頼もしや、女性管理職

　我々が活動してきた「女性の大活躍推進福岡県会議」も今年5年目に入りました。2013年5月、全国に先駆け、経済界主導で発足したこの会議体は、たくさんの方の手弁当でこれまで続いてきました。

　この中に、女性管理職ネットワーク（WE—Net）という集まりが2013年10月に発足し、1期生は約1年半、2期生からは毎年メンバーが変わって、現在4期生が活動しています。
　この会の特徴は、お客様としてセミナーに参加するのではなく、自ら問題意識を持って、テーマを決め、その勉強会を組立て、1年の成果を発表することになっています。
　1期約30名のメンバーが、グループに分かれて、分担して年4回勉強会を開催することになっているので、その時は大変ですが、企画や準備もいい勉強になり、とても仲良くなるそうです。
　現在4期生の活動も佳境に入っており、2月で終了。現在5期生を募集しています。

　もうひとつ、嬉しいこと。昨年からWE—Netの卒業生から声が上がり、このネットワークを途絶えさせたくないということで、WEサロンという会が出来ました。
　昨年12月23日、兎に角おしゃれして、何か赤い物を付けて集合、という会が開催され、30人ほど集まりましたでしょうか。とても素敵な楽しい会でした。特に、他己紹介というのがいいアイディアで、5分間でしたでしょうか、次々にハイタッチして、自己紹介をして回る、最後に出会った人をマイクで紹介するというゲーム。なかなか盛り上がりました。
　着物で現れた女性も4，5人いたでしょうか。皆素敵でした。

　私が本格的に仕事を始めた30年前、女性管理職ってどれくらいいたのでしょうか。本当に点だったと思います。
　それからすると、このネットワークだけでもすでに120名以上がいるわけですから、何とも嬉しく、頼もしいことです。

　何で、女性管理職、管理職というのかと聞かれることがあります。まずは、いずれの場面でも決定権のある所にもっと女性を！というのが第1。次に、優秀な女性がたくさんいるのに、その能力が生かされていないのが残念！というのが第2。産む性である女性が子育ても仕事も出来るんだという世の中、環境を作りたいというのが第3でしょうか。
　最終目的は女性管理職増加にあらず。皆さまどうぞご理解、ご支援ください。