久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

今話題の政府給付金に思うこと

2008-11-13 11:23:52 | Weblog
 新聞やニュ-スをにぎわせている、政府給付金。私はちょっとおかしいのではと思っています
 何がかと言うと、総理も打ち上げっぱなしで、配り方やもらえる人の上限は市町村で勝手に決めろというこれも何たるやり方と思いますが(こんなの分権ではない!)根本的に嫌な感じがするのは、”ほどこし”のように感じるということです。

 私の感覚からしても、経済の活性化にもほとんどならないと思いますし、国民はこんなことを政府に求めているのだろうかと疑問です。もっと大きな不安を取り除くこととか、将来に希望がもてるような政策を語り、それにお金を使いますよ、というメッセージの方が大切だと思うのですが

 子供も大人も一律に配るというのもひっかかります。税金を払っているひとに減税するとかどうしても困っている世帯に支給するのなら分かりますが、税金も納めていない、遊んでいる人にも何しろ一律に”ばらまく”という、まさに上からお金をばらまいている図が浮かんできます。

 もうひとつ、人間の幸せはやっぱりお金だと言っているように感じます。日本は、やっと人間の幸せはお金や経済の発展だけではないということが分かってきたのではなかったのでしょうか
 この感覚が嫌です。お金をばらまいて、使わせて、経済を活性化させれば当面よし、という感覚

 日経新聞夕刊のコラムに、作家の方が、ポリシーがあってやんわりと、自分は年収950万ぐらいだけど、この給付金ご辞退しますと書いてありました。私もそれはほしくないと言えばうそになりますが、良く考えてみようと思っています。まだ事態は刻々と変わりそうですけどね。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ryu)
2008-11-13 11:40:15
たまに読ませてもらってます。
私もその通りだと思います。経済対策がいつの間にか社会政策になってますし、ほんとに選挙のためのバラまきです。
総理は生活に困っている人とか貧困者に配るとかいってました。
そこまでいわれて貰いたくないですね。
返信する

コメントを投稿