランジュ》を大切に思っている国。
わかり合えない2つの国は、ゴタゴタの末、
戦争を始めてしまいました。
「ちょちょッ! それはァ、やりすぎィ~でス!」
「ぐるるがるるるぅ~!」(←訳:平和に行こうよぅ~!)
《ソランジュ》神の上司である
世界の創造主は、
戦争を引き起こした罰として、
《ソランジュ》に無期限の謹慎を言い渡します。
そして、謹慎の間、
《ソランジュ》神は。
人間として、生きることに。
「……じゃァ、このひとはァ?」
「がるるぐるるっ??」(←訳:もしや神さまっ??)
最近、中央広場に現れるのは、
レイニーと名乗るお弁当屋さん。
巨大ニワトリが牽く車に、
お手製のお弁当を積んで売り歩けば、
常連のお客さんが多いのか、
いつの間にか、完売。
ヒトの世に、
“彼女“は上手く適応しているよう、ですが……?
「……すこしずつゥ~…」
「ぐるるがるるるぐる!」(←訳:何かが来そうな気配!)
神とヒト。
ヒトと神。
《ソランジュ》神――レイニーさんの眼に、
ヒトの世は、どんな風に見えているのか。
思いっ切りシンプルな線で描かれる物語からは、
哲学や、エンターテインメント、
本格ミステリの要素も感じられます。
神さまのお話なんて……と敬遠せず、
まずは皆さま、
紙の書籍、
WebやXなど、お好き方法で、
ぜひ、一読してみてくださいね~♪