「こんにちわッ、テディちゃでス!
やぱりィ~きましたでスゥ!」
「がるる!ぐーるるるるる!」(←訳:虎です!アーモンドアイ!!)
こんにちは、ネーさです。
第40回ジャパンカップを制したのは、
一番人気のアーモンドアイ!
みごと有終の美を飾った彼女に
大きな拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 七人の侍 ロケ地の謎を探る ――
著者は高田雅彦(たかだ・まさひこ)さん、
2020年7月に発行されました。
競馬史上の伝説となったのが
アーモンドアイの快勝だとするなら、
日本映画界の伝説というべき作品は、
ええ、そうです、
黒澤明さんの『七人の侍』!
「めいさくゥ~でス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:映画の教科書!)
1954年に公開された『七人の侍』――
世界中の映画人さんに影響を与え、
“最も有名な日本映画“といわれる
黒澤さんの代表作には、
ちょっとばかり謎めいたところがあります。
黒澤さんのファンだと自認する
外国の映画監督さんや映画マニアさんが、
日本に来たぞ!
よぉし、聖地巡礼してやろうじゃないか!
と『七人の侍』ロケ地に行こうとしても……
「えェ~とォ?
どこにィあるんだろうゥ??」
「がるるるるる~!」(←訳:分からないよ~!)
乾いた砂埃が舞い上がる辻、
野武士たちが出現する丘陵、
田植えが進む水田、
いかにも“日本の村”な、
この土地はどこにあるんだろう?
見当たらないなあ……?
「がッかりィ、なのでスゥ~…」
「ぐぅるるる~」(←訳:しょんぼり~)
制作時の資料には、
ロケ地についての記述もあるのですが、
詳細な記録、ではありません。
このシーンは、どこで撮ったのか。
カメラをどう据えて、
どんな角度で撮ったのか。
その場所は……
いまも、残っているだろうか?
「むむゥ~んッ! むずかしそうゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:半世紀も昔だもん!)
かつては広大な撮影スタジオが建ち並んでいた
東京・世田谷区。
ゆるやかな斜面がつづく、御殿場。
当時はまだ電気が来ていなかった、
つまり画面に電線が写り込むおそれがなかった
伊豆の山村。
残された記録を頼りに、
著者・高田さんは《聖地》を探します。
三船敏郎さん演じる菊千代が、
志村喬志村喬さん演じる勘兵衛が、
野武士たちと切り結び、
あるいは、
スタッフさんが農村を創り、
クライマックスの大雨を降らせ、
建物に火を放ったのは、
どこであったのか……?
「げんばへェ、ゆこうゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:足で探そう!)
御本の後半には、
『椿三十郎』『隠し砦の三悪人』の撮影場所、
映画のエキストラをつとめた方々のお話、
そして
『七人の侍』出演俳優 加藤茂雄さんへのインタビュー、
子役として『七人の侍』に出演した
二木てるみさんへのインタビュー、
貴重な写真資料なども収録されています。
今年――2020年は、
黒澤明さん生誕110年、
三船敏郎さん生誕100年となる
記念の年。
『七人の侍』ファンの方々、
映画好きな活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪
やぱりィ~きましたでスゥ!」
「がるる!ぐーるるるるる!」(←訳:虎です!アーモンドアイ!!)
こんにちは、ネーさです。
第40回ジャパンカップを制したのは、
一番人気のアーモンドアイ!
みごと有終の美を飾った彼女に
大きな拍手を送りながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― 七人の侍 ロケ地の謎を探る ――
著者は高田雅彦(たかだ・まさひこ)さん、
2020年7月に発行されました。
競馬史上の伝説となったのが
アーモンドアイの快勝だとするなら、
日本映画界の伝説というべき作品は、
ええ、そうです、
黒澤明さんの『七人の侍』!
「めいさくゥ~でス!」
「ぐるるがるる!」(←訳:映画の教科書!)
1954年に公開された『七人の侍』――
世界中の映画人さんに影響を与え、
“最も有名な日本映画“といわれる
黒澤さんの代表作には、
ちょっとばかり謎めいたところがあります。
黒澤さんのファンだと自認する
外国の映画監督さんや映画マニアさんが、
日本に来たぞ!
よぉし、聖地巡礼してやろうじゃないか!
と『七人の侍』ロケ地に行こうとしても……
「えェ~とォ?
どこにィあるんだろうゥ??」
「がるるるるる~!」(←訳:分からないよ~!)
乾いた砂埃が舞い上がる辻、
野武士たちが出現する丘陵、
田植えが進む水田、
いかにも“日本の村”な、
この土地はどこにあるんだろう?
見当たらないなあ……?
「がッかりィ、なのでスゥ~…」
「ぐぅるるる~」(←訳:しょんぼり~)
制作時の資料には、
ロケ地についての記述もあるのですが、
詳細な記録、ではありません。
このシーンは、どこで撮ったのか。
カメラをどう据えて、
どんな角度で撮ったのか。
その場所は……
いまも、残っているだろうか?
「むむゥ~んッ! むずかしそうゥ!」
「がるるるぐるるる!」(←訳:半世紀も昔だもん!)
かつては広大な撮影スタジオが建ち並んでいた
東京・世田谷区。
ゆるやかな斜面がつづく、御殿場。
当時はまだ電気が来ていなかった、
つまり画面に電線が写り込むおそれがなかった
伊豆の山村。
残された記録を頼りに、
著者・高田さんは《聖地》を探します。
三船敏郎さん演じる菊千代が、
志村喬志村喬さん演じる勘兵衛が、
野武士たちと切り結び、
あるいは、
スタッフさんが農村を創り、
クライマックスの大雨を降らせ、
建物に火を放ったのは、
どこであったのか……?
「げんばへェ、ゆこうゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:足で探そう!)
御本の後半には、
『椿三十郎』『隠し砦の三悪人』の撮影場所、
映画のエキストラをつとめた方々のお話、
そして
『七人の侍』出演俳優 加藤茂雄さんへのインタビュー、
子役として『七人の侍』に出演した
二木てるみさんへのインタビュー、
貴重な写真資料なども収録されています。
今年――2020年は、
黒澤明さん生誕110年、
三船敏郎さん生誕100年となる
記念の年。
『七人の侍』ファンの方々、
映画好きな活字マニアさんに
おすすめの一冊です。
ぜひ、手に取ってみてくださいね~♪