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今日も人生はライフ

60代主婦の日常はけっこうビジー。

ミミズの黒焼き

2017年09月15日 | 暮らし

例によって、接骨院の待合室での会話である。

何がきっかけでそんな話になったのだろう。Aさんの体験談が聞こえて来た。

  「子どもの頃、おねしょするとね、父親がミミズの黒焼きを
  煎じて飲ませるのよ。いやだったわぁ」

お相手の女性はうなずきながら

  「ああ、聞いたことがある。一種のおまじない?
  っていうか
、薬みたいなもんでしょ」

Aさんがさらに続ける。

  「ほかにもね、赤ガエルやムカデも食べさせられたわ。
  イモリとかトカゲとか、あとカタツムリ」

  「へぇー、カタツムリまで? じゃ、ナメクジなんかも?」

  「いやぁ、さすがにナメクジはなかった」

興味津々で聞き耳を立てていた私だったが、ここで思わず吹き出した。
カタツムリがOKでナメクジはNGだという、その理由はいったい何なの
だろう?

 


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連載小説と格闘する

2017年09月09日 | 暮らし

新聞の連載小説。林真理子、浅田次郎、と読みやすい作家の作品が
続き、毎日楽しんだ。おかげで新聞小説を読む習慣がすっかり身につい
ちゃって 「さあ、次は?」とワクワクしていたのだが…

8月から始まったのは、なんとなんと高村薫である。困ったなあ。
その昔 『マークスの山』を買うには買ったのだが、最初の数ページで
挫折して、それ以来近寄らない
ようにしている作家なんだもの。

それでも 『我らが少女A』というタイトルには興味をそそられた。
途中リタイア
になるかもしれないとは思ったけれど、読めるところまで
頑張ってみようと決めたのは、この題名のせいだ。

   ************

文字がぎっしりで、唯一の隙間は段落替えの際に生じるわずかな空白
のみ。
とにかく重たくて緻密で堅牢な文章を読み続けるのは、骨が折れる。

だが、苦行に等しい1ヶ月が過ぎたあたりで、ようやく物語が動き始め、
面白くなりそうな予感到来である。この作家の人気シリーズである
合田雄一郎という警察官を主人公にした作品だと知ったせいもあるかな。


昨日あたりから 「よし、がんばるぞ」と気持ちを新たに高村薫と格闘
しています。


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けんか腰

2017年09月06日 | 暮らし

ネットオークションに出品した。年に一度くらいしか利用しない
システムなので
、毎回私は初心者に逆戻りだ。

そして、やってしまった失敗。

通常、落札者からの入金を確認してから品物を発送するというのが
手順だと思っていたのだが、そうでない場合もあるってことを知らな
かった
私のミスである。

落札者が「かんたん決済」を選択した場合に限り、入金の通知イコール
支払い完了となるルールだったのよね。間に入ったオークションサイトが
支払いを言わば「保証」してくれるからだ。それを、私ったら

   「口座への入金を確認し次第 商品を発送します」

と能天気な返信をしてしまった。相手の送金と私の口座への入金には
多少のタイムラグが生じるから、その時は当たり前の意思表示だと
思ったのだが…

落札者のAさんから怒りのメールが届いた。

   「商品の受け取りを確認してからでないと、こちらは決済
   できないんですけど! あなた、一連の流れが分からない
   ん
ですか!!」

えっ、怒らせちゃったの?どうしよう。 泡を喰ってオークションサイトの
ヘルプを探した。で、上記のようなシステムだということがやっと分かった
次第。

落札者にこちらの落ち度を謝罪。品物を即発送して事なきを得たのだった。

     *****************

ただねぇ、わが失態を棚に上げて言っちゃうけれど、相手の無知や
失敗に
出会ったとき、私だったらもう少しやんわりと指摘するけどなあ。
たくさんのエクスクラメーション・マークに彩られたケンカ腰の文章に、
かなりビビりました。

 


