ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)と三河八橋のカキツバタ

2019-05-04 09:22:52 | 草花
昨日、お天気に誘われて、自転車で安城市・知立市・刈谷市を回ってきました。
まず、ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)を二か所で見てから、少し足を延ばして在原業平の伝承で有名な三河八橋の無量寿寺のカキツバタを見に行きました。
まずは拙庭の芍薬です。
綻びはじめ ↓


開花 ↓


夕方には二輪 ↓

朝方はほころび始めでしたが、お昼頃にはついに花が開き、きれいな姿になりました。
自転車で周回して、夕刻に家に戻った時には花が二つになっていました。
この種類は山の神様が実生で育てたものです。



ジャガイモ ↓

馬鈴薯の花も咲き始めました。



エビネ ↓

エビネの花も咲き揃いました。

これを見てから、家から漕ぎだします。
手始めに付近の小学校の校庭に入り、ナンジャモンジャの木を見ます。

安城市二本木小学校のナンジャモンジャ ↓





木が若くて勢いがありますが、北(画では右)側の枝後無くなっていて、ややバランスが良くありません。



お寺さんのキモクレン ↓

次の目的地に行く前に手前にあるお寺さんに立ち寄ります。庭が綺麗に手入れされていて、小生のお気に入りのお寺ですので、名前は敢えて挙げないことにします。



安城北部小学校のナンジャモンジャ ↓



ここのものは小学校の校庭に植えられていて、植えてから90年ほど経つものです。
今回ここにきて樹を見た時に異様さを感じて「ギョッ!」となりました。
枝葉が透けてしまい、花だけが見えて、葉が見えないくらいみすぼらしくなっています。これは枯死の危機かもしれません。
取り敢えず休みにも拘らず教員室にいた先生に、樹の様子がおかしいので、何らかの手立てが必要ではないかということを、老婆心ながら具申しておきました。

小学校を後にして、三河八橋の無量寿寺に向かいます。

無量寿寺のカキツバタ ↓





つい先日、中部地方のTV局がこの場所のカキツバタについて放送していましたので、沢山の人が来ていて、自動車の通行は制限されていましたが、自転車の小生はスイスイと目的地に到着できました。

伊勢物語第九段「東下り」で「か・き・つ・ば・た」の折句(ある言葉を5・7・5・7・7の各句の頭文字に置く)の技法を凝らした、「唐衣 着つつなれにし つましあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」という歌は有名ですね。

お寺の境内には俳人松尾芭蕉の「杜若われに発句の思ひあり」の石碑もありました。



オモダカの仲間 ↓

カキツバタに混じって、オモダカの仲間も咲いていました。ヘラオモダカかと感じましたが、時季的に早いのでしっかりした同定は避けます。



付録

この前日に知多半島に筍掘りに出かけました。かなりの収穫があり、帰宅後に孫たちとともに直ちにアク抜き作業にかかり、翌日から美味しいタケノコを賞味しています。
コメント (2)
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