ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/2日 富士見岩と石巻山をリハビリ山行 (下段=最終記事) : ついに花粉症がやって来ました。 

2018-03-05 07:11:29 | 草花
今回は久しぶりの山行とあって、随分失敗がありました。その中でも、カメラを持って来忘れたのは、情けないことでした。
しかし、有り難いことにスマホがありましたので、これに頼りきりになりましたが、使ってみてつくづく感じたことですが、やはり専用の単体カメラと比べると随分使い勝手が悪いと感じました。

またもう一つの失敗のGPSがまともに作動してくれなかった問題は、後半あたりから解消されていて、信頼に足る動きをしてくれるようになって居ました。
これによって、それから後はGPSを頼りにして歩くように切り替えました。このことは最終局面で、今では道が不明瞭になった山中を歩いて行くのに大変役立ちました。

そして、いきなり花粉の濃い空気を一日中吸い込んだ結果、すっかり、くしゃみと鼻水に悩まされる境遇になってしまいました。

山道に入る ↓

神社の参拝を済ませて、山道に入って行きます。



蛇穴 ↓

この山は石灰岩質ですので、山麓にはセメント工場もありますが、山中では岩が雨水に浸食された一種の鍾乳洞があります。ここではそれを蛇(じゃ)穴と呼んでいます。



大きな枯れ木 ↓

道の行く手に惚れ惚れするような大きな枯れ木が立っています。どこか神宿るものを感じます。



石灰岩の水蝕地帯 ↓

ここを「ダイダラボッチの足跡」と名付けているようです。
石灰岩地は雨の後などは滑って歩きにくいですね。



ムラサキケマン ↓

斜面の陽だまりで僅かに花が咲いていました。



ヤマアイ ↓

慣れていないスマホでの撮影ですので、折角の花が白トビしてしまいました。



山頂直下 ↓

標高は低い山ですが、山頂部分は露岩帯で、鎖場やはしご場が出てきます。



山頂の要らぬマーキング ↓

山頂に着き、岩に彫り込んだこんなものを見てしまいました。どうやらこの地のボーイスカウトの仕業のようで、方角を刻んだようですが、こんな余分なことをして欲しくはありませんね。



北方面 ↓

ここでも富士山は見えませんでした。しかし、空は晴れてはいます。



バードウォッチャー ↓

山頂の日当たりの良い場所に持参の組み立て椅子に座っている男性がいました。傍らには望遠レンズをつけたカメラが置いてあり、明らかにそれらしいいでたちでした。
この男性と小一時間ほど歓談の時間を持ちましたが、彼は猛禽類の撮影に来ているとのことで、小生との時間中に、ハヤブサが3度ほど飛翔してきました。



下山の道筋 ↓

山頂を辞して、途中から山を巻く道に入り込みます。GPSがまともにお仕事をしてくれるようになりましたので、廃道となってしまった道でも安心して突き進んでいけます。



アオキ ↓

アオキの実が綺麗に生っています。これを少しばかり頂いて来て、拙庭に播いておきましたが、翌日にはきれいになくなっていました。きっとヒヨドリの胃袋に納まったのでしょうね。



コクラン ↓

人が通らないような道を歩くと、こういう野生ランにも出会います。



”王国” ↓

全く人里から隔絶された山間の尾根筋に、忽然と世捨て人の”王国”が目の前に現れました。
人が住んでいるのかどうか気になって、声を掛けましたが返答はありませんでした。
もちろん電気は通っていないし、水道もありませんから、文化的な生活からは隔絶されていますが、それなりに存在感はありました。



道はないけれど・・・ ↓

地図上には道が書かれているのですが、現実はそれが見分けつかなくなっていて、ひたすらGPSをお友達にして下って行きます。



人里に出ました。 ↓

山から下り切り、田園風景の中を戻って行きます。



廃寺か? ↓

ここのお寺さんの駐車場に車を置かせていただきました。お寺さんに挨拶するべく境内に入りましたが、ひと気がありませんでした。



ホトケノザ ↓


ノボロギク ↓

朝来た時にはまだ薄暗かった駐車場ですが、昼間の今は陽を浴びて早春の花が咲いていました。
このほかにタネツケバナも見ましたが、撮影に失敗しました。

久しぶりの山歩きでしたが、まだ痛みは残っていますが、短時間ならさほど支障はないのではないかと感じました。
コメント (8)
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