ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

宇治十帖の舞台を歩く

2016年01月30日 | 京都



今回の旅は宇治を訪問するのが主な目的。
テーマは宇治十帖の舞台を旅する。。 
といってもテーマはえしぇ蔵が決めたもので、宇治十帖が何かピンとこない私。

それよりも、宇治といえば、たま木亭!!

前から宇治に行くときは寄ろうと決めていたので、宇治の隣の黄檗駅で下車。以前は4坪ほどの小さな店だったのが、移転してこんな立派な店舗。 
朝10時ごろだったのでまだ行列は店内に20人ほどのみ。 

具がたっぷり!と噂で聞いていたとおり、甘い系も食事系もボリュームたっぷりのパンが多い。 
個人的には具だくさんより、パンの生地をシンプルに味わえるパンが好きだけれど、ここのパンはクリームは甘さ控えめで決して生地とのバランスが悪いわけではなかった。 

宇治のほうじ茶を使ったクリームパン、木の実とラズベリーがたっぷり入ったパン、そして持ち帰り用のハード系とフランスパンを購入。 



せっかく黄檗駅で降りたので、黄檗宗萬福寺に寄ってみる。

中国様式がみられる、ユニークなお寺だった。 
お天気もいいので、電車を待つ間、門の外のベンチでたま木亭のパンを食べる。 



宇治に移動して、宇治川にかかる宇治橋へ。 



谷崎版の源氏物語を通読しているえしぇ蔵から、宇治十帖について教えてもらう。 
源氏物語といえば・・学生のころに、大和和紀の漫画『あさきゆめみし』で読んだのみ。
源氏物語の最後にそんな話があったっけ・・・? 宇治十帖編は読んでないかも。。

そしてなんといっても平等院! 
平成の大修復により美しいべんがら色がよみがえり、瓦も葺き替えられている。
修復前に訪問して、ビフォーアフターを比較してみたかった。 

想像していたより小さい、というのが第一印象。
そもそも平等院という名前は知っていても、それが何のための建物なのか歴史に疎い私は知らなかった。 鳳凰堂は通称で、本当は阿弥陀堂。つまり阿弥陀如来を安置するための建物らしい。





内部観覧のチケットを買い、15分のツアーに参加。(阿弥陀堂内部は20分ごとに50人限定のツアーに参加しなければ拝観できない) 
この季節の京都は修学旅行生は皆無で、旅行者も少ないので、どこも待たずに回れるのがいい。 

阿弥陀堂の内部は外部ほどは修復の手が施されていないので、1000年前の極彩色を想像する楽しみがある。よどみないガイドさんの説明を聞くのと聞かないのでは、鑑賞の仕方が違ってくる。

ツアーのあと、併設のミュージアムで初代鳳凰他、阿弥陀堂内部から移設された像などを鑑賞し、修復の様子をDVDで鑑賞。 

平等院を堪能してお腹がすいたので、中村藤吉で宇治川を眺めながらランチ。 



やっぱり宇治に来たら茶そばかな。 



独特のぷるるん感がたまらない抹茶ゼリーもセット♪



宇治川を渡って、宇治神社、弘法大師が開いた恵心院、曹洞宗最初の寺院である興聖寺、現存する最古の神社である宇治上神社とまわった。 (←えしぇ蔵日記、そのままコピペ) 



最後は源氏物語ミュージアム。 
展示品は多くはないけれど、見せ方に工夫があって、なかなか楽しめる。 
源氏物語から2話をピックアップして、それぞれ20分ほどのショートムービー(人形劇)を上演していた。

そろそろ漫画ではない源氏物語を読んでみようか・・ 
谷崎はちょっと敷居が高いので、瀬戸内寂聴版かな。 
そのあとに田辺聖子の新訳を読むのも面白いかも! 



宇治を後に京都に戻り、ホテルで一休み。 
夜は予約していたビストロへ! 

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