山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

森吉山と角館散歩

2015-06-22 | 山行
2015年6月22,23,24日(水)  先月に続き母のショートステイに併せた夫婦旅第二弾。施設に母を預けて、自宅に戻り急ぎ東京駅に駆けつける。

はやぶさ連結の赤い新幹線こまちに乗車、わずか3時間で秋田県角館に着いてしまった。改札を出て、右手の内陸線ホームへ移動してかわいい気動車に乗り換えた。

今回は花の百名山の森吉山と緑に染まった角館をゆっくり散歩しようという企画だ。阿仁スキー場のある三角屋根の阿仁合駅に到着、阿仁スキー場は国土計画が開発して西武Grから離れて変遷して8年、現在は市営・森吉山阿仁スキー場となっている。運営は「NPO法人森吉山」というのだそうだ。送迎をお願いした車のドライバーさんが説明してくれた。お手伝いのオバサンの軽は12kmを20分弱で飛ばしスキー場下のペンションのひとつに到着した。



ホテル フッシュは亡くなったオーナーの奥さまが切り盛りされており想像以上に大きなペンションだった。



二日目朝、ゴンドラ運行が9:00と聞いていたがブナの森を歩いてみることにした。林道終点がキャンプ場でそこから山道が始まる。

ブナ帯の気持ちのよい登りで、周囲が明るくなったらゴンドラ山頂駅。そこから灌木帯になって石森分岐(1305m)に着いた。シラネアオイやイワカガミ、チングルマ(のガク)の群生。





木道の向こうになだらかな森吉山山頂が見えた。阿仁避難小屋を過ぎると山頂だった。



お花畑があるという山人平は少し行った露岩のところから東へ雪渓を降りたところで山人平と思われる台地が広がっていた。

小ぶりなミズバショウが一面に咲いた湿原やチングルマの咲く原が点在していた。木道の引き込みで休憩してから往路を戻った。





森吉スキー場や西の又口とゴンドラを結んで歩いているハイカーに多く出会った。阿仁避難小屋の日陰で持参のオカズを並べているオバサン達に呼び止められた、ネマガリダケ、コゴミや山菜各種、市内の仲良しハイカーさんとか。

帰りは送迎の時間と相談して片道だけゴンドラに乗った。時間が出来たので山麓駅の食堂で下山祝いをしていたら、休んでいた従業員さん達から山菜漬の差し入れを頂いた。

宿の奥さんに見送られ、再びオバサンの軽に乗せていただき阿仁合駅に到着した。

角館は、以前5月GWの桜の季節に訪れたので2回目、緑鮮やかな武家屋敷の街並みを楽しみにしていた。

三日目はリーダーをカミさんと交替して街並みをぶらついて夕方の赤い新幹線こまちに乗車し帰京した。






今年は山も花期が1,2週早くてピークは過ぎていたようだが、どうして花々も楽しめたし、素敵な出会いもあった山旅だった。

6/23 阿仁スキー場の宿(480m)6:25…ゴンドラ駅6:41…ブナ帯キャンプ場8:00…ゴンドラ上駅8:55…石森分岐9:20…阿仁避難小屋…森吉山(1454m)10:22,25…雪渓10:30…山人平10:50,11:25…森吉山11:55…ゴンドラ上駅12:50=ゴンドラ下駅13:17…休憩室13:45…宿14:05着  歩:7h30

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