ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/19日 南アルプス林道歩き その6(最終記事):帰り道 見落とした花は無かったか・・・・林の中で熊さんの親子を見てしまいました。

2019-05-26 07:07:59 | 草花
帰り道は下り一方ですから、気楽です。
山の緑を楽しみながら、来るときに見落としていた花や、もう一度確認しておきたい花などに気を配りながら下山して行きます。
長い下り道の途中で、バスに乗りたい人が出ましたので、ぴーちゃんもそれに合流して、お三方はバス待ちの休みを入れることになりました。
この区間の林道バスは、手を挙げたところで止まってくれますので、サービス満点です。

小生はバスに乗らずに戸台大橋までの林の中の道を歩くことにしました。この道は地図上には記載がありますが、実際には廃道となっています。

その一人旅の道中で、熊の成体に出遭いました。それは真っ黒の艶のある毛に覆われた美しい熊でした。
距離は50mほど離れていましたので、危険とされる出し抜けの遭遇ではありません。
そこで、手をバンバンと鳴らして、大声を出し続け、人間がここに居ることを熊さんに知らせてやります。
有り難いことに、熊さんは方向転換をして山を下る方向に歩き出しました。すると、その後から小さい熊が二匹続いて行くではありませんか。  あの成獣はメス熊だったのですね。

シナノコザクラ ↓



来た道を戻っているのでシナノコザクラの咲く場所は判っています。帰りの土産に撮って行きます。



甲斐駒ヶ岳 ↓

甲斐駒ヶ岳は終日雲に邪魔されていたようです。



イカリソウ ↓

来る時よりももう少し花を拡げているようです。



カツラ ↓

カツラの葉はこのように丸くて明るい色で出迎えてくれていました。



サルオガセ ↓

地衣類のサルオガセが木の枝から垂れ下がっています。



チチブシロカネソウ ↓

目当てにしてきたチチブシロカネソウともお別れの挨拶をします。



ニワトコ ↓

ニワトコの花は来るときに見落としていました。



甲斐駒ヶ岳 ↓

最後の最後で甲斐駒ヶ岳が山頂部を見せてくれました。美しい三角錐ですね。



ミツバツチグリ ↓

この花も来るときに見落としていました。



ミヤマキケマン ↓

来るときに見落としていた花が結構あるものですね。


この後、バスに乗る他のお三方と一時お別れして、小生が単独で山の道を下ります。
この時に、バスでの下山組をあまり待たせてはいけないので、カメラをリュックにしまってしまいました。(これによって折角の熊さん撮影のチャンスを、みすみす逃してしまったことになります。)
そして熊の母子に遭遇したのは先述の通りです。
熊の姿を見た最初の時は、
1.あっ、何か動いているぞっ 「熊さんだ!」
2.一瞬緊張しましたが、恐怖は感じませんでした。
3.そして、小生がここに居ることを知らせる合図をしながら、熊さんの軌道を交差して行ったのでした。


歩行数 ↓

それなりに疲労感を背負って、予定時間よりも10分ほど早くに、三人の待つ、駐車場に戻ってきました。



逆光の中で・・・↓

帰り道に逆光の中で中央アルプスの宝剣岳が見えていました。(「島田娘」も見えています。)

平谷村の道の駅で豊橋・豊川組の男性二人とお別れして、出発地の刈谷市に戻ります。
自転車を漕いで自宅に着いたのは午後八時を少し過ぎていました。



※付録
拙庭で咲いている花を付録にしておきます。
アスチルベ ↓




ひまわりの実生 ↓

昨年咲いた向日葵から種を採って、今夏、実生で咲かそうと頑張っています。



ドクダミ ↓

そこらじゅうで蔓延るドクダミも咲き始めはなかなか味のある姿をしています。
コメント (2)
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