ある日のランチ

連休中パンを焼かなかったのでストックがなくなった。全粒粉を１割配合したホワイトローフを焼いて、ついでにオリーブオイル＆豆乳のスコーンも。

ちょうどお昼時に焼きあがったので、残り物で済ませる予定を変更して、パンランチ。　たとえご飯とお味噌汁を食べたとしても、焼きたてパンの誘惑に勝てずにパンも食べてしまうんだから。　

焼きたてのパンには、オリーブオイルと美味しい塩があればいい。



パンといえば・・先日ボンラパスでショックなニュースを聞いた。

即興詩人が５月いっぱいで休業されるそう。糸島の工房を何度か訪問し、産直クラブで扱っていたころ注文したこともあった。高宮に住み始めてからはボンラパスでいつでも買えると思って嬉しかったのに。

天然酵母という言葉が今ほどメジャーではなかった30年前に、穀物や果物を潰して作った自家製の自然酵母でパンを作り始めた草柳氏。ヨーロッパ放浪の旅でパンと出会い、それから独自のスタイルを貫いてパンを作り続けられた。職人というより、旅人という印象。ダンディな風貌からも「スナフキンみたいな人だね」とえしぇ蔵と話したことがある。

即興詩人のパンはみんなずっしり重くて、粉の味とどこかフルーティな香りがした。

ブラウンスコーンがきっと恋しくなる。
最後の納品まで、見かけたら買って冷凍しておこう・・でもそう考えるファンがたくさんいて、最近ボンラパスのコーナーはいつも売り切れ（涙）