山のあれこれ

山の楽しみのあれこれを紹介していきたいと思います。

北西尾根より牛奥ノ雁ケ腹摺山

2012-10-20 | 山行
10月20日(土) 高尾7:26発小淵沢行きの車内で3人が合流した。今日は一年ほど山から遠ざかっていたS君とIさんと3人で秋色に染まり始めた南大菩薩を歩く。
甲斐大和の駅前に10数人が降り立つ。栄和交通がマイクロバスを使って運行している9:20発上日川峠行きのバス待ちだ。

自由乗降区間なので大菩薩湖BSからすぐの日川林道分岐で下車した。料金は\800でよいとのこと。広葉樹が赤や黄色に色づき雲間からの太陽にこのときは感謝、しかし雲の多い週末だった。

雨沢の堰堤を過ぎ20分ほどで北西尾根に着いた。笹藪を切り開いた木段の入口には「牛奥ノ雁ケ腹摺山登山口」と白い板表示があった。これも昭文社地図に赤い点線が入ってしまったせいかも。

しばらく落葉でフカフカの急登の道が続く、鹿の真新しい足跡を辿っていくと前方の藪で鋭く鳴き交わす声が聞こえた。大岩の左手を巻いて岩の上に出ると、見晴らしがきき大菩薩湖が見えた。どうやら今日は雲の取れそうにない一日になりそうだ。



牛奥ノ雁ケ腹摺山に到着、小金沢連嶺・南大菩薩の縦走路なので登山者が行き交う。

お昼には未だ早いので黒岳に向かう。賽の河原に下る山腹はススキの原だ。冷たい強風にススキ穂が波打っている。賽の河原は笹原に変わっていた。





川胡桃沢の頭を過ぎて日本庭園のような細尾根をたどると黒岳に着いた。大峠・雁ケ腹摺山に続く尾根道を確認しないまま空きっ腹を抱えて場所捜し。





白谷ケ丸を過ぎた草っ原の南斜面の岩陰にお店を拡げた。岩塊が点在して、もう少し陽差しがあると素敵なパーティ会場なのに。山に戻ってきたS君へのささやかな歓迎会と称して缶ビールを開け、具たくさんラーメンをすする。

見渡す湯ノ沢峠にあった電波鉄塔が無くなったのは通信技術の進化のせいか。湯ノ沢峠を右折すると避難小屋を見て林道に出る。

小屋の後ろから焼山沢沿いの余り踏まれなくなった道を下って林道に出る。さらに林道を延々と降りてバス道路に出る。左に折れてすぐに、やまと天目山温泉の屋根が見えてきた。





日川林道入口9:42…雨沢10:08…木段・牛奥ノ雁が腹摺山北西尾根入口10:12…大岩10:56,11:10…牛奥ノ雁ケ腹摺山(1990m)11:20…川胡桃沢ノ頭12:02…黒岳12:32…白谷ケ丸12:52…休憩13:05,14:05…湯ノ沢峠14:15…避難小屋14:20,30…(焼山沢沿い)…林道15:07…やまと天目温泉BS 15:58,16:10乗車

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする