笛吹川東沢釜ノ沢、「あの田部重治の紀行文[山と渓谷]に絶賛された古典的な名渓へ」がその山行のタイトルだった。台風のなれの果ての低気圧が接近していた。うまくもって6/28土曜日の午後から雨が降り出して明日6/29(日曜日)は雨の中の早めの下山しかない。と思っていたところ幸い天気の神様から半日の荒天の遅れをいただいた。
沢コースなのに地形図には登山路の点線が未だに残っている。少なくとも山ノ神までは、古い道跡が切れ切れに続いていた。入渓、谷に入ることをそう呼ぶ。水際を効率よく岩を拾いながら辿っていく。そろそろ岩盤の連なりを水流が走る滑(なめ)と呼ばれる地形が登場してくる。連日の梅雨空に増水気味の谷は勢いよく、結構な水圧の水流で溢れていた。
フェルト底の沢シューズに足元を固め、濡れた滑床の水際を遡っていく。僅かの傾斜に緑、茶、黒色と様々な苔が岩肌に付着し、それらが微妙に滑り易さが違う、足の裏全体をフリクションにして歩いて行く。天性のバランス感覚を身につけたIさん。ヒョコヒョコ、ソロリソロリと這い上がっていく。いぶし銀のSeさん、若手のSaさん、今日は沢は久し振りの私含めて4人の参加。
塩山尾根と鶏冠尾根に挟まれた東沢・釜の沢東俣は源頭を甲武信小屋の水場としている
沢コースなのに地形図には登山路の点線が未だに残っている。少なくとも山ノ神までは、古い道跡が切れ切れに続いていた。入渓、谷に入ることをそう呼ぶ。水際を効率よく岩を拾いながら辿っていく。そろそろ岩盤の連なりを水流が走る滑(なめ)と呼ばれる地形が登場してくる。連日の梅雨空に増水気味の谷は勢いよく、結構な水圧の水流で溢れていた。
フェルト底の沢シューズに足元を固め、濡れた滑床の水際を遡っていく。僅かの傾斜に緑、茶、黒色と様々な苔が岩肌に付着し、それらが微妙に滑り易さが違う、足の裏全体をフリクションにして歩いて行く。天性のバランス感覚を身につけたIさん。ヒョコヒョコ、ソロリソロリと這い上がっていく。いぶし銀のSeさん、若手のSaさん、今日は沢は久し振りの私含めて4人の参加。
塩山尾根と鶏冠尾根に挟まれた東沢・釜の沢東俣は源頭を甲武信小屋の水場としている
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