「こんにちわッ、テディちゃでス!
ひゃほうゥ! でましたでスよゥ~!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!クマも参入!)
こんにちは、ネーさです。
Nintendo Switchに初登場したのは、
『おうちでリラックマ リラックマがおうちにやってきた』!
これは欲しいわ~♫♪
……いやいや、あかん、ハマったら怖いわ!
でも欲しい~!と大いに迷いながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― メンタルに効く西洋美術 ――
著者は宮本由紀(みやもと・ゆき)さん、
2020年8月に発行されました。
『COURAGE THROUGH ART』と英語題名が、
『逆境にもくじけないアーティストたち』と
日本語副題が付されています。
「ぎゃッきょうゥ……!」
「ぐるるるる……!」(←訳:くじけない……!)
そう、現在では
《ルネサンスの至宝》だとか、
《美術史を変えた!》だのと
賞賛されまくっている巨匠さんたちも
最初から順風満帆だった訳ではありません。
この御本では、
巨匠さんたちの画業や功績よりも、
彼/彼女たちが味わったどん底、
苦難や苦闘に焦点が当てられています。
各章で取り上げられているのは、
ゴーギャンさん、
ゴッホさん、
ウィリアム・ホガースさん、
メアリー・カサットさん、
レオナルド・ダ・ヴィンチさん……と、
押しも押されぬアート史上の偉人さんたち、ですが。
「いろいろォ~あッたのでスよゥ!」
「がるるぐるるる……」(←訳:心情はフクザツ……)
レオナルドさんが
あれもこれも未完作品だよねぇと揶揄されたり、
ゴッホさんの最期が悲劇であったりしたことは
よく知られています。
けれど、
ミケランジェロさんも
作品からは窺い知れぬ
重い荷物を背負っていたことは、
初めて知りました……!
「いつだッてェ、やッかいィなのはァ~」
「ぐるがる!」(←訳:親戚関係!)
ミケランジェロ・ブオナローティさん(1475~1564)。
公式な記録によれば、
生涯独身であったミケランジェロさん、
父親と、
4人の兄弟がおりました。
お兄さんは修道士になりましたが、
3人の弟は”トラブルメーカー”で、
弟たちの不始末のリカバリーをさせられるのは
いつもミケランジェロさん。
そんなトラブル家族たちの中にも、
ただひとり、
ミケランジェロさんにとっての救いは。
「おいッこさんッ!」
「がるるるるるるぐる!」(←訳:リオナルドさんだよ!)
弟・ブオナッロートさんの息子、
リオナルドさんだけは、
”真の家族“だったようです。
ミケおじさんが甥へ書き送る手紙の内容は、
叱責、忠告、心配事。
リオナルドさんが伯父さんへ送るのは、
地元の特産物、
衣服、チーズやワイン、果物。
口うるさくはあるけれど、
微笑ましくも温かく、
甥の生活を見守るうち、
やがてミケランジェロさんにも
恋の予感が……?
「みけェおじさんッ、がんばッてェ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:叶うといいね!)
それぞれの画家さんたちの、
足元の闇、
彼方に射す一条の光。
光へと、歩む道のり。
ユニークな着眼点の美術評論書は
アート好きな活字マニアさんに
おすすめですよ。
ちょっとだけ付け足しますと、
私ネーさ、個人的に、
19世紀後半に活躍した画家
ジェームズ・ティソさんについて書かれた章には
しんみりさせられました。
ティソさんのファンの方々は
ぜひ、一読してみてくださいね~♪
ひゃほうゥ! でましたでスよゥ~!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!クマも参入!)
こんにちは、ネーさです。
Nintendo Switchに初登場したのは、
『おうちでリラックマ リラックマがおうちにやってきた』!
これは欲しいわ~♫♪
……いやいや、あかん、ハマったら怖いわ!
でも欲しい~!と大いに迷いながら、
さあ、読書タイムですよ。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― メンタルに効く西洋美術 ――
著者は宮本由紀(みやもと・ゆき)さん、
2020年8月に発行されました。
『COURAGE THROUGH ART』と英語題名が、
『逆境にもくじけないアーティストたち』と
日本語副題が付されています。
「ぎゃッきょうゥ……!」
「ぐるるるる……!」(←訳:くじけない……!)
そう、現在では
《ルネサンスの至宝》だとか、
《美術史を変えた!》だのと
賞賛されまくっている巨匠さんたちも
最初から順風満帆だった訳ではありません。
この御本では、
巨匠さんたちの画業や功績よりも、
彼/彼女たちが味わったどん底、
苦難や苦闘に焦点が当てられています。
各章で取り上げられているのは、
ゴーギャンさん、
ゴッホさん、
ウィリアム・ホガースさん、
メアリー・カサットさん、
レオナルド・ダ・ヴィンチさん……と、
押しも押されぬアート史上の偉人さんたち、ですが。
「いろいろォ~あッたのでスよゥ!」
「がるるぐるるる……」(←訳:心情はフクザツ……)
レオナルドさんが
あれもこれも未完作品だよねぇと揶揄されたり、
ゴッホさんの最期が悲劇であったりしたことは
よく知られています。
けれど、
ミケランジェロさんも
作品からは窺い知れぬ
重い荷物を背負っていたことは、
初めて知りました……!
「いつだッてェ、やッかいィなのはァ~」
「ぐるがる!」(←訳:親戚関係!)
ミケランジェロ・ブオナローティさん(1475~1564)。
公式な記録によれば、
生涯独身であったミケランジェロさん、
父親と、
4人の兄弟がおりました。
お兄さんは修道士になりましたが、
3人の弟は”トラブルメーカー”で、
弟たちの不始末のリカバリーをさせられるのは
いつもミケランジェロさん。
そんなトラブル家族たちの中にも、
ただひとり、
ミケランジェロさんにとっての救いは。
「おいッこさんッ!」
「がるるるるるるぐる!」(←訳:リオナルドさんだよ!)
弟・ブオナッロートさんの息子、
リオナルドさんだけは、
”真の家族“だったようです。
ミケおじさんが甥へ書き送る手紙の内容は、
叱責、忠告、心配事。
リオナルドさんが伯父さんへ送るのは、
地元の特産物、
衣服、チーズやワイン、果物。
口うるさくはあるけれど、
微笑ましくも温かく、
甥の生活を見守るうち、
やがてミケランジェロさんにも
恋の予感が……?
「みけェおじさんッ、がんばッてェ!」
「ぐるるがるる!」(←訳:叶うといいね!)
それぞれの画家さんたちの、
足元の闇、
彼方に射す一条の光。
光へと、歩む道のり。
ユニークな着眼点の美術評論書は
アート好きな活字マニアさんに
おすすめですよ。
ちょっとだけ付け足しますと、
私ネーさ、個人的に、
19世紀後半に活躍した画家
ジェームズ・ティソさんについて書かれた章には
しんみりさせられました。
ティソさんのファンの方々は
ぜひ、一読してみてくださいね~♪