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席を譲られて焦る

2017年07月09日 | 暮らし

電車の中。ドア横のコーナーに寄りかかっていた。いつもの癖で、つい
目を閉じる。私は、立ったままでも眠れるもので。

  「大丈夫ですか。座ってください」

突然、声をかけられてハッと目をあけた。声の主は中年の女性だった。

  「何だか具合が悪そう。どうぞ、ここ座って」

いえいえいえいえ、全然具合悪くありません。目をつぶっていただけです。
強いていうなら眠かっただけ。

そのあとは目をパッチリとあけ、口角もしっかり上げて、元気をアピール。
予想もつかないところからの親切に、慌てまくった私でした。

 

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プレミアム会員

2017年06月25日 | 暮らし

あるブログに先日アップされた記事である。

『498円に泣く』

ヤフー・ジャパンのプレミアム会員になると課される毎月の会費が498円なのだが、
この類いの契約を解除する際のめんどくささが、書かれていた。

まさに!と 自分の体験に照らして大いに共感したのである。

   **************

その昔、私と娘の2人分のプレミアム会員契約をした。二人だから「498円×2」ね。
ところが、驚きの事実が判明する。娘はとっくに自分自身で契約し直していて、
古いプレミアム会員契約のことなど忘れ去っていたという事実。

つまり、使われなくなった娘のプレミアム会費を10年以上にわたって、無駄に払い
続けていたということになる。私のクレジットカードで! もちろんすぐに解約手続きを
取ろうと考えた。

ところが、娘のIDがわからない(本人も忘れているし)。Yahooサイトのヘルプを
あちらこちらさまよったけれど、IDが不明ではにっちもさっちもいかないのである。
ただただ堂々巡りをするばかり。そして、ようやくたどりついたのが

    「解決しない場合はお問合せへ」

これこれ、これです。

記述式で質問することができれば、こちらの状況を分かってもらえて回答がもらえる
はず。そして2日後、何とか解約に漕ぎつけました。

笑えたのは 「本当に解約でいいんですね」「あんなサービスもこんなサービスも
受けられなくなりますよ」「本当にいいんですねっ」とかなりしつこくサイトの中で
念押しされ
たこと。

親切のつもりなのかなあ。


高値がつく

2017年05月25日 | 暮らし

「複視」という目の症状に振り回された夫は、コンタクトレンズの
使用を
止めると宣言した。目のためにはコンタクト卒業は良いこと
だと私も
賛成する。

ただ、些細なことだが困りごとがひとつ……

「ハードコンタクト用洗浄保存液」の大量買い置きが、宙に浮いて
しまった
のだ。まとめて買うと多少安くなるので、いつも1年分ずつ
購入する。
今回はそれが全く手つかず未開封の状態で、丸々残って
しまったというわけ。

周囲の人に打診してみたが、貰い手は見つからない。死蔵してダメ
にして
しまうよりは、と意を決して「ヤフーオークション」に出品する
ことにした。

  *******************

そもそも入札自体がないかもね、購入価格の十分の一でもオッケー
だわ、
必要な人に使ってもらえたらラッキーなんだから、という程度の
気持ちでの
出品だ。

だが、意外なことに高値がついてどんどん競り上がっていく。
ちょっと待って、あんまり高くなると定価に追いついてしまう。希少性
のある
商品ていうわけじゃないんだから~

つい怖気づく、気の小さい私。落札者に申し訳なくて、当初の告知を
撤回
して送料はこちら持ちということにした。喜んでもらえて私も嬉しい。
何より
無駄にせずに済んだことがいちばんです。

 

 


iKnow! 痛恨の一日

2017年04月25日 | 暮らし

何とも大げさなタイトルだが、私にとってはかなり悔しい出来事なのである。

9ヶ月ほど前から続けている英語の学習サイト「iKnow !」の連続学習日数が
240日になったところで途切れてしまった。悔しいなあ。忙しいさなかでも、
くたくたに疲れた日でも、1日に1回はアクセスしてプログラムを進めて
いたのにねぇ。

問題の241日目、わたし、いったい何をしていたんだろう。ただ単にアクセス
するのを忘れちゃったってことなのよね。納得できる理由が無いというのが、
むしろ腹立たしい。


気を取り直して再スタートである。やっと24日目まで来たぞ、と。

 


一株に右往左往

2017年03月08日 | 暮らし

安心食材を宅配してくれる会社「Dの会」会員として、ここの株を
一株だけ
持っている。その「Dの会」が「O株式会社」と合併する
ことになった。

株式交換とやらで、O社の株を持つことになったのは良いのだが、
困ったのはO社が上場会社だったってこと。証券会社に口座を開き、
私の一株分をそこへ入れなくてはならなくなった。

これまでの人生で、証券会社へ足を踏み入れたことなど、ただの
一度も
ない私なのだが、仕方がない。近くにある支店を恐る恐る
訪ねることに。

   **********

口座を開くのに窓口で2時間かかった。古~い株式だから「特定
口座」に
入れるための書類が何種類も必要で、発行元に請求する
手間もすっごく面倒
。挙句、あまりに古いものだから取得費は不明
ってことで「特定口座」には入らないという
オソマツ。

たった一株なのよ。 今後売り買いする可能性はゼロなの。それでも
ルールは
ルール。忍の一字で手続きを終え、晴れて私も証券会社に
口座を持つことになりました。
たった一株のための口座ですが。


梅も桃も

2017年03月02日 | 暮らし

とうとう3月になってしまった。春である。
となれば、それに続く夏だってすぐに来てしまう。
春の憂鬱がいよいよ始動したわけで、私は
息をひそめて季節をやり過ごすのみ。


我が家の梅と桃も満開です。あ~あ。

 


失言

2017年02月25日 | 暮らし

友人のお父上が亡くなった。骨折で入院していたのだが、インフル
エンザに感染した結果の呼吸不全が直接の死因だったという。

話を聞いて「何ということ!」と少なからずショックを受けた。骨折は
いずれ治るから元気に退院できるはずだったのに、病院で感染した
インフルエンザで亡くなるなんて。

だが、友人の言葉は淡々としていた。

  「ある意味大往生だったと思うわ。93歳だったから
  持ちこたえられなかったのは仕方がないの。
  長く病みついたりしなくて却ってよかったと思う」

今は、そういう風に考えることで気持ちを整えようとしているのかなあ。
そんな彼女に悼む思いを伝えたい一心だった。
そして私の失言が飛び出すのである。

  「93歳…お歳に不足はないから天寿を全うされたのね」

言った直後に気がついた。ちょっと待て。「歳に不足がない」だなんて
他人の私が言うべきことではなかった。この発言がギリギリ許される
のは、ごく
近い身内だけでしょう。 

参ったなあ。「失言でした、ゴメン」 なんて謝るわけにも…

  

 


親切ね

2017年02月19日 | 暮らし

市役所へ市県民税の申告に行ってきた。昨年支払った医療費と
生命保険料を
もとに控除を受けるためだ。払うべき税金はきっちり
払うけれど、
払い過ぎは断じていやだもん。

受付の職員男性は、申告用紙を見ながら何やらパシャパシャと計算。

   「わずかですけど、所得税が戻りますよ」

えっ、そうなの? 年金収入のみ、しかも400万円以下だから申告は
不要だと決め込んでいた。というより、住民税と所得税の両方で控除が
受けられることを知らなかったのだ。ずーっと年末調整にお任せ、という
サラリーマン家庭で暮らしていたから、分からないことが多すぎる。

窓口の若い職員は、所得税の方で申告をすれば住民税の申告は
不要になることも教えてくれた。よし、来年からはダメもとで所得税の
申告書を作ってみることにしよう。

地方税の窓口が国税の還付の情報まで教えてくれるなんて、とても
親切なことだわと思ったけれど、これって当たり前の仕事のうちなの
かな?


建国記念の日

2017年02月15日 | 暮らし

新聞の校閲担当者が不定期に執筆するコラムが面白い。2,3日前の
記事には、「建国記念日」ではなく「建国記念の日」とする理由が載っていた。

戦前の紀元節2月11日をスライドさせて、建国記念の日と法律で定めた
わけだが、この日が神武天皇の即位した日であるというのは正確な史実
ではない。だから、そのまま建国記念日とするわけにはいかなかったと
いうことらしい。
あくまでも「日本国が建国されたことを記念する日」の意味
「建国記念の日」と呼ぶことにしたんですって。

これ、当然の常識で、私が物知らずだったのかな。夫はちゃんと説明
できたし。

国体に関係する祝日としては「憲法記念日」と「天皇誕生日」があるけれど、
こっちには「の」が入っていない。なるほど、日にちがはっきりわかっている
から
なのね。


福豆と恵方巻

2017年02月04日 | 暮らし

「今日は八幡さまで豆まきだわ。神社で福豆を分けてくれる
みたいよ」

昨日の接骨院待合室で耳に入って来た話題である。そうだ、
明日は立春だ。ってことは、
今日が節分。神社へ行ってみよう。

豆まきの時間を避けて社務所の窓口へ向かう。200円を納め、
袋入りの福豆を
分けていただいた。袋の中には小さな紙切れが
入っていて「松」や「竹」の文字が
書かれている。引換券です、
と巫女さんが教えてくれた。

根付とか小さいお札とか、ちょっとした縁起物と交換してもら
えるのかなあと
ワクワクしながら券をさし出したら、カップに
入ったポテトチップスを渡してくれた。
あ、ポテトチップス
なのね。ほんの少し鼻白んじゃったかも。

   *********

節分といえば、その年の恵方を向きながら太巻き寿司を長い
まんまほおばって
食べるという行事(?)がここ何年か流行っ
ているらしい。

太巻き寿司を切らずにモクモク食べるなんて、普通では考え
にくい行儀の悪さ
だけど、福を呼ぶ縁起物だからと言われれば、
目くじら立てるほどのこともない
かな、と見て見ぬふりをする。

ただ、太巻き寿司は私も好物なので時々作るけれど、節分の
時期だけは避けているのだ。
心のどこかで「恵方巻と一緒に
されたくないぞ」って思っているんだわね、きっと。 
大人げない私です。



我に返る

2017年02月01日 | 暮らし

昨年12月、駅直結のスーパーマーケットが戻ってきた並ぶ商品の
質の良さに感激しながら日参し、気がつけば2月である。

肉と魚、そして野菜・果物、つまり生鮮食品を買うときは自然に足が向くし、
行けば行ったで珍しい食材が目につくと、ついついカゴに放り込んでしまう。
品質が良いぶん価格も高めだから、毎回の買い物代金は確実に
これまで
の3割増しである。

これはかなりマズイぞ、とようやく我に返る私。舞い上がったショッピングを
そろそろ終わりにしなくては。





ガラホ

2017年01月28日 | 暮らし

ついに私のガラケーが壊れた。メールのやり取りはできるが、通話機能が
ダメになってしまったのだ。もはやこれまでと諦めをつけ通信会社のショップへ
出向いた。

ガラケーらしき二つ折りの携帯電話が、辛うじて2種類ディスプレイされて
いたから、その中の一台を買うことに決める。だが、知らされたのは、
今や昔ながらの携帯電話の新機種は この世に(というのは大げさだけど)
存在しないってこと。
あるのは、携帯電話の操作性を残しつつ、スマート
フォンの機能をちょっぴり
取り入れた、いわゆる進化系ケータイ、
別名「ガラホ」だ。

スクロール機能がついたのでWEBの閲覧が快適です、LINEができます、
1300万画素のカメラを搭載しています、もちろんおサイフケータイにも対応
しています…ソンナンイランガナという
オマケがてんこ盛り。挙句の果てに、
人工知能が「今日は良い天気になりそう
ですよ」ってな具合に話しかけて
くれるんですと。 何それ。

でも、仕方がないのでそれを買って帰りました。まあね、せっかくついている
機能だから、いろいろ試しているところです。