今夜は食べ盛りの若者5人を招いて、食堂のアジュンマに徹した。
今年の春から短期宣教で福岡に滞在中の韓国の若者たち。共同生活をしながら食事は交替で作っているらしいけれど、なにせ20代の学生ばかり。レパートリーも少なく、生活費も限られているので、最近栄養失調気味で爪に縦の線が入ってきたとか・・。
オンマ(お母さん)の味にはとてもかなわないけれど、せめて韓国料理をお腹いっぱい食べさせてあげたくて、「ご飯食べにおいで」と誘ったら「はい!いつですか?」という返事が速攻で帰ってきた。韓国では社交辞令は通じません。もちろん本音で誘ったので喜んでくれて嬉しい。
食前の祈りの後、約10分はほとんど会話もなく、ただひたすら、もくもく・・というより、がつがつとみんな食べる食べる!久しぶりにこんな食べっぷりを見て、なんだか感動してしまった。
1.5キロのポッサム(ゆで豚)キムチ、ラーメン入りトッポキ、テンジャンチゲ(韓国の味噌汁)、ホバ(韓国かぼちゃ)のナムル、オイ(きゅうり)キムチ、そして4合のご飯がほぼ完食。韓国には『食卓の脚が曲がってしまうほどたくさんのご馳走』という言葉がある。次回はもっともっと量をふやさなくちゃ